記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

夢洲夜練

体調は随分よくなったものの、まだまだ深く危険な咳が出続け、余談を許さない月曜日。
出勤して、大量の仕事に忙殺され、完全にノックアウト状態だったのだが、
今日は走りまくるぞ〜っとテンション高めなぱしゃ君に召集される。
もうタイヤにエアー入れてるときからしんどいのですよ。
20:30にいつもの場所にて集合。
なんか会うたびにジャイアントになっているような気がするぱしゃ君。
一体何食っとんねん。
ぱしゃ君、こないだの金閣・亀岡ライド以来のライド。
夢洲までは、ときどき急加速したりして体調を見てみる。
本調子には程遠いが、胸が弾んでしまったり、発作が出るというような感じはなくなった。
ただ息切れがものすごいけど。
今日も可能な限りぱしゃ君のやる気にお付き合いしながら、無理はしない。
途中コンビニで、10月の鈴鹿エンデューロの支払いを済ます。
2人とも24日(日)の4時間、ソロで出場決定です。
あそこは完全にぱしゃ君好みの高速サーキット。置いていかれるだろうなあ。
でも4時間だから。4時間目には抜きたいね。こちらは持久力勝負。
はてさて、そんなこんなでくっちゃべりポタペースで常吉っつあんまで走る。
そこから先行くわとぱしゃ君が先行して橋の上りを快調に上っていく。
遅れてマイペースで上がる。上りはまだちょっと強度上げるの怖い。
次の夢洲大橋でもぱしゃ君先行。ここは少し上げてみてみようと70%くらい出してみる。
息がとっても上がる。まだ本調子じゃないが、怖がるほどの状況はもう脱したようだ。


夢洲到着すると、お一人クロスバイクの方が内回りされていた。
少し休憩後最初の3周。これは足慣らしでということで。
今日はメインがアゲインストの風。
ぱしゃ君がスタートにもたついたので少し差が開いた状態で進む。
今日はどこまで強度あげれるかなと、時々急加速したりしてみる。
メイン側は30km、裏は35km程度で進む。
追い上げてくるかなと思ったがずっと着かず離れずの2人。
35km程度なら大丈夫とわかったので、もう少し強度を上げて見る。
裏終わりで40km近く出して、メインへの右最終カーブで勢いに乗せてダンシング。
最終週に入り、ペースを維持。
メイン終わりから本線合流までのカーブで、
後ろから来た白い改造車めいたのが危ないスピードで抜いていった。危ないやろが!
時々後ろを振り返りぱしゃ君の様子を伺うが追いつく感じではなさそうなのでペースアップ。
で、裏終わって、橋脚くぐって最終カーブの立ち上がり!
と思ったら、いきなりイン側にハザードを知らせるトーチライト?
危うく避けて前を見たら、さっきの白い車が左に停車し、道の右側にフロントカバーがど〜ん。
おお?どないした?事故か?
と見ると、中央分離帯のフェンスが完全に凹んでいる状態。
車に乗ってたであろう若い兄ちゃん3人が、呆然として座ったり立ったりしている。
まあケガもしてなさそうだったので、ゴール地点まで行ってぱしゃ君を待つ。


で、2人で自販機のあるところへ行って補給しつつ、さっきの事故についてあれこれ話す。
あそこは緩やかな右カーブだから、もしスピード出しすぎだったら、
アウト側に膨らんで、中央分離帯じゃなくて道の左側面へぶつかるだろうし、
それならもっと車がメチャメチャになってるはず。
でも見たらフロントカバーが落っこちた以外どこもぶつけた感じではなさそう。
ということは正面から中央分離帯へ突っ込んだってことは、あそこでいきなり右へ急ハンドル?
でもそれは常人ならありえんなあ。いったいどんな事故やねん。
で、あの若い兄ちゃんたち、きっとブレーキをかけた状態でブンブンやってロケットスタートしようとして
思いっきりホイールスピンして、ぶつかったのだろうと勝手に結論しました。
そのうち、パトがやってきたけど、あれは自分らではどうしようもなくなって自ら呼んだようだ。


休憩を済まし、事故の検分をよそに練習再開。今度は早く走らずペースキープで長時間走り続ける練習。
ということで25〜30kmペースで並んでしゃべりながら走る。
当初、5周ということだったが、3周目に異変。
いきなり本線合流開けて位から力が入らず、たいしたペースでもないのにずるずると遅れる。
いかんいかんとダンシングでペースを維持するが、力が入らない。
ここでまさかのハンガーノック
実は、体調が悪い状態で昼の弁当も半分残し、晩もサンドイッチをちょっとつまんだ程度。
それでも近所の夢洲やしと高をくくっていたのがいけなかったようだ。
もう全く胃がすっからかんで、ガス欠。
それでもこのペースであと1周くらいいけるかと思ったら、あと2周とわかって、もう無理で離脱。
ぱしゃ君さようなら〜、一人旅がんばってね〜。
こちらは一目散に自販機へ行って、フルフルコーヒーゼリーなる、
普段なら絶対手を出さない怪しいドリンクとコーラロング缶。一気に流し込む。
ちょっとだけ回復。少なくとも夢洲を脱出してどこか飯にありつけるところまでは。
ああ、ラーメンが無性に食いたい。
と、4周目を終えてメインに戻ってきたぱしゃ君に「ラスト1周!」と声をかけると
ダメダメとジェスチャーしながら近づいてきた。結局5周目に行かずに自販機行きかい!
その後少しダベって、夢洲を離脱。
ちょっと胃に入れたのが効果があって、R43までは鬼の曳きあいで、40kmアベ。
どうしてもラーメンの気分だったので、福島まで耐えてラーメン屋発見!
やったらビンディングがすべる床のラーメン屋だった。
で、十三大橋でサイナラして、帰宅が1:00。
って、体調悪いんちゃうん、自分?と奥さんに怒られました。ヘヘ。


走行距離:57.23km
TOTAL:4902.65km