ワンダカレー練

日曜日。
このところ、仕事面でも家庭面でも趣味の自転車でも
色々と進行しているプロジェクトや課題を抱えていて、
１日24時間では足らないというほどフル稼働中。
元々、色々な仕事を抱え込むタチなので、ちょっとしんどくなっております。
当然ブログをかく暇もなく、早くカキオコライドの記事を書きたいのだがちょっと時間かかります。
そんな状況なので、日曜日は全部から解放されるために朝から山に籠るべく、
六甲山行を企てていたのだが、
前日晩もあれやこれやと作業してしまって寝たのが3:30だったので
結局起きれず、起床したのは13時。
昼から山に入っても満足な山行はできない。
あまりテンションも上がっていないのだが、
とりあえず鈍っている体を動かすというだけの理由で出動。

出動は14時。晩飯に間に合うように19時には帰宅命令が出ていたので
5h100kmコース。ということでとりあえず明石まで行くことにする。
一応、ぱしゃ君に電話してみたが、すでに出動していて南港の眼鏡橋あたりらしく合流断念。
ただ明石まで行くのも新鮮味がないので、
カキオコライドの晩飯検索で見つけたカレー屋さんへ行くことにする。

淀川左岸をR2まで進む。すでに結構風が強いぞ。
そんなこともあろうかと、煽られ防止に今日は前輪はイーストンにしてある。
R2に乗ると結構な交通量。昼間にR2を走ることがあまりないのでいつもと様子が違う。
とにかくロードサイドの店舗への出入りが激しく、神経を使うし、
そのたびにストップ&ゴーなので疲れる。
芦屋以西は向かい風がきつくて難儀。
摩耶でR43と合流する地点で、高架からハイペースで駆け抜けるスペシャのローディーさん。
そのまま後ろについてごあいさつ。
信号待ちでいくつか談笑し、生田川までの短い距離でしたが楽しかったです。
それで一気にペースを上げ、36kmキープで神戸をスルー。
須磨から開けると一気に風が強まる。
須磨浦公園からのスプリント区間でもしっかり上げ、明石海峡大橋へ。
出動前にクッキーをかじっただけだったのでお腹ぺこぺこ状態なので、
すぐにUターンして、塩屋までバック。
そこから細い細い路地を縫って、お目当ての「ワンダカレー」に到着。

↓ワンダカレー

狭い路地のアーケードのない商店街の一角にポツンとある穴場的なお店。
なにやら吉田篤弘さんの小説に出てきそうな佇まいです。
さて、メニューは10種類以上あるようでしたが、ミックスも可能ということなので、
牛スジと近所の豆腐屋さんの豆腐を使った田仲とうふのミックスで大盛り。
ご夫婦でしょうか？なかなか寡黙な感じでマスターはカレーを作り、
女性の方が夜の仕込みかひたすらに野菜を切るトントントンという包丁でリズムを刻む。
店にはKANSAS CITY BANDのアダルトでけだるいナンバーがかかっていて、
学生の頃に入り浸っていたあの喫茶梅星を思い出してしまう。
あのなつかしき場末感が蘇り、なんとも居心地良し。

しばらくしてカレーが出てきます。ミックスって合いがけかと思ったらすでにミックスでした。
豆腐が入っているためかルーがとてもフワフワとソフトな肌触りで面白い。
少しマイルドだったので、テーブルにあった謎のスパイスを追加すると、
程よい辛みがプラスされると同時にアーモンドの香ばしい味が口に広がりたまらんス。
なかなかおいしかったです。
帰りに向けてさらに体を温めるためチャイを追加注文。少しほっとします。

↓田仲とうふ＆牛すじmix

↓ホットチャイで一服

なかなか裏路地にあるので見つけづらいお店ですがメッケもんでした。
西方面へ遠征の帰り、だいたいこの辺で腹が減るのだが、
いい店がなくて結局神戸まで我慢⇒チャリを止めれる適当な店がなくファストフード
という残念な流れが多いのだが、この店は23時までやっているようなので、
ちょうどいい中堅地点になりそうです。
入店時は他に客はなかったが、こんな辺鄙で分かりにくい場所なのに、
後からどんどんお客が入ってきたので、隠れた名店なのかもしれませんね。

さて、店を出たのが17時すぎ。大急ぎで帰路につきます。
そこそこペースを上げて進みますが、信号に結構つかまりうまくいかない。
途中長田辺りから茶々を入れてくるローディーを蹴散らしていく。
三宮からは交通量が増え、また阪神バスがトレインを組んでいたり、一筋縄ではいかん。
R2の主であるぱしゃ君には及ばないながらも、36〜38kmペースを維持して大阪まで。
結果的にav26kmとまずまずのペースで無事に時間通り帰宅。

↓オマケ。KANSAS CITY BANDかっちょエエ〜

走行距離：101.74km
TOTAL：633.27km