BRM807 泉佐野〜青山峠〜泉佐野300km その3(第4CP〜雄ノ山峠〜ゴール)
榛原のCP到着の時はすでに雨はやみ、まだ夜は明けておらず。
このまま忍阪の直下ダウンヒルが暗いのはヤダなと思ったら、
少しずつ東の空が白んできた。
夜が明けるのを感じながら、補給。
ここでいいものを発見♪
永谷園のレトルトお茶漬け!あったかものは食べたいけど、
ヌードル系は脂っこいし、お米をさらっと食べたい時にこれ以上のものがあるだろうか!
まさにベストオブ夜食。
味付けも梅なので食欲がわく。
暖を取りながら、疲労回復に努める。
そのうちインタマさんも合流。インタマさんはひたすらぷっちんプリンで補給。
となりでお一方が眠気が限界な様で、仮眠されている。そういやもうそんな時間帯。
大分空が明るくなり、ライトをつけなくても大丈夫なくらいになってきたので、
いつもの3人組体制でリスタートです。
女寄峠の上り返しは、ユルユルダラダラしゃべりながら。
ヒルトップについたら、下りの速度が各人まちまちなので、
下りきって野犬のいる上りで集合という約束で下る。
路面ははっきりと見えるくらい明るい。マイペースより少し抑え目で下る。
それでも最速66km。
途中で、AJ福岡のピンクジャージの方がさーっと抜いていかれる。
きっとあれは75kmくらい出てたんじゃないか?
ぱしゃ君がいたらきっと喜ぶだろうこのダウンヒル。
無事に事故なく下りきって今度は上り。
下りでついてこられてたインタマさんが下がり、estrada2008さんと合流。
こちらは後ろの様子を振り返りつつ、先行されたピンクジャージの方を追う。
木材団地の交差点で、4人が集団化。
そこから再びダラダラとした上りをこなしながら、亀石。
ここで曳いていただいたピンクジャージさんが寄り道のため離脱。恐らくあ〜すかふぇ目的。
ここからまたまた3人体制。再び先頭を曳きます。
飛鳥のアップダウンをこなし、飛鳥駅のところでエスケープルートを選択。
正規ルートに戻り、前面には朝日を浴びてめちゃくちゃキレイな裏金剛山の姿。
心表れる実にすがすがしい朝だ。
ここからは細い細い県道で集落を抜けるコース。
上りって言うほどでもないが、上り基調。しかも向かい風が結構厳しくペース上がらず。
前回200kmの時にオーバーランした奉膳の高架下も無事くぐる。
さあ、あとこっから次の住川CPまでは、テクノパークのちょい上りを越えるだけ!
そのうち、山岳ジャージのスペシャさんと、LEMONDの2人組みさんが合流し、5人で進む。
前方に虹発見!きれいですなあ。
と思ったら後方でトラブル。
estrada2008さんが、写メで虹を撮ろうとして携帯を落としたらしい。
少しペースダウンをして、無事復帰。
そこからピークまでわずかながらの上り。
まず山岳ジャージさんが先行してダンシング。続いて私。後ろにLEMONDさん。
CPまでわずかなのでちょっとTTモードで遊んでも問題なかろうとダンシングを開始して
山岳ジャージさんをパスし、加速。後ろからLEMONDさんがついてくるので、さらに加速。
ガシガシやってヒルトップ通過して、そのまま待たずに下る。
CPにはLEMONDさんと2人で先着。続いて山岳ジャージさん。そして2人という形。
5:54。第5CPの住川町のローソン着。
ここでもあまり補給ができなかったように思う。思い出せないのできっとそう。
どうも冷たいドリンクばかり飲むといかんな。次への反省。
続々と到着組みが来て、混み始めたこともあって、ささと出発。
お一方をパスし、信号3,4つ先に先ほどの山岳ジャージさんとLEMONDさん発見。
五條までは下り基調なのでペースガンガン上げて、徐々に追いつく。
結局追いついたのは、紀ノ川を渡る橋で。後ろつきま〜すとお断りをして合流。
正直さっきの区間向かい風が厳しくて、
意外と体力を奪われてしまったのでちょっと先頭交代して欲しかったのだ。
五條病院前を通過し、丹原で右折。
ここからは30kmオーバーのいいペースで紀ノ川沿いに西進。
そろそろ背中がジリジリと暑くなってきたぞ!暑いのがやってくる!
ひたすら橋本まで曳いてもらい、学文路の上りもあっさり。
そこを下ったところで、お二人は仮眠を30分ばかり取るため離脱。
曳きありがとうございました!
そこから再びいつものトリオで進む。新道の上りを避け、平坦な旧道で体力温存。
堤防沿いを進むが、相変わらず向かい風で30km前後しかペースが出せない。
さすがに夜通し走ってきた疲労と、もう明らかに暑いと感じる日光のせいか?
さっき補給が十分ではなかったのか、ハンガー気味。ああ、コーラ飲みたい!
といういつもの症状が出てくる。
次の通過チェックまで、記憶では3つほど面倒くさい上りがあったので、
それまでに一服をということで、ちょうどその1つ目ののぼりの手前にあったサークルKに停車。
しゃっと補給をしてリスタート。
一本目の邪魔臭いのぼりをこなす。暑いぜ。
そこから旧道に入り、対向に注意をしながら進む。
竹房橋の小上りで、前方に2人ほど発見したので、追走で上るが、3人がバラバラになったので待機。
追走はあきらめ、ラスト船戸のにぶい上り。
しゃっと下って通過チェックの大垣内のローソン到着。
もうこれで完走は99.99%大丈夫。残る難関は雄ノ山峠1つのみ。
ここで朝ごはんがてらざるそばをいただく。もうじき出ようかという頃に、
五條から前を曳いていただいたお二方も到着される。
はてさてリスタート。あやしい小径を3人で行く。目印のライオンズマンションをかすめ川辺橋。
と、ここで急に腹痛に襲われる。どうも冷えてしまったようだ。
ちゃんとCP出る前にトイレは行ったのだが・・・。
私はお腹がとても弱いのです。
と、R24のところにマクド発見。
ここまで何度かトイレで出発を待たせてしまっていたし、
もうゴールはすぐそこということで、一刻も早く先へ行きたいだろうと思って、ここで離脱を宣言。
というか一刻を要する事態である。
さっと手を振り離脱し、クリートを鳴らせながら店内へ。
ハッピースマイルなおねーちゃんを振り切り、2Fのトイレへまっしぐら!
そして!最大の山場を見事に乗り切った!
そこから2人に追いつかんと猛追を開始する。多分信号3,4回分ほどの遅れ。
R24を渡れば、そこから上り基調で段々斜度が上がっていく。
うまくいけば山中渓あたりで捉えられるか。
軽量化も済み、もう何もソワソワする必要もなくなった今、怖いものはない!
と息巻いていたら、県道7号のところで信号に捕まる・・・
こりゃ無理か、暑いしと思いながらも、ガンガンハイペースで集落の上りをこなしていく。
県道64に合流し、さらに斜度が上がるが、ダンシングでペースを落とさず進む。
するとかなり前方にローディー2人組を発見!
もしやと思って「おおい!」と大声をかけるが反応なし。
すぐにカーブで見えなくなってしまったので、さらにペースを上げて近づく。
とやっぱり!がんばったおかげで緒ノ山峠の一番の難所の直前で追いつきました。
さてこの2連ヘアピンから峠のトップまではそんなに距離があるわけではなく、
しかもこちらは勢いづいているので、そのまま2人を抜き差ってトップで待つことにする。
ヘアピンもあえてのイン攻めでガシガシ行く。暑さで一気に汗が吹き出る。
一番傾斜のきつい所を抜け、あとは惰性でトップまで。
思いついて、上がってくる2人をデジカメ用意して待ち構える。
しばらくして、ランデブーで上がってくるお二人をパシリ★
いやあ事実上終わりました。もうあとはゴールまで走るのみ。
健闘をたたえあいながら和泉鳥取まで下っていく。
もう1回丘を越えて、岡中西で県道63号に入る。あとは一本道。
しかしそこからが遠かった。常時海から吹く向かい風も嫌だが
ここからイチイチ全部の信号に引っかかった!
本当に見事にひっかかった。萎える。これは萎える。
3人とも大ブーイングである。
これがなければ10:00ジャスト狙えたはず。
とかなんとかいいつつも着実にゴールを目指す。
ラスト、おさらいのような陸橋の上りを全力で上りきり、
ゴールの温室へ到着!
10:10、3人そろってゴール。
がっちりと握手を交わす。お疲れ様でした!
少しゴール地点で休憩後、ご挨拶をして駅へ向かう。
自走して帰ろうかとも思ったが、もう直射日光がそれを許してくれそうにない。
そして、ロッカーが駅構内にあるので、もう切符を買ってしまう。
ロッカー前で、いそいそ組み立てや着替えをしていたら、
ビニール袋で超簡易的に輪行した方が横に来られたのでお話をする。
すると、どうも帰路の名張でDNFをされたそうで、今しがた電車で到着して
今からゴール地点へ向かうとのこと。
膝に故障を抱えていたらしく、がんばって青山峠を越えたはいいが、
名張で明らかにタイムオーバーだったらしく、残念です。
それでもがんばったことには違いない!
お別れをして、そこから混雑も面倒くさいので、ガラガラのラピートで天下茶屋。
そこから地下鉄に乗り換えて帰宅が12:00でした。
やっぱりブルベは面白かった!いやあ長い様であっという間の300km。
夜間走行には慣れているはずだけど新鮮だったし、いい同士にめぐり合えたし。
序盤から高速トレインに乗り、全行程の約75%は前を曳き、
ぱしゃ君不在でも決して手を抜かずにがんばった。
4時間の猶予を残して300kmだったから、27時間の400kmも見えてきたかな。
さすがに600、1000というのはまだイメージがわかないけど。
それでも来年はヒルクラよりもブルベに専念しようかと思っていて、
(ヒルクラの練習はするけどね)
来年こそ、200、300、400、600のSRを目指そう!