記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

清滝峠TT〜大正池TT〜犬打峠TT

次の日は待ちに待った淡路島ツーリング。
朝が早いし、今日は軽く済ませたい。(いつも言ってるが…)
どれだけ成長できているのか、大会前に最後のチェックも兼ねて
今日は久々に清滝にチャレンジ。


自転車を始めて、一番最初にチャレンジした峠だけあって、
スタート地点に立つと気が引き締まる。
スタート地点からアウターで回す。一度本線をくぐって迂回し、
支線と合流する地点まで。
合流のところでダンプが何台か後ろに車を連れてやってきたため、
1個目の信号のところまで少しタイムロス。
それでも前半から飛ばす。
次の交差点でインナーにチェンジ。
ホテル前まではまだ3枚も残してがんばる。
でも今日は足が重い感じ。しかも季節の変わり目で少しぜんそく気味。
今日はきっと更新は難しいだろうと思いながらも、ふんばる。
カーブの連続する区間に入ってもなかなかダンシングで攻めきれない。
シッティングで押し上げ押し上げ。
ラストの直線、またも別のダンプがお邪魔。それでもスパート。
14:47!
おお!目標だった14分台突入。体がついてきてないと思ったのだが…。


そこから休憩をはさんで奈良側へ。163号を東へ木津川まで。
そして今度は北上。途中でわき道に入って木津川のサイクリングロードへ。
玉水橋をわたって、JRを越えると少し上り。
のぼりきったところにある玉津野神社前からTTスタート。
平均斜度4.1%だが、8kmダラダラと上るコース。
急に山道になり、車が行き違いできないくらいの道幅。
なんか上ってるなあくらいの坂なのだが、ペースが上がらずダレてくる。
大正池グリーンパークを過ぎてもまだ単調な上り。
ずっとこのままでいくのだろうか?
と思っていると急に道が林へ吸い込まれてゆく。
!!!いきなりの激坂登場。なるほどここを上りきればゴールか。
勢いづけて上る。
初めてで距離が分からないので、不安いっぱいでクルクルまわす。
ヘアピンを回りきると空が見え、そのうち峠に到着。
29:49。
ようわからん。ラストだけきつかった。
でも杉林の中を通る道なので夏場は涼しく走れそう。


そこから和束へ下る。おいおい、めちゃめちゃ急坂じゃないか!
こっち側からはよう上りません。
そのまま下って県道5号のところにあるローソンで小休憩。
スペシャライズドのローディさんがちょうど休憩を終えて出ていかれる。
今日は風があって、すごく寒い。日も傾きだして手足が冷えてきた。
ここで体を温めなおすのも兼ねてもう1本。
ちょうどこのローソン前にある交差点が犬打峠TTのスタート地点。
スタートから1.5kmは先ほどの大正池と同様、ゆるーい坂。
でも予習の時、平均7.8%。清滝よりも急だったはず?
つまり・・・。後半恐ろしい激坂が待っている予感・・・。
分岐から森へと狭くなった道が続くにつれ、傾斜がきつくなっていく。
ヘアピンを曲がるたびに、その前の傾斜より確実に厳しくなっていく。
回しても回しても、もう4〜5kmしか出ない。前タイヤが浮きそうだ。
さああのカーブを曲がったら峠だろうと、気持ちを奮い立たせる
!!!
そこにあったのはゴールではなく、さらにヘアピン、
そして確実に今以上の激坂がすうーと上っていく!!!
だめだ、もうがんばれないヨ。
道幅いっぱい使って蛇行。ヨロヨロ、クルクル。
もう歩いた方がゼッタイ早い。
20:38。
誰にとってもそうだと思うが10%以上の傾斜は本当にしんどい。
15%越えたらもう壁にしか見えない・・・。
完全に疲れきってしまい、峠でヘタリこむ。恐るべし犬打峠。


帰りは、一旦宇治田原までそのまま県道65号を下り、
そこからR307で、京田辺〜氷室の丘越え〜枚方と戻る。
最後は真っ暗の中ヨロヨロと淀川のサイクリングロードで帰路につく。
淡路島を前にちょっとハリキリすぎてしまった。


走行距離:103.76km
TOTAL:1472.2km