記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

ゲゲゲの旅

23〜24日と鳥取へ家族旅行に行ってきました。
丁度今年鳥取本を担当したこともあって、家にお持ち帰りしたゲラを娘が見て、
「キンタロウ(鬼太郎の言いまつがい)」に興味を持ち、オバケの街へ行くことになった。
レンタカーを借りて約3時間30分のドライブ。
完全に雨の予報だったが、晴れ男の本領発揮♪


と、その前に予約を入れておいた米子の「魚ろばた海座」さんで豪勢なランチ。
自分は松花堂定食。写真の分に天ぷら、スイーツ、コーヒーまでついて1000円は安い!
なかなかおとなしくご飯を食べようとしない娘と格闘しながら2時間半も食べっぱなし。


↓昼間から豪勢なり。


ようやくお昼ごはんを終えていよいよ境港の水木しげるロードへ。
やはりゲゲゲ人気は根強いようで結構な人出。
お約束の目玉のおやじまんじゅうを食べたり、139体あるブロンズ像を撮って回ったり。
娘は各所に設置しているスタンプを押して回るのにハマる。
500mほどのフツーのフツーの商店街に、妖怪のブロンズ像が並んでいるだけなんだけど
きっとアピール力が素晴らしかったんだろうなという感じ。
途中一時的にひょうが降った以外は問題なし。でもやはり山陰は寒いです。


↓目玉のおやじ現る!?


入館〆切の16:30に水木しげる記念館へ。
最初の展示の方はよかったのだが、
薄暗い妖怪の展示室でたくさんの妖怪が並んでいるのを見て号泣。
いつも強気な女の子も実は意外と怖がりなのです。
でもぬりかべとお友達になりました。


↓娘のいちばん好きな「ぬりかべ」。実は6人の子持ち。


↓実物大の「ねずみ男


17:30に今日お世話になる「皆生温泉 湯喜望白扇」へ。
全館畳み敷きで、エレベーターまで畳み。
スリッパを履かなくてよいのでストレスフル。
お部屋は最上階で海が目の前。しかもジャグジー付き。
自分たちのいつものクラスよりはお高いけど、
世間的に見たらそんなにお高くないのに、素晴らしい設備。
食事の前にひとっ風呂ということで温泉へ。
少しぬるめの塩の温泉。
熱い湯より、ぬるめの湯に長めにつかるのが好きなので気持ちよく。
サウナをあったけど、食事が間もなくだったので翌朝にとっておく。


↓お部屋からの眺め。目の前が海


↓少しぬるめの塩の温泉


↓また〜り湯あみ


食事は子連れには嬉しい部屋食。
ちょっと豪勢にプランをグレードアップしてかにすきプランにしてみました。
やっぱ山陰に来たならカニ食べなきゃね。
と運ばれてきたお料理の量がハンパない。予想していた倍はある。これ2人前?4人前じゃない?
しっかしカニうめ〜。うめ〜。
食べても食べても全然減らず食うも食ったり3時間。
7時に食べ始めて、係りの人がお布団を敷いてくれる最終の21時半に間に合わず、
敷いてもらっている横で最後の雑炊を食べて、なんとか全部平らげる。
食べ過ぎでもうだめだこりゃ〜でふかふかのお布団でぐっすり睡眠。


↓お〜りゃあ〜カニ三昧じゃあ〜


朝起きてすぐにまたまた豪勢な朝ごはん。
そのあとチェックアウトまで少し時間があったので朝風呂。
サウナ15分耐久して死にかける。
チェックアウトして、2日目の目的地は鳥取砂丘
天気の具合が怪しいので岡山に向かおうかどうか迷っていたのだが、
テーマパークで安易に遊ぶより、大自然に感動してほしいので。
ということでR9をひたすらかっ飛ばす。
海からの横風で煽られまくり。チャリなら死ぬなあ。
で、土産物屋の駐車場に車を止めて、娘を抱っこしながら強風にあらがって砂丘へ行くが
信じられないくらいの突風が行く手を阻み、細かい砂がつぶての如く飛んでくる!
あまりの突風に自分も奥さんも吹き飛ばされそうな感じで前に進めない!
娘はといえば「あ〜か〜ん!こわい〜!」と言いながら目を瞑りおまけに手で覆う始末。
せっかく目の前にで〜っかい砂場があるのに、何度トライしても目を開けるどころか、
手さえどけずに結局生で砂丘を目にすることなく退散〜。
結局あとで車の中からちゃんと見てくれました。


↓飛ばされる〜


砂丘を後にして、賀露港にあるかろいちでランチ。
市場の中の食事処で、店内に小舟があってその中でご飯を食べて上機嫌。
おかげで煮付け定食の大半を奪われて、自分はあんまり食べれず。
そこで鳥取といえばやっぱりべに家のカレーいっとくかと行ってみたら休業でしたわ・・・
ちょうど大雨(というかヒョウ)が降りだしてきたし、他に寄るところもないので早めに帰路に。
帰りにこないだショウタニでケーキ美味しそうだったなあというのを思い出して寄ってみる。
チャリだとケーキはさすがに買って行けず、ひさびさに食べたかったのだ。
で、ケーキ買って無事に帰宅。
ひっさびさの長距離ドライブで腰はもとより全身どっぷりお疲れ。