記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

「大阪人」休刊

観光視点ではなく、あくまでアカデミックな視点から、
オリジナリティ溢れる大阪の町を考察し、
いわゆるベタ大阪から知られざる魅力まで幅広く町を見つめ続けてきた
由緒ある雑誌「大阪人」が87年の幕を下ろして休刊する。
自分は生粋の関西人で、職業柄大阪のあれやこれや、
人様以上にディープな部分までそこそこ知っているつもりではいるが、
この雑誌を見るにつけ、ほお大阪にこんな顔がおましたんやなあとか、
こんな切り口で大阪を楽しめるんやあねえと、関心しきりでした。
民間でできることは民間にという人の意見もわからなくはないが、
でもアホな番組は山ほど作れても、
民放がNHKに匹敵するくらいのドキュメンタリーがつくれないのと同じで
これはこれで十分存在意味のあることだったと思うし、
残念でならない。
これも○下様の立派な改革の成果らしいですわ。
ほんまの郷土愛・大阪愛って一体なんやろうねえ。



↓最終号

大阪人増刊 古地図で歴史をあるく 2012年 05月号 [雑誌]

大阪人増刊 古地図で歴史をあるく 2012年 05月号 [雑誌]