記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

夢洲 ⇒ ★印

水曜日。連休は相当寒くなるそうなので夜練。
実は今年初の夢洲上陸。
なにせ、万年暴風域の海辺はある意味山よりもハードルが高いし、
北港は、行き帰りに全く何もないのでつまらない。
この季節ただストイックに走るにはあまりに辛すぎる。
ということで、ずっと敬遠してたのだ。
でも今日は早めに帰る必要があったので、一番近場の練習場。


いつもの場所に20:15集合。このところはまだマシだったのに、
今日は結構寒い。グローブの先が冷たい。
いつものルートで目指すが、いきなりぱしゃ君がUSJ行きたいと言い出したので
R43で折れて、桜島線沿いに進み、USJへ。
といってももう閉演時間をとっくに過ぎているのでライトが消えてた。
入口のスヌーピーのとこで記念撮影。
ここで、ちょっとメカいじり。
このところの疲労考えて、サドルを下げてみたのだが、
ものすごく違和感があったので、やっぱり戻す。
そしてもう持病のようになっているリアハブ…
今日はいつも以上にガタがひどい。見るとカバーとホイールの間に1、2mmほど隙間が・・・
あわてて締め直そうにも、テーピングを2枚しているのでびくともしない。
緩める方向にも回らずでお手上げ状態。普通に走っていても後輪がぶれる感覚。
とりあえずどないしようもないので我慢。


ひととおり休憩したら、夢洲を目指す。
舞洲大橋でぱしゃ君がアタック気味にゴリゴリ上るので
慌ててスイッチ切り変えて追っかけてったら中盤でぱしゃ君失速してパス。
そら速すぎるわ。
夢洲大橋では無理せずペース維持して上ったけど、
ぱしゃ君はさっきの上りで使い果たしてついてこず。
スタート地点で一旦休憩。
どっかのアホが軽自動車でドリフト練習をしていたので様子見。
舞洲へ移動しようかどうかと悩んでいたが、しばらくして消えたので
ガチ2周する。


1周目はお互い牽制。ぱしゃ君は前半後ろについて温存。
トンネルヘアピン抜けから風が一気に厳しい。
先頭交代して向かい風の裏ストレート。
30km出ない感じの強風。ここで後ろで温存もできたが、あえて並走。
橋脚をくぐって、ラストカーブのわずかな上りからペースをあげる。
まずはここで一回けん制でアタックと思って、
メインストレートで38kmくらいまで上げるが、
コーナーに入る頃には案の定ぱしゃ君が追い付いてくる。
そこからヘアピンカーブを抜け、向かい風区間
ここで2回目のけん制でアタック。
さっきは30km出ない感じのところを、必死に35kmまで上げる。
ここで離さないとゴールスプリントに持ち込まれたらジ・エンド。
が、ぱしゃ君との差はほとんどつかず。
こりゃいかんなあと萎え始めたころに、
後ろからぱしゃ君が勢い付けて近づき、アタック宣言をして飛んでった!
あっという間の出来ごと。
こちらも必死で38kmくらいまで出すものの、すでに勝負あり。
というか勝負にならん!
一気に差が開き、自分が信号を通過する頃には、ぱしゃ君はすでに橋脚を通過するくらい。
そこから差は詰めたものの完敗でした。
後で聞いたら、あのアタックで50kmくらい出してたらしい。そら追い付かんわ。
しかも、ゴール手前ではなく、あえて向かい風の区間でアタックすることで
心理戦の意味もあったらしい。むむ、ぱしゃ君が戦略を覚え始めたぞ!
バトルは完敗でしたが、なかなかおもしろかった。


ぱしゃ君のギアを見たら、もう一番重いギアに設定されていたのだが
自分はまだ重い方からまだ5枚も残っている状態。
ようこれで勝負するなあとぱしゃ君に笑われた。
でも、自分の場合は筋力が全然ないので、心肺で回さないと、スピードが出ない。
無理にギアをあげても、ケイデンスが落ちて、結局ペースが下がる。
で、足の肉付きの比較。
ぱしゃ君の方がもともとお肉な感じだが、大分引き締まってきた。
特にふくらはぎはかなりの筋肉。日頃から重いのを回しまくってる証拠。
自分の場合は、結構スリムな感じ。
昔からどんだけ食べても全然肉がつかないタイプなのです。
ぱしゃ君に言わせると上りでどっからパワー出るかわからんらしい。
完全なド平坦重量級のぱしゃ君と、軽さと回転数で勝負な軽量級ヒルクライマーな自分。
性格も走り方も全くの真逆コンビです。


もう寒さに我慢ならんのと、2周集中して走った疲れもあって、今日はこれでガチ走りはおしまい。
ダラダラ、クールダウンに夢洲をもう1周し、そこから舞洲へ移動して1周。
あとはダラダラ帰る。
夏ならコンビニ前で地べたでダベるので全然構わないが、冬はあったかい室内でゆっくりしたい。
舞洲帰りは本当に何もなく、結局本日は補給なしで梅田まで来てしまったが、
ちょっと喋りたいのもあって、昔よく通っていた店に久々に行く。


中津の貨物船横にある★印。
この店は、昔中津商店街の町家カフェで、
嫁さんとかサークル仲間とちょくちょく行っていた大学時代の思い出の店。
今の場所に移転してからはなかなか足が向かなくなってしまっていたが、
思い出して寄ってみる。
あったかいチャイを飲みながら、居心地良くて1時間ほど長居。
帰りにぱしゃ君がUターンといったので、慌ててしまって珍しくタチゴケしてしまったわ。
コケる!とわかったので完全な受け身をとって体もマシンも問題なかったが
寒しい、疲れもあるし、油断したら駄目ね。


↓★印


走行距離:46.67km
TOTAL:757.16km