鈴鹿4時間エンデューロ ソロ

前日案の定そんなに睡眠できず、ようやく寝れそうになった時には起床時間の1:00。
急いで支度してぱしゃ君のうちにて合流。
2:00には車を発進させ、いざ鈴鹿。
眠気覚ましにシンディー･ローパーでシャウトしまくり。
一方、うめさんは前泊したのだが、宴会組のどんちゃんで寝れません〜とのこと。
鈴鹿に到着が4:30。
1時間ほど寝れそうだったのでむりやり寝る。
5:30くらいにうめさんがやってきたので、そのまま受け付けを済ます。
マシンを組み立てて、ピット入り口付近のキャンプスペースへ。
うめさんの奥さんが万全の態勢で準備してくれている。感謝です。
近くにあった木馬のブースにも立ち寄って軽くご挨拶。
6:30になったので、軽く試走へ。
午後の相方は結局間に合わず、事前の手合わせができずにちょっと不安。
去年一度走っているので、危険個所もろもろをレクチャーしつつ1周目。
2周目は各々のペースで。
朝方は結構寒かったが、やっぱりあの広々としたサーキットを、
大勢のローディーに混ざりながら走る爽快感は、ここでしか味わえない快感だ。

さていよいよスタート時間。続々とメインストレートにローディーが集まります。
あまり後ろすぎると、スタート直後のシケイン手前の上りで必ず起きる渋滞に巻き込まれて
いらぬ事故に遭う危険がるので、中段より少し前で待機。
8時間のスタートから少ししていよいよスタート。
直後は混雑が予想されるので、自分が先頭で前を縫うようにしてぱしゃ君とうめさんを誘導。
ヘアピンまでは3人一緒だったが、そこからぱしゃ君が旅立ち、うめさんが後ろに下がって1人旅。
最初の5周は9分30〜50くらいのペース。そこから少しペースが落ちて10分台で走る。
西ストレートは40kmペース、スプーンの上りで20km、
そこからヘアピンまで35km前後、ヘアピンから下って50km越え、
デグナー直角でダンシングして32km、逆バンク〜1コーナーまで40〜50km、ストレートが25km前後。
ここのストレート、斜度はわずか2,3%くらいなのだが、ジワジワと体力を奪う嫌な上り。
みんなが見てるから無駄に力出しちゃうが、一番しんどい、と油断してたら
ピットレーンから大声で名前を呼ばれた。午後の相方のSさんでした。びっくりしたわ。
あえてほとんどトレインに乗らず単独走を心がけ、午後からのトロッフェの10周の目安を測る。
結果10周を1時間44分で通過、ということは1周平均10分24秒。まあこんなもんか？
そこからとりあえず2時間経過したら一旦ピットインしようと思って、あとプラス2周。
戻ってきて、うめさんの奥さんにドリンクや補給品をもらい休憩。
ぱしゃ君はすでにピットインしたらしく、かなりの疲労で長めだったとのこと。
4，5分してうめさんが到着。やけに興奮気味で、足キレキレやから早く復帰すると意気揚々。
一緒にリスタートすることにしたので、15分も結局休憩してしまった。
ここ、5分余計に休憩してなければもう1周行けたなあ。

リスタート後、休憩でジワジワとやってきた筋肉疲労が一気にやってきて
最初の2周くらいは足痙攣しまくりでやばかった。
途中、西ストレートからスプーンのうめさんが勢いで上りますんでと先行される。
ついていこうか迷ったが、現状の足の状況を考えると、
午後のトロッフェまでに疲労を溜めすぎるとマズイと判断して、1人旅。
途中、木馬ジャージの方々をパスしては、別の木馬メンバーにパスされるを繰り返す。
何周目だったか西ストレートでぱしゃ君を前方に確認。
がんばって追い付こうとペース上げるが、結局デグナーまでかかる。
そこからしばらくランデブー、メインストレートでぱしゃ君がペースをあげたが追わず。
淡々と走ってたら、スプーンの上りでぱしゃ君が失速してるので、ぱっと追い抜く。
そしてヘアピン明けの立体交差下でアナウンスの声が4時間の終了のカウントダウン。
なんとか無事4時間完走、21周でした。

結果は、うめさんから4分遅れの同周回、ぱしゃ君が19周でした。
トップの人は30周だったので9周回遅れ、AVはギリ30kmを切らずにクリア。
4時間ソロ380人中真ん中より上だったのでまあ合格点。
4時間全体でも960組中420番くらいだったので、そこそこやれたかな？
前回はチームで出てソロは初だったのでペースがうまくつかめず、
補給も走行中うまく取れずに休憩が長過ぎたのが反省点。
足を一回止めた後、ペースが1周2分半も落ちたので、ヘタに休憩せずに、
1周はペースを落として犠牲にして走りながら休憩をする方がいいかもしれない。
それとやはり午後のトロッフェとのハードスケージュールでどっちつかずだったのは否めない。
もろもろ対策すればあと2周は行けたはず。
少し作戦ミスで反省が残るが、楽しめたし、事故もなかったし、満足でした。
と、悠長なことは言ってられない！
午後のトロッフェまでわずかに45分！
もうすでに4時間で疲弊しきった体をこんな短時間でどうしろと！
キャンプについたら、3人とも足がヨレヨレ。左足が完全に終わってます。
シートの足を延ばさせていただいて、うめさんの奥さんに大盛り焼きそばを作ってもらう。
とにかく食べれるだけ食べて、飲んで、体をリラックスさせる。
すると相方さんが登場。相方さん、ただでさえ自分よりはるかに実力が上なのに、
見るからにフレッシュでやる気満々。
これは間違いなく死ぬなあ、もう開き直るしかない。
とにかくなんぼ遅くても2時間は切る、ドベになはらない、それだけで勘弁。
おそろいのNIPPOのジャージに着こみ、みんなに見送られて、半泣きの状態で午後の出陣なり。

つづく