記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

十三の夜

といっても赤提灯は関係ありません。まして波平も無関係。
医者からは自転車だけでなく、酒やコーヒー、刺激物まで禁じられておる身ですから。
この日も経過観察で通院したが、痛みはなくても腫れは引いてないようで、無理をしてはいけない。
とは言いつつ、暖かい陽気に誘われ、本番前に醜態をさらすぱしゃ君を引きずり出して夜練。
本当は無理できないので、近場でゆるり、コメダ練と思ったが、
ぱしゃ君の見逃すことのできない贅肉のカタマリをどげんかせないかんちゅうこって、
ここは実に半年振りに十三峠で絞ることに。


20:00にいつもんとこ集合で、天満橋筋天六〜今里〜俊徳道〜六万寺と進む。
途中市内では、我らに挑んできた(とこちらが勝手に思い込んでいるのも含め)
キャツラをけちらしながら。
手前のローソンで一服。そこでぱしゃ君の驚愕の事実を発見。
あまりに練習をサボり、その間に暴飲暴食を重ねた結果、お腹がデ〜ンと出っ張り
腹と胸との間にりっぱなテラスができている!
あああ、飛べない豚はただの豚だ!
ということで、のんびり気分は吹き飛びシゴキモードでひっさびさの大竹セブン。
久々すぎて旧170から曲がる道間違えた・・・


で、早速スタート。
序盤から早くもぱしゃ君は限界気味。スタート前も足つきなしで上れるか不安がってた。
かくいう私も本格的な上りは久々でちょっと緊張気味。
そんな状態なので、こちらがペースを調整しても、それでも遅れる始末。
というか自分としては、六甲のときに痛めた左膝と、下腹部の具合がありながら
体が軽くて、ぐんぐん加速したくてウズウズ。
ピーク時に比べたら遅いだろうケド、思ったより上りは衰えてなさそうな感触。
でも、久々の夜の峠、ライトも乏しいコースなので、ギリギリまでぱしゃ君に合わせる。
センターラインがなくなり、中盤の激坂区間
自分はまだまだ余裕であと3枚残した状態で先行する。
声を積極的にかけて、足つきしないようにハッパをかけ続けるが、
後ろからぱしゃ君がか細い声でブツブツ言っている。
なんとか足つきせずにヘアピンまで来て少し気を休める。
そこから渡り廊下を経て、水飲み場。よく見えないが21分中ほど。
ここでもうペース合わせるのがムズムズしてきて、もうあと3連ヘアピンで終わりなので
先へ行くと言い置いて、スパートをかける。
ダンシングを交えながら、ガンガン行く。最後のヘアピンを越えてもうイチ加速して
ゲーゲーいいながらゴール。
24:35
まあ、ほとんどぱしゃ君にお付き合いしてたし、
夜でコースが良く見えないマイナスもあるのでこんなもん。
でも水飲み場からゴールまでの区間が3分くらいというのは悪くない。
一息入れて、ぱしゃ君をお迎えに上がると、第3ヘアピンのところで合流。
後ろから声をかけてスパートを促し、最後なだれ込むようにゴール。
なんとか30分は越えずに上れた!


↓おニューのケータイならこんなにクリア


本当はココから、奈良側へ下ってコメダで一服して、裏清滝経由で帰ろうかと思っていたのだが
案の定下腹部に違和感を感じたので、
今日は強度もいつもより高かったしということで来た道を帰る。
下りは前来た時よりもヒヤヒヤ。
というのは前回来た時は上の辺の路面舗装がキレイに修繕されていたはずなのに
冬場の凍結のせいなのか、穴ぼこだらけで、下っててバウンドする!
特に下から上がってくる車のヘッドライトで目潰しされたときにバウンドするとヤバイ。
慎重にも慎重に、声を出し合って下る。
あとは来た道をそのまま。
途中で森之宮スプリント区間に寄り、
信号明けから自分ができるだけ曳いてロケット発射の練習を1回。
500mほど、自分は前で40〜42kmで曳き、合図で発射。ぱしゃ君は一気に55kmまで加速して
そのままブッチ切りでゴールまで。自分はもうヘロヘロで36km維持で精一杯。
ああ、もう平坦スプリントでは勝ち目ないわ。
天満経由で天六到着。
今日は久々ぱしゃ君が上りがんばったのでご褒美に
カロリーたっぷりのマックシェイク(チョコ)をおごったった。
帰ったらちょっと下腹部の痛みが復活してしまった・・・
まあ舞洲まではがんばるさ。


走行距離:52.19km
TOTAL:1735.41km