記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

ひれ伏す

今日は義祖母の四十九日法要。
お坊さんが来て、お経を唱えていただくのだが、
コハの振る舞いが面白すぎた。
いつもハイテンション、暴走特急のコハ。
今日はいつも以上に超々ハイテンションで、
親ながらこいつどないした?泥酔してるのかと思うほど、全く手がつけられなかった。
それがお坊さんが来ると、急に神妙な顔でおとなしくなる。
そしてお経が始まると、いきなり頭を垂れて、前かがみになり、深く祈り始めた!
それはまるで信心深いイスラム教徒が祈りを捧げるかのように、
地べたにこれ以上ないくらい這いつくばって、むにゃむにゃ〜。
お焼香の番が回ってくると、一つまみをつかみ取って、ウリャッ!
そしてまた腹ばいになり、深い祈りを再開する。
何もそこまでしなくてもと思うくらい深い深いお祈り。
誰の見よう見まねかは知らないが、意味もよくわかっていないはずの
まだ2歳の娘のその熱心な祈りぶりに爆笑をこらえるので必死だった。