記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

あるくほーる消毒

膝の違和感が微妙に続いております。
同じくしてhideさんも右膝を痛めておられたらしく、
そんな時にはアルコール消毒が一番らしいので、
ワタクシもちょっと治療に行って参りました。


ということで仕事帰りに天満市場界隈へ繰り出し、
安い飲み屋をいくつもスルーして、
去年の年末にできたばかりの「BEER BELLY」さんへ。
ここはあの箕面ビールの直営のお店です。
ちょうどこのお店ができるかできないかの頃に、
社長さんが工場の高い足場から転落してお亡くなりになられてしまい、
ずっと気になっておりました。
やはり地元・大阪が世界に誇るビールですから応援しておるわけです。
軽く寄り道で一杯ひっかけるにはお値段が少々張りますが、
今日は治療名目なのでたまの贅沢。


↓BEER BELLY天満店


イングランドのパブをあしらった明るい店内はカウンターがほぼ埋まる感じ。
席に着くとお姉さんが「お疲れ様です!」と笑顔でおしぼりを出してくれる。
こういうちょっとしたサービスも悪くない。
いくつか品切れのビールがあるようで、お目当てのW-IPAは残念ながらなし。
なので、とりあえず定番のスタウトを注文。
色々飲みたいのでここはハーフで。
クリーミーな泡の奥に、こっくりと濃い黒ビールならではの風味がウマシ。
ギネスよりも一段濃厚でゴクゴク行けます。


↓定番のスタウト


一杯目をあっという間にシバいてしまい、
2杯目はお姉さんのお勧めのものを頂く。
天満店限定の「GODFATHER」。
これは故大下社長を追悼するというテーマで特別に造られたもので、
ブラックエールがベースで、そこにカルダモンやグローブといったスパイスを利かせたもの。
写真はスタウトと全く見た目が同じなので省略するが、
味は、さっきのスタウトの濃厚さとはまた違って、
スパイシーで爽やかな香りがファ〜っと駆け抜けて、その奥に濃さが来る。
そして後味が先ほどよりもスッキリな飲み口でこれは油断するとゴクゴクいっちゃう感じ。
そうこうしているうちにようやくアテに注文した「ホタルイカのアヒージョ」が到着。
(゚Д゚)ウマー!(゚Д゚)ウマー!
アヒージョと言えば、エビやマッシュルームなんかが定番だが、
このホタルイカがマジ最高でした。作るのは簡単だから今度家でもやってみよう。


ホタルイカのアヒージョ


イカをちょちょっとつつき、バケットをいるにくぐらせて食べていると
あっという間にビールが尽きてしまった。
予定外で黒・黒と来たので、最後はペールエール1pで締める。
ちょっとアテが油っこくなってきたのと小腹がすいたので
ボリューム重視でスペイン風オムレツも一緒に注文。
ハフハフ言わせつつ、スッキリエールで流す。


ペールエール1pとスペイン風オムレツ


ということでまったり一人酒終了。
千ベロどころか2000円ちょいでしたが、まんじょく。
カップルさんが多いので、おっさんの一人飲みにはちょっと敷居が高いかもだが
スタッフのお姉さんもちょいちょい様子見でしゃべりかけてくれるので、
また機会があれば行ってみよう。
こういうとき吉田類大先生のように自然と場に入れる作法を学びたいものですな。
で、上機嫌で帰宅し、食べた分は運動しようと思ったら、
調子に乗り過ぎて、余計膝をいわした。ナハハ〜。