記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

千葉山TTコース

<千葉山TTコース プロフィール>
・コース名:千葉山(せんばやま)
・場所:和歌山県有田川町海南市の行政境(海南高原エリア) *新規エリア登録要
・標高差:432m
・距離:5700m
・平均斜度:7.7% (1m1%の下り含む。上りのみでは8.4%)
・最大斜度:?
・難易度所見: B
・交通量:ほとんどなし
・路面状況:路面良好
・その他備考:
  眺望良好。みかんの段々畑の間を行くいくつものカーブ・ヘアピンが組み込まれたコース。
  ”和歌山のラルプ・デュエズ”という愛称で地元ローディーに親しまれている。
・サンデーライダークラス参照タイム: 31:46
 (ただし、200km、2500m走行後のアタックタイム)
ルートラボ: http://yahoo.jp/Rxlqgn


↓スタート地点。千葉山の看板があるところ。奥の風車群まで上がる。


↓ゴール地点。祠と果物売り場のあるところ。点線がゴ−ルライン


↓コース全体図


<ルート所見>
千葉山コースのスタート地点は、有田川町にある。
有田川に沿って走るR480と阪和道がぶつかる付近。
(コース直下は渋滞で有名な長峰トンネルが通っている)
北側の山上にたくさんの風力発電用の風車が並んでいる山なのでわかりやすい。
国道沿いに千葉山へ誘導する看板ある交差点を折れて、
そこから1kmほど集落へ入っていったところにある看板がスタート地点。
アプローチとしては、R42で簑島経由、もしくは海南高原のヒルクライム
大阪から約100km、和歌山から約35km。


↓R480を看板前で分岐。近くにGSあり


↓スタート地点からの眺め。圧巻の九十九折れ。


スタート地点からすでにゴール地点となる風力発電の風車群や、
これから上る幾多の九十九折れの道が見渡せる。
200mほど直線的に上り、最初の1km区間は10%を越える斜度。
1つ目のヘアピンを抜けると陸橋をくぐる。
以降は斜度は一定となりリズムがつかみやすい。
1.5km地点の2つ目のヘアピンを越えると、直線区間が発生し斜度が少し増す。
1.8km地点から斜度が緩み、2km地点に急な右回りのヘアピン。


↓2km地点より上を見上げる(下り途中に撮影なので逆向き)


ヘアピン明けから200mほど再び斜度が厳しくなる。
直上に何重にも巻いた道が見えるので壮観。
そこをしのぐと次のヘアピンまでは落ち着いたコース取り。
みかんの運搬機のある急なヘアピンを左に旋回し、
3km付近でわずかながら下りもあり、右回りにヘアピンを抜ける。
3.5km地点にみかんの碑が置かれた大周りのヘアピンがあり、
そこがミカン畑の九十九折れ区間の終わり。ここまでが大体前半戦。


↓3.5km地点にあるみかんの碑ヘアピン


4km地点付近は少し斜度が厳しめ。角度的にまだゴール地点を確認しづらい。
ここからコースは直線的となる。
4.5km地点のヘアピンから斜度が一気に緩み、カーブの多い区間
カーブ区間を抜け、正面に風車群が見えたらラスト500m。
最後の最後、再び斜度がぐいっと上がり、正念場。
ゴ-ル地点は、野菜売り場やお地蔵さんの祠のある地点の点線。


↓約4km地点からコース全景を見渡す。奥は有田川町。中央縦に阪和道。


↓ラスト500m地点より


↓ゴール地点。お地蔵さんの祠があるところ


ゴール地点は、風車群があることからわかるように、北風が強い。
ゴール後は、そのまま農道を進み、県道159号へ出て、
そこから鷲ヶ峰コスモパークへ向かうことができる。
あるいは県道166号で下津方面、裏道利用で海南高原へ抜けることが可能。


距離・斜度も申し分なく、何より素晴らしい眺望と、
コースレイアウトにテンションが上がるコースです。
ヒルクライムコースとしては関西の中でも指折りだと思う。