記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

清滝走行会 & 鷲林寺TT 北摂ぐるり一周ツアー その2

午前中の清滝走行会を終えて自宅あたりに戻ってきたのが13:30。
奥さんに一報を入れると、今からみんなでカニ道楽でお昼して
その後買い物やから、好きにしていいよとのこと。
いつも朝は寝ているから、こんなに早く終了するのももったいない。
走行会はとても楽しく大満足だったが、大会も近づいてきたしもういっちょ。
そこで先週やり残した宿題をするため、甲山へ行くことに。
色々な上りルートがあるのだが、
頭の中でTTのルートを覚えているのが鷲林寺TTだけだったので、
それに挑戦するため夙川へ向かう。


十三大橋で淀川を越えて、そのまま十三筋。
神崎川を越えて山手幹線に入る。
(先週はここで大雨に降られて断念)
尼崎を抜け西宮に入った所で、西宮ガーデンの混雑を避けるため
阪急を越えて西へ。国道171号(イナイチ)を越えてから、
住宅街に迷い込む。丘陵地なのでグイングインと上り下り。
するといつの間にか夙川に出る。
苦楽園口駅で場所をもう一度確認してTTのスタート地点へ向かう。


TTのコースについては、思いつきで来たのもあってあまり事前に情報を入れてない。
ずいぶん昔、一度甲陽高校から歩いて帰った記憶があって、
そのとき「もんのすごい坂だなあ。こんなとこ通学するにはいだや」と思った。
いつもの清滝よりも強敵だとは思うが、あまり来ない場所。
やれるだけやって、とりあえずは降りずに上りきることを目標にする。


そしてスタート。直後からゆるやかなカーブを描きつつも、
道は遠くまで見通しがきくので前方を見てみる。
弓なりにグイーンとしなるように傾斜がきつくなってる!
でもあれくらいは行けるはずだ。清滝で鍛えた脚を信じろ!と
自分にハッパをかける。
にしても道幅が狭い上、交通量が多く怖い。
でもこっちもただ上るので必死。


夙川学院短大のあたりから傾斜はさらに厳しくなってくる。
なんじゃこらあ、もはや坂というより壁だな。
必死のダンシング。もう降りようかとも何度も考えるが
たとえ時速4kmになったっていいからと
自分をリラックスさせながら我慢の走行。
たぶんこの区間が一番しんどかった。


少し行くと道幅が広くなり、傾斜も気持ち楽に。
甲陽高校前まで上がってきた。もう一息?と思いきや、
ここから再度の激坂。・・・・・・。怒怒怒。
くっそう畳み掛けてきやがるなあ!
でもせっかくさっきの坂を上ってきたのだからここであきらめるわけにはいかない!
気合を入れなおしつつも、ペースを自重しながら上る。


北山植物園の緑が右手に見え出すとようやくいつもの感じの
傾斜で安定しだした。山場は越えた。
でもすでにかなりの疲労が蓄積。
それでもリアを1枚重くして少しでもペースアップ。
そして鷲林寺南口バス停でゴール。
15:08。
この時点では早いのか遅いのかわからない。
でも上りきった。
すでに1.5清滝をこなして、それでも降りずにめげずに上りきった。
あとで調べたら、平均斜度7.2%、最高斜度12.2%。
清滝がそれぞれ6.4%、10.3%だから、これは次につながる大きな自信になる。


今日はまだまだつづくぞ!