記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

ご近所めんライフ

今回のご近所めんライフの一軒目は食べログでの高評価の「時屋」さん。
会社の近所にあって、いつもタイミングを見計らっているのだが、
大抵行列で断念していたのだが、ようやく。
店内はなかなかオシャレな雰囲気でラーメン屋というより、ラーメンBAR?
豚つけ(濃厚豚骨魚介)と鳥つけ(上湯鶏醤油)の2種類があったが
相性を考えて迷わず豚つけ。
お腹が減ってはいたが、最近はハズレだった場合のリスクを考えて
大盛りではなく中盛りにしておく。
しばらくして出てきたのがこれ。


↓豚つけ麺


さっそく実食。臭みのないトロっとした濃厚なスープが麺に絡み付いてウマイ!
最初に豚骨の濃い味が来て、後味は香りのよい魚介の風味がぷわーっと来る。
なんとも食欲のそそる濃い味。シメごはんが付いているというので注文しなかったが、
がっつり白飯を抱えながら食べればよかった。
あっという間に完食。どちらかといえばオーソドックスなつけ麺だけど、
食べログでの好評判も納得の味だった。
そして麺がなくなるとここはスープ割りではなくシメごはんが出てくる。
思ったより小ぶりの茶碗にかわいらしくご飯が盛られ、
スープがかかっていて、梅が上に乗っている。
これにあまったつけ汁を好みで加えて食べるというもの。
なかなかおいしかったが、ちょっと量が物足りない感じだった。
まああくまでオマケということだろう。


↓シメご飯付き


2軒目は「麺家 近」。年末年始に引き続いて2度目の登場。
前回はごまつけ麺を食したのだが、この季節スープが冷めてしまったのが残念だった。
ただ時々無性に坦々味が食べたくなり、今度はラーメンで勝負してみました。
お店は本当にこじんまりとした町のラーメン屋さんで、
変に格好つけず町に溶け込んでいる感じは好感触。
お客に地元の料理人がいて麺についてなど談笑していて聞き耳を立てているとなかなか面白かった。
地元民に支持されているんだなあ。
で、今日はラーメンのほうの坦々麺。
やはり辛さはほとんどなく、濃厚なゴマの風味が口全体に広がってとても上品な味。
そしてシナチクがウマイ!
経験上、シナチクがウマイ店にはずれなし。
麺、スープ、チャーシューに隠れ手を抜きがちなシナチクまで
ちゃんとこだわっている店というのは手を抜いてない店なのだと思う。
やはり思ったとおりつけ麺よりもラーメンのほうが最後まで温かくておいしくいただけた。
個人的にはこれからもちょくちょく通いたい店。
坦々麺以外にも醤油・塩らーめんがあるので次回チャレンジ。


↓2度目の登場「麺家 近」の坦々麺


ラストはもうそれこそ学生時代からお世話になっている中崎町の「力餅」。
大阪の人なら誰でも?知っているあの「力餅」の1店。
近所に住んでいる時は週に何度も通っていたが、
引越ししたりして1駅離れてしまったので、少し行く回数は減ってしまったが、
行く度にかわいらしいおばちゃんが覚えていてくれて挨拶してくれます。
ここは虎ざるとかカレー皿うどんとか、あえてネタ的な冒険メニューがあって有名ですが、
一番うまいのはやっぱり肉うどん!
何の変哲もないうどんですが、とってもやさしい味で食べ飽きることがない。
まさにおふくろの味です。
ちなみに娘はここの木葉丼が大好物。
あと「力餅」といえばおはぎ。これもウマイ。


↓「力餅」の肉うどん&赤飯