記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

パンパンとハムサンド

日曜日。本当は午前中ぱしゃ君と箕面練を予定していたのだが、
朝電話があって、お熱が出たそうでキャンセル。
そのまま単独で走りに行ってもよかったのだが、気がそれてしまったのでやんぴ。
コハの体調もようやく上向きになってきて、ウズウズしてるみたいなので
そこで家族サービスデーとして、王子動物園へGO!
とってもいい天気だったので、ぎゅうぎゅうに混んでるかと思ったが、そこまでではなかった。
奥さん曰く、王子動物園は初めてらしい。ADW、上野動物園も行ったことないという。
じゃあ、今日初めて生でパンダ見るんやん!


でわでわ、いきなり入ってすぐのパンダから!
コハは、もさもさと竹をむさぼるパンダを発見して、
「うをうをうを」と大興奮で唸りだす。
ベビーカーから早よ降ろせ、一大事じゃ!という感じだったので降ろすと、
柵にがしっとしがみついて、ひたすらパンダをガン見。
時折唸ったり、「パンパン、パンパン」といいながらずっと動かない。
そろそろ次行こうかというと「い〜〜〜〜やっ!」
そうですか。しかしあなたがそんなにパンダが好きとはお父ちゃん知らなんだわ。
10分ぐらいずーっとひたすらパンダに熱いまなざしを送るコハ。
すごい熱意。


↓タンタン?コウコウ?どっちだ?


しばらくしてオムツが膨らんでいるのに気付いたので、
ここでパンダにバイバイしてオムツチェーンジ。
でわでわ、ここでお昼ごはんにしましょう。
行きしな梅田のパン屋さんで買い込んだおいしそうなパンをゾウ舎の前の日陰で広げる。
コハはハムサンドばかりをひたすらむしゃむしゃ。
「ハムサンド好きな人〜?」というと満面の笑みで元気よく手を上げて「ハイッ!」
これまたコハの意外な好物を知りました。


最初はゾウはゲージに入れられて見えなかったのだが、
そのうち広場に出てきた。
コハに「ぞうさんやで」というと、力強く指を刺して「ゾッー!」
もっと小さい頃に京都市動物園に行ったときは、
でかすぎてゾウの存在に気付けなかったが、いまや指差して「ゾッー!」
こどもの成長は本当に早いものである。


↓ゾウの乳搾りなど初めて見た


そこから、アシカのプールへ行って興奮したり
ふれあい広場でナゾの号泣で手がつけられなかったり、
その後授乳室でチチもらって嘘のように復活したかと思えば
アタシ歩く、歩くの!
と上り坂を前のめりで行進したり。
ちょっとした遊園施設で、メリーゴーランドや汽車、観覧車に乗ってノリノリ。
喜怒哀楽を全て100%で出し切って、帰る頃にはお疲れちゃんモードで
赤ちゃんのようにスリングの中でおかあちゃんに抱かれていい気分。
もうあなたは赤ちゃんじゃなくて、立派なおねえちゃんなのよと諭すが
首を振ってガンと受け付けない。
だって、アタシ赤ちゃんだもの。


↓「何か?」


なにやらとても疲れたが、とても楽しくていい休日だった。