記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

夜間、山間、とんちんかん

金曜の晩。
予告どおりに深夜の山練。
20:00にいつもんとこ集合。
コンディションは徐々に上がり目。
都島通〜野江〜花博通〜第2京阪と進む。
道がわかりづらいところや、分岐前はこちらで曳くが、
快走できる道はリクエストどおりぱしゃ君。
今日は問題なくついていける。
R163に合流し、R170のとこで信号待ちの時に
前を曳くぱしゃに次の信号で左折するよう何度も念を押して、
本人も復唱してたのに、完全指示無視で直進!アホかと。
上る前にコンビニで補給をしていざ、中野ランプ。


1本目はぱしゃ君のタイムアップを図るべく、
前について少し速いペースで曳く。
ぱしゃ君の最新かつ最速タイムは18:00。
いくら何でも遅い。のでせめて15分台を目指す。
スタートからは押さえ気味で15kmペース。
本線くぐってから少し勾配が強くなるスロープでは
楽になるダンシングを勧める。
そこから2つ目の信号の所までは、好調で12kmペースくらいでグングン。
ホテル前くらいから失速がはじまり、必死で声かけ。
クリーンセンター分岐で勾配が緩くなるので、そこから1枚上げろいい、
15kmペースを維持させるが、どんどん失速して切れていってしまう。
「ここで失速したら、前半の努力が台無しや!ふんばれ!」
とハッパをかけ、ラスト馬糞の香りとともにスパートさせゴール。
結果は15:41
タイム自体は他と比べたら大したことはないのかもしれないが、
先月まで上ること自体ギリだったのを考えれば、ものすごい上達!
素晴らしい!


2本目に向けて下る。どうも後輪のブレーキの効きが悪い。
なぜなぜと思いながら下りきって、見たら、ブレーキレバーが完全オープンしてた。
清滝の下りはスピードが出るだけに、今考えると怖〜。
ちゃんと基本的なチェックはおろそかにしない!


さて2本目は私目が主役でございます。各々のペースで上ります。
さきにぱしゃ君を見送って、1分後にスタート。
序盤抑え目で20kmペース、ダンシングでスロープをのぼる。
ここから少しペースを抑えながら(抑えすぎだったが)
2つ目の信号でぱしゃ君をパス。
ダンシングでブッちぎって、クリーンセンターまではガンガン攻めた。
そこから勾配が緩んで、ちょっと油断してしまい、ペース上がらず。
大きくカーブを回って竹やぶ区間に入るところで再度奮起しスパート。
カーブミラーが見えて、もう1段ペースアップするが、
ヘロヘロで思ったよりスパートになっちょらんままゴール。
12:12
自己ベスト更新ならずも、12分前半ですから、いい感じ。
ぱしゃのゴールを待ちながら、補給&休憩。
5分位してヒーコラ上ってきたので、スパートと声かけゴール。


3本目行くかどうかとなって、同じ所は面白くないので
ちょっと冷やかしに、暗峠がいかなるところか案内することになった。
もう日付が変わろうかというときに、昼間でさえ危ないトコだが、
どうせ昼間でも上までは上りきれないだろうし、
牧岡公園くらいまでにしといて。
ほんの入り口、しかもコース中斜度の緩めのところだが暗峠の恐ろしさを十二分体験できるだろう。
ということで、旧R170を南下。
石切の高架を抜けてすぐで右折し、上り。額田駅の方からアプローチ。


さて、きちゃいました暗峠
鍛え上げた猛者のみが挑戦を許される、一見さんお断りの禁断の坂。
きちゃったなど、ノリで来たら痛い目を見るのは間違いなし。
しかも真夜中。あむない、あむない。
でも来ちゃったから上ります。
最初から全開でダンシング投入するぱしゃ君の後ろインターバルを開けて上る。
なんかおかしくなってしまったのか、ぱしゃ君ずっと笑いながら上っとる。
途中、住宅街の終わりのところの駐車場にエスケープしよったと思った瞬間、
ぱしゃ君、思いっきり立ちコケ!びっくりした!
もうやめとこかと聞くが、ありえへんけどおもろいからと続行宣言。
そっからさらにキツくなったところで対向から車!で再びエスケープ。
この坂ではもうアシストとか人のこと気にしてられんので先に進む。
1つ目の橋のあるところでエスケープ。ぱしゃ君完全に壊れてしまったがや。
そっからリスタートするが、ここで多くのローディーが立ち向かい散っていった例の溝。
段差・イン・ザ・ダーク。
1つ目はクリアしたが、2つ目であえなく脚着き。
というか、暗闇でアレは危なすぎる〜。
法照寺まで来て、上を見るが文字通りの暗峠
これ以上続行は今日は危険ということで、ここまで。
全工程中わずか1/6。しかも難易度がそこまでの序盤のみ。
それでも暗峠の恐ろしさは味わってもらえたと思う。
にしても真っ暗闇での上りは面白すぎる〜!
そこからありえへん角度で下ハンもって慎重に下る(落ちる?)
ヤヴァイヤヴァイ。下りのほうが恐怖。
無事に下りきったが、途中棄権で帰るのもなんだかな〜。
と消化不良。
ここまで来たら十三峠でも上って帰りたいな〜と、
上りはもうゴメンになってるぱしゃ君を説得して、再び旧R170を南下。


で、やってきました大竹セブン。真っ暗もいいとこです。
4km第3区間あり、第2区間の勾配がきついということを簡単にレクチャーして上る。
初十三のぱしゃ君はとりあえず脚付かずに上ることを目標に。
序盤は斜度的には緩く安定。ぐんぐん上がっていき、眼下に綺麗な夜景が広がり、
ぱしゃ君もしんどいながらも喋りながら上れている。
第1区間終了。ここからが本番。
ときどき来る車を注意しつつ、できるだけ緩いラインをとりながらえっちら上る。
ちょんと勾配が上がるところは、今日覚えたしんどくないダンシングでしのぐ。
後ろで「ウ〜ウ〜」とうなり声をあげながらもちゃんと着いてくる。
ヘアピンを抜けて、渡り廊下までは勾配も緩くなるので、そこで一息つき、
第3区間へ立て直す。
水飲み場からはもうダマシダマシ。3つヘアピン抜けたら終わりなので
カウントダウンしながら。
ラスト、駐車場の明かりが見えてスパートし、先に駐車場で待つ。
遅れてやってくるぱしゃにガンバレ!ゴールゴール!と声掛ける。
そして無事脚をつかずにゴール!
ようやったようやった!
きっと昼間に延々続く、清滝の非じゃない上りを見たらやばかったろうけど
夜だったからがんばれた。
何にせよ、十三峠初登頂したのは間違いない!すばらしい!
と騒いでる横で、大雨に打たれたように大汗を流して倒れてるぱしゃ君。
お疲れ様〜。


はい、この時点でAM1:00です。遊び過ぎです。
この後慎重にも慎重を重ねて下山し、いつものルートを激走して帰宅。


走行距離:75.93km
TOTAL:3019.46km