記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

晴れ舞台

日曜日。娘の保育園での生活発表会。
この数ヶ月、大張り切りで練習をしていたようで本人も鼻息荒く、
みんまが観に行くということで気合入りまくり。
今年は本当にお利口なことに、
風邪も引かず、猛威を振るったインフルにもかからず
ベストコンディションで当日を迎えることができた。
大一番ではいつも体調不良だったり、緊張で普段通りできなかったり
本番に弱い彼女であったが、今日は大丈夫そう。
娘には、いつも家でやってるようにノリノリでやったらええねんでというと、
「ちょーっと緊張するかもぉ?」だって。


で、親としても今日は真剣勝負。
今年は例年使っているホールが改装中で使えず、保育園の小さなホールでの開催。
クラスごとの入れ替えで、1家族4人までしか入れない。
狭い狭いホールでの陣取り合戦。
幸いにして、事前の抽選くじでは1番ゲット。
実は保育園でのくじで1番くじを引くのはこれで3度目。
なんたる強運。親ばかの本領発揮。
ただ、単に写真をバシバシ撮りたいという親のエゴではなく、
娘のために、将来のためにちゃんと晴れ姿を残してやらないといけないという
親の責務です。
で、保育園の中は入れ替え前後の保護者でごった返しで大混乱。
先生や保護者会の人が必死で交通整理をしていて大変そうだった。
いざ順番となり、ホールへ入り場所取り。
いつものホールだと、最前列にすると、舞台の段差が高くて撮りづらいのだが
今回は高さも低く、舞台との間に十分なスペースが設けてあったので最前列。
客席が暗くて、舞台が明るいと、逆光に近い状態になって、
ちゃんと撮ろうとすると意外に難しいので急いでカメリハ。


で、いよいよ幕が上がる。
最初は4チームに分かれてそれぞれのダンスと、最後にクラス全員での合唱。
で、娘は1チーム目に登場。
白カッターに白タイツ、きのこの大きなお面を被って
おかあさんといっしょの「ドコノコキノコ」。
緊張すると口がほよ〜となるいつもの癖が最初は出てて、恐る恐る踊り始める。
きょろきょろと不安げだったが、みんなが観に来ているのを確認したのか
ちょっと安心した顔になり、徐々に音楽にノッテきて、
だんだん表情もよく、モーションも大きくなってきた。
最後のキメポーズもばっちり決まってすごく満足げな表情で終了。
泣いたり途方にくれることもなく無事に舞台を務めてました。
いやいや、この1年で本当に成長したものだと感無量です。
これも保育園の先生のおかげ。
50人近くもいる園児の日々の面倒を見るだけでも相当大変なはずだけど、
こうやってしっかり成長させてくれてありがたい。
そして最後、再びクラス全員で登場し、「コロンパ」を大きな声で歌い上げてた。


終演後、すぐに控え室へお迎えに行くと、娘はとても満足顔。
とっても上手だったよ、すごかったねえとみんなからほめられて、
ずーっと「うふふ〜、うふふ〜」とうれしさが漏れ続けてました。
これで保育センターでの生活も一区切り。
来月からはお隣の園へ昇級です。
健康で楽しく幸せに成長していってもらいたいもんです。