元帥ナイト 単独夜練

日曜日以降、大幅に体調が崩れる。
どうも咳がおさまらない。娘も同じ症状で毎晩ゲホゲホいいながら苦しむ。
そして鈴鹿の時は何ともなかったはずなのに、背中が妙に突っ張るので
いやな予感しながら触れてみると、前回切除したアテノームのところが腫れている…
ああ、また痛い思いをして切除に挑まなくてはならない。
一度切るとしばらく運動できなくなるので
（水NG＝シャワー浴びれない＝汗かけない、それより痛くてやる気でない）
その前にいっちょ走っておく。
日曜日は強度はMAXだったが、距離は大して乗っていなかったので
そこそこ走りたいなあという感じ。
そういえば前々から何度も通り過ぎてものすごく気になるお店があったので
そちらへ足を向けることにする。

20時少し前に出動。
さすがに日が暮れているのでロング上下で、指切りグローブ。
バーテープは面倒くさいのでガムテで補強（笑）
まずは城北公園通りを太子橋まで爆走。
毛馬んとこからクロスバイクが執拗に追いかけてきたので、
思わずのっけから強度が上がる。
でもまだまだ鈴鹿の感触が体に残っているので、いい感じで回せる。
太子橋からは阪神高速の高架下に入りそのまま北東方面へ。
鳥飼大橋からは淀川CRを使う。関西医大前まで40分程度。
そこから県道13号で御幸橋まで。
樟葉あたりは若干のアゲインストだったが、ガンガン上げていった。

↓御幸橋

御幸橋から桂川CRを使ってさらに北上。
宮前橋を過ぎ、羽束師橋に到達して、そこでCRを降りて外環状で東進。
この道交通量は多いし、大型もバンバンなので嫌なのだが、時間が惜しいので。
ただ第2京阪をすぎて観月橋まではバイパスみたいになってチャリ通行不可なので
中書島の細い路地をぐいぐい抜けて、観月橋で外環状に復帰。
そこから再び激混みの幹線道路を爆走して切りぬける。
六地蔵の手前で山科方面への裏道に入る。
この辺に来ると少しひんやりとする。
まだ山間部のナイトライドは防寒装備が必要かもしれないなあ。
名神高速の高架をくぐって、いよいよ道がよくわからなくなってきたが
とりあえず向かっている北方向へ道が続いているようなので進む。
そのうち新幹線とR1の並走部分に到達。
少しだけ西側ののぼりを上って、県道118号に入る。
少しだけアップダウンをこなして、日ノ岡の交差点で三条通に出る。
で、お目当てのお店までジャスト50km。22時ちょっとすぎに到着。
本日の目的地はこちら。

↓大衆中華アイシャルリターン

普通の中華料理屋さんです。
普通の中華料理屋さんのはずなのに、
その店名が「アイシャルリターン」とは！なぜに！？
知らない人に解説しておくと、
このフレーズはかのD・マッカーサー元帥が発した歴史的名言なのです。
太平洋戦争初期、フィリピン駐在の極東司令官だったマッカーサーが
破竹の勢いで攻めてくる日本軍を前に、
司令官でありながらほぼ敵前逃亡に近い形での脱出を余儀なくされ、
フィリピンからオーストラリアに向けて旅立つ際に、言い放ったのが
この「I shall return（私は必ず戻ってくる）」のセリフなのです。
そんな激しすぎるフレーズを、町の中華料理屋さんが店名にしているというのは
一体全体どういうこっちゃ？とかなり前から気になっていました。
（結局店主に理由は聞けなかったケド。いつか聞いてみよう）

まあ我が家の近所には十八番という史上最強の中華料理屋があるので、
わざわざ中華を他で食べないのだが、今回ばかりは気になるので中へ入る。
いたって普通の中華料理屋さんです。
ランチタイムはおかずが3品チョイスできるみたいでお得な感じ。
とりあえず焼飯と回鍋肉（小）を注文。
中華鍋を振る音がこぎみよい。
焼飯はチャーシューごろごろで、お米のパラパラ・ふっくら具合ばっちり！
炒めものも結構本格的な香料を使っているようでなかなかおいしかった。

↓焼飯600円＋回鍋肉380円

結局ナゾはナゾのままでしたが、とりあえずお腹も満たされたので帰ります。
とりあえず京都市内の混雑は避けたいので、来た道の県道118号を南下。
東海道線をまたぐためのちょっとした上りで、
前方に学生らしいロード乗りがいたので軽くブチ抜く。
下りきったところの信号にひっかかり待っていると、
その若者が「めちゃめちゃ速いですね〜」と興奮気味に話しかけてきたので
信号待ちの間だけお相手。リスタート後はトップ加速してさようなら〜。
外環状はこんな時間でも危険極まりないので名神高速のところで右折し、
県道35号で軽く丘越えして藤森へ抜ける。
住宅街であやうく方向を見失いかけるが、R24に出て南下。
そのまま竹田街道に入り引き続き南下。
月桂冠の工場のある大手筋で西に転じる。
そのまま第2京阪に入ってしまっても面白くないので、
新高瀬川〜宇治川の土手をなぞる県道124号で進む。
車も来ず快調。R1で少し迂回を強いられるが、そのまま土手道を進む。
なかなかいい道だなあ。そのまま京阪電車とランデブーしながら、
競馬場をかすめ、納所交差点に出る。
そこから宮前橋に上り、CRで御幸橋へ。
あとは枚方までは同じ道。
帰りは淀川CRは使わず、R1で。帰宅は0:45。
帰ってジャージを脱いだら、例のアテノームが破裂して血まみれ。
丁度いいので中身を絞り出す。切らなくて済むかも？

走行距離：　103.55km
TOTAL：　3574.19km