記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

2011-04-08から1日間の記事一覧

『宇宙飛行士オモン・ラー』 by ヴィクトル・ペレーヴィン

同士諸君! 本著は、宇宙への屈折した好奇心と、祖国へのブラックな風刺がない交ぜになった 実に独特なSF風作品だ。 考えても見たまえ。 舞台は、我々西側の概念や常識が全く通用しないソ連である。 おまけに絶対的秘密主義ときた。 この張りぼての茶番劇が…