記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

市場リアン

わが家の週末の恒例行事、それは天満市場への買出し。
近所のスーパーももちろん日々利用はするのだが、
基本的に毎週末に市場へ出かけて1週間の食材をどかっと購入するのが常。
市場の食材は安いし、量が多いのでお買い得なのはもちろんだが、
一番はやはり新鮮で安全な食材がそろっているのがいい。


市場で買い物をしだしたのが結婚してすぐだからもう3年近く経つが
そのうちに、こちらの目利きも上達する。
どっちの方が鮮度があるとか、おいしいとか。
同じようなお店が並んでいるように見えて、こちらの方がいいものが入っているとかわかる。
その辺は奥さんのお手の物。
野菜だけでなく魚やお肉も安くて旨い。その辺のスーパーとは全然違う。
人の顔よりでかいバラの塊が1500円とか。食べきれないから買わないけど。


市場ってちょっとしたテーマパークのようで楽しい。
狭い通路を掻き分けながら、道の両脇に所狭しと並べられた商品。
おっちゃん、おばちゃんの威勢のいい声。
実に活き活きとした場所。
こないだは、八百屋のおばちゃんが、「水菜7袋50円!」としきりにアピール。
7袋50円?すごい。しかもめっちゃみずみずしくて美味しそう。
でも足の速い野菜、絶対食べきれないから
もったいないので奥さんは必要なものだけ買って断っていたが、
おばちゃん「何でえ!こんなええもん!」と残念がってた。
こういう掛け合いも楽しい。