記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

記憶の残滓

1.17鎮魂ウォーク

年に一度、あの日がまたやってくる。 あれから23年目。 忘れられぬ一日。1.17。 かれこれ10年ほど、体調不良で断念する年もありつつ、 毎年この日を自分なりのやり方で追悼している。 西宮から神戸三宮までの約15km、夜通し歩いて、 追悼セレモニーが行われ…

あれから23年

あれから23年。 つい先日のように生々しい記憶が呼び起こされるが、 もうそんなに長い年月が経った。 今年社会人として旅立つ人達でさえ、 もはや歴史上の出来事でしかない阪神淡路大震災。 当時に比べれば、耐震技術も格段に向上した。 東北や熊本の大地震…

さよなら楽天食堂

連休前に、アニキから一通のメール。 あの楽天食堂が閉店するとのこと。 ええ〜!?マジですか…。 夏場にバテバテで食が進まない時や、 メンタルが弱っている時には、必ずお邪魔をして、 滋味深い麺や点心に救われていたのだけど、 それももうできなくなって…

TOKYO MIDNIGHT 〜Stranger's EYES〜

TOKYO MIDNIGHT 〜Retro-SF〜

TOKYO MIDNIGHT 〜Under the Tracks〜

↓秋葉原・ニュー秋葉原センター ↓神田・東松下橋架道橋 ↓神田・八千代倉庫 ↓鍋橋 架道橋 ↓神田・今川小路 ↓有楽町・食安 ↓有楽町〜新橋 ↓東京高速道路高架下 ↓浜松町ガード下 ↓高輪架道橋(通称・提灯潰し) ↓高田馬場・神田川上水 橋梁 ↓目白・新井薬師道 …

ジョナス・メカス×いしいしんじ 『幸せな人生からの拾遺集』 / 『フローズン・フィルム・フレームズ―静止した映画 』

日曜日のメインイベントは、毎度おなじみの誠光社さん。 映像作家のジョナス・メカスの2012年の作品 『幸せな人生からの拾遺集(Outtakes from the life of a happy man)』の上映に合わせて 作家のいしいしんじさんが”その場小説”を乗せていき、 しかもそれ…

3.11

6年目の震災の日。 何かできることはないか、何かやってみたいと思って 何かやってみても、それはただの自己満足でしかなかったり それでもいいから何かをやって、わずか足しになっても それは寄り添うということ以上のことではなくて。 でもその寄り添うこ…

22年目の1.17

22年目の1.17を迎えました。 この日ばかりは身が引き締まる思いがします。 毎年、前の晩から東遊園地へ歩いて向かうのですが、 週末からの体調不良が深刻で残念ながら今年は見送りました。 でも、追悼のつどいにはどうにか参加したいと、 始発電車に乗り込ん…

からほりへ

木曜日あたりからどうもノドの奥辺りがチクチクし始め、 そっからどんどん具合が悪くなり、 金曜の晩も酒も飲まずに寝床へ一直線。 土曜日は丸一日寝床で安静で少しましになる。 日曜日。家族で谷九へ観劇(これについては別記事)。 その帰りに近いので、ひ…

現代演劇レトロスペクティヴ<特別企画> AI・HALL+生田萬『夜の子供2 やさしいおじさん』

それは偶然が偶然を呼び、 生まれた小さな奇跡だったのかもしれません。 土曜日の深夜にたまたま見ていたバラエティ番組に、 片桐はいりさんが出ていて、ちょうど流れで、 元々の出身はどこ?という話になり、そのとき発せられた言葉、 それが「ブリキの自発…

記念日、宝塚にて

土曜日。 娘は午前中は学校の土曜授業。 昼から、プール。 この日はテスト日で、無事に昇格されておりました。 7/16は9年前に結婚式を挙げた日。 この間ニュースで、私たち夫婦が式を挙げた宝塚ホテルが、 将来的に歌劇付近に新築をし、 現在の建物は老朽化…

1.17鎮魂ウォーク2016

今年もまた1.17を迎える。 去年20年という大きな節目を越えたが、 それで阪神大震災が終結したわけではない。 去年も地震だけではなく、 集中豪雨による堤防決壊や土砂災害、 竜巻被害や火山の噴火など、 自然災害による被害が出た。 当然、自然というあまり…

1.17鎮魂ウォーク

今年もまた1.17がやってきた。 改めてあれから20年も経ったのかと思うと、 長かったような短かったような。 1つだけはっきりしているのは、 あの日のことを一度も忘れたことがないということだ。 忙しい日々の中でいちいち記憶の表層に上がってくるわけでは…

20年目の1.17

あの日あの地震によって亡くなられた人たちはもちろん、 数々の災害に見舞われたすべての人たちへの鎮魂の想い。 そして、あれだけの悲劇と逆境に遭いながらも、なお、 それを乗り越えて前へ前へと歩んできた我々人間のもつ強さ、勇気、希望を胸に。 節目の…

あれから20年

写真を探していて1日遅れになってしまったが、 昨日5/1は音速の貴公子、アイルトン・セナの20回目の命日だった。 長かったような短かったような、 気づけばセナが没した年齢に自分も達してしまった。 タラレバをいっても仕方がないのはわかっているが、 もし…

5th Anniversary

2008年の10月に初号機BMCを購入し、気づけばロード歴も5年。 ライドやレースなどについては都度個別にブログ記事に記録しているが、 これまでの自分の歩みをひとまとめで見れるようなものがなく、 ちょうどいい区切りなので、記念にフォトブックを編纂してみ…

さよなら赤川鉄橋

すでに地元を中心として話題になっていたが、 11/1の0時をもって赤川鉄橋の歩道部分が閉鎖となった。 その84年の歴史のフィナーレを見に行ってきた。 閉鎖30分前に到着すると、それはそれはものすごい人出。 工事関係者やマスコミ、鉄道マニアにご近所の方々…

1.17を歩く

また17度目の1.17がやってくる。 今年はこれまでと少し特別な思いで迎えることとなった。 それは3.11というショッキングな出来事があったということが当然ある。 東北の人々の復興を願う気持ちと同時に、自らの震災の記憶が蘇ってきてしまった。 そしてもう…

 仙人と下った谷

最近、故障で自転車に乗れず山歩きを本格化して思い出した。 大学時代、ゼミ合宿で六甲山荘に泊まった次の日の帰りのこと。 急遽、山を歩いて帰るぞと仙人のひと声。 ハイキングコースでものんびり歩いて帰るのかと思ったら、 いきなり道なき道に、ロープの…

のこされ島

天竺川ロード

北摂方面へ行くときによく通るお気に入りの道がある。 緑地公園から神崎川まで流れる天竺川沿いの道だ。 天井側の土手沿いにずっと続いていて見晴らしがよく、 晴れていれば梅田のビル群が見えるくらい。 道幅が狭いので車もほとんど通らないから快適。 自然…

北国を想う

はじめに断っておくと、寒いのはあまり得意じゃない。 痩せ方の僕にとっては冬は辛い季節。それでもときどき想うことがある。 前世はきっと北国の人間だったのではないかと。 南国の暖かく陽気な風景をあまりイメージしたことがない。 寒い国の生活はどんな…