記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

伊吹山HCも自走で帰っちゃうライド

いよいよ伊吹山HC当日。
ごにょごにょセッティングやら、荷づくりをして案の定寝付けず。
3時半になり床を出てシャワーを浴び、もたもたしているうちに4時過ぎになって出動。
5時に枚方大橋でtrekyさんと落ち合うので、アップがてらちょっと急ぎます。
夜中の城北通りを爆走するが、時間帯的に珍しく向かい風で結構ハード。
特にこの日はCL24を履かせているため平坦で伸びないのでひたすら回す。
鳥飼大橋はこの日は修繕のため通行止になっていて、大日周辺から交通量が多かった。
どうにか時間通り5時に枚方大橋の南詰に到着。
trekyさんにTELをするとちょっと奥まったところから車で登場します。
ここから車に同乗して伊吹山を目指します。
いまだに朝は冷えて、寒いです。
車では今日のレースプランとか、チャリのこと、
家族のことなど色々話して楽しかったです。
今までtrekyさんと2人でじっくり話すという場面がなかったのですが、
ちょうどよい機会でした。
7:30に西町のサンクス集合だったのだが、ちょっと早めに到着しそうだったので、
会場付近で混雑するのを避けて、伊吹PAでトイレタイム。
のつもりが、ここもそこそこ並んでるし!
で、ようやく個室で用を済ませて出てきたら、kurubiさんとバッタリ!
kurubiさんが出てくるまで待っていようと、
trekyさんと建物の裏側に回り込んで伊吹山を一望するポイントであれこれ話し、
しばらくして戻ってきたら、今度はhide&しおコンビの車が到着。
あの車はやっぱり一目でわかりますな。
ということで、待ち合わせ時間の場所も全く違う形で全員集合(笑)
今回わがチームからは5人体制で臨みます。


↓伊吹PAより望む


kurubi車を先頭に、hide車、treky車の順で会場を目指します。
早くも関ヶ原ICの出口から大混雑が始まります。
なぜか受付会場をスルーしてスタート地点へと行ってしまい、そこからUターン。
(ここでスタッフが予備駐車場へ誘導してくれてれば…)
いつも会場からスタート地点へと移動するルートを使って会場へ向かうが
途中から大渋滞にはまり動けなくなる。
ん〜どえらい混乱している様子。車の列は全然動く気配がなく、
出走時間がどんどん迫る。
よく見ると四方八方の道から車の列が伸びていて、
それが合流地点ごとに混乱をきたして詰まっているという状況。
それをさばくスタッフの姿もなく、完全にカオスと化している。
しばらく様子を見ていると、逆方向からチャリを積んだ車がバンバンくるので、
ひょっとしてこの行列の先にある駐車場がすでに満杯で、
予備駐車場へ回されてるんじゃないかとtrekyさんと2人で不安になる。
で、kurubiさんとhideさんに電話を入れて相談するが、
予備駐車場までの距離や、あちらでさらに渋滞がある可能性もあり、
今からそちらへ回るのはリスクが高いということで、とりあえず今の列を続行する。
で、ようやく駐車場までたどり着いたのだが、警備員に満杯だから予備へ回れとの指示。
ガッデム!やっぱり!そういうのはもっと手前でアナウンスしようよ!
大急ぎで予備駐車場へ向かうが、その道中でもまだかなりの車の列が並んでいた。
ああ、そこ並んでも無駄だよと思いながらも、スタートが危ういのでとりあえず急ぐ。
慌てすぎて曲がりどころを間違ってオーバーランするも途中で気づいてルート復帰。
kurubiさんはR365を一路長浜を目指して迷子になってしまいました。
配布された地図もわかりづらい!
で、どうにか予備駐車場に到着し、大急ぎで支度。
アップもなにもする余裕なく、受付時刻・荷物引き渡しにももう間に合わない。
そのうちkurubiさんも合流し、みなで会場へダッシュ
自分は出走が一番早いのだが、すでに集合のアナウンスがされている。ヤヴァイ!
大急ぎで受付してゼッケンとタグを装着して荷物を預ける。
trekyさんに行ってきますと挨拶をして、集合場所へ。ふぃ〜どうにか間に合った。
会場を出るときに梵天さんを発見し、笑顔でお見送り頂きました。
そこから毎度毎度パンクの不安いっぱいの路肩を伝ってDW入口まで移動。
大行列だが、わたくし極端にトイレが近いので、並びます。
そのうち、時間となって自分のクラスが料金所まで誘導されていきましたが
自分の前後にもたくさん同じクラスや早いクラスの人が並んでいるし、
チップ計測なら別組とスタートでも大丈夫だろう。
そのうち、しおさん、kurubiさん、trekyさんが
先にスタート地点へ上がっていくのが見えました。
ようやくトイレを済ませ、料金所へと進むと、すでにクラスDの2組目のスタート。
その最後尾からいよいよスタートします。


↓いざ出陣!


一斉にスタートと言うことで、最後尾にいた自分はとにかく不利。
集団はゆっくりとした展開でスタートしていて、道幅いっぱい。
スタートラインを割ったところからペースを上げてバンバン抜きにかかります。
ギリギリ反対車線に出ないように大外からパスするが、一気には抜けず。
1つ目の緩いカーブを抜けて少し傾斜がきつくなるヘアピンのところでもトラフィックにかかる。
右からも左からもかたまりすぎていて抜けない。
結局周囲がある程度ハケて、集団を抜けれたのは1.5kmすぎのこと。
ここからタイムロスを挽回しようと一気にペースを上げたのだが、
2km地点をすぎたところ、若干平坦気味になってペースが上がるとことで、
いつものように心肺が一気に跳ねる。
ズズズと細動が始まりちょっとヤバイかと思ったのだが、
ペースを落として水を飲んで落ち着いたら幸いにして元に戻った!
去年も全く同じ場所で同じようになったのでデジャブかと思った。
心肺は一度戻ればもう2回なることはないと経験上分かっているので、再びペースを上げる。
3km地点、西向きに方向転換するヘアピンまではあっという間の感覚。
そこからしばらくアウターに入れてゴリゴリ踏んでいく。
ホイールはきちんと反応してくれるので助かります。
これでコスカボだったら、後ろ脚を引っ張られて地獄でした。
ここからは山肌を縫うようにして進んでいく区間
まだまだ余力はあるが、去年よりも距離が延びるし、
あれはロード1年生の時だったが、12km以降が恐ろしく辛かったという記憶があるので
まだ序盤ということで無理やり上げずに進む。
とにかく日差しがきつくて暑い!こんなに暑いと思っていなかったのだが、
この暑さがいやに体力を奪う。
水は飲みたいけどそんな頻繁にボトルに手を出す余裕なく。
それでも、最後尾スタートだったからか、ここまでほとんど抜きっぱなし。
次のクラスのスタートもまだなのか抜かれることもなく、どんどん抜く。
途中、「ロングの人!」と声がする。きっと自分のことを呼んだのかなと思ったが、
必死でペースを上げてたので誰だかわからず。スミマセン!
この中盤、ちょうどいいペースメーカーを発見できず、
このペースで果たしてよいのかどうか。もうちちょっとペース上げた方がいいのか?
そのうち、Sakataniジャージでビアンキに乗っている方が前方に現れる。
sakataniジャージの方なら遅いはずなしということで、ぴったりマークして進むことにします。
西風が若干きついので、背後に入れてもらいながらズンズン進む。
そのうち後方から右側行きますという声がする。
見ると黒×グリーンジャージの方が遅い人をパスしているのだが、
自分と同じくらいのペースなのかこちらまで上がってこずに声だけするという状況。
自分的にはこの2人をペースターゲットと定めて進んでいきます。
コースの微妙な勾配の変化と合わせて緩急をつけてペースをキープする。
感覚的には軽いギアでクルクル回すよりも、
数枚重いギアで踏んでいく方が脚にあっている様子。
一回これで下りにはいるかと思わせる切り通しのフェイクはお見通し(笑)
そこから再び同じように山肌を縫って進むが、
去年と比べればあっという間にここまで来たという印象。
そしていよいよ斜度が緩んだところで、満を持してsakataniさんの前に出て
アウターに一気に入れてゴリゴリ踏み、下りでも45kmまで上げる。
それでもさっきの黒グリーンさんにパスされたが、慌てずに10〜11km付近での急坂で対応。
ペース配分という点ではわからないが、他の人とのペース差でいうと、
斜度がきつい方が有利に思える。バンバン右側ラインを維持してパスしていく。
去年のゴール付近で41分ジャストくらい。
と、確認していると、後方から「すみませ〜ん。右側開けてくださ〜い♪」と声がするので
もしやと思ったら梵天さんが軽快に上がってこられました。
あまりに軽やかなので、思わず、
「すみませんあと2kmでも2分でもいいんでおごってください!」とお願いしたら
苦笑いをされて、「がんばります!」と気合を入れてすっ飛んでいかれました。
そのあまりに楽しそうな姿に、こちらも元気をもらい、
残り5km頑張るぞと気合を入れてペースを上げます。
もちろんご本人は誰よりも努力して、必死にやってはるのですが、
それをシビアに感じさせないどころか、
周りにも元気を分けてくれるところは流石ですね。
梵天さんはその先でもお知り合いの方に出くわしては会話をしつつ上がっていかれました。
で、梵天さんに話しかけられていたサクソ鷲ジャージの方を今度はロックオン。
今思えばヤマトさんだったかもしれません。
しばらく後ろに着かせてもらってペースを刻みます。
うっすらと記憶しているのは一部トンネルみたいなところがあって、
そこはわずかに下っているということ。
なかなかそのトンネル部分が来ないので、ひょっとして撤去したのかなと思ったくらい。
で、ようやく下りに入ったかなというところでサクソジャージさんの前に出て、
アウターに入れて50kmでトンネルを駆け抜ける。
その勢いを駆って次の上りに入るが、前方にはペースが落ちた人たちが増えてきて
フラフラと蛇行をする人あり、止まりそうになりながら必死にペダルを回す人あり、
天国だか地獄だかそんなような状態。
その人たちの頑張りの邪魔をしないように、また変に接触してこちらも困らないように
ちゃんと声出しをして右側からズバッズバッと瞬間急加速をしつつパスする。
回り込んで、もう一発、舳先までの上りはさらにコース上は大混乱。
いきなり少し前を走っていた人が路肩の溝に突っ込んで落車!
慌てて避けつつ、「落!」と声を出して後方に注意喚起。
と、その先では、道のセンターで2台が接触落車して立ちすくんでいる。
そのうちの1人の赤いCAADのおっちゃんに「コース脇へ回避回避!」と叫びながら避ける。
と、その先でも目の前の1人が落車をしたので急ハンドルでよけながら「落!」と叫ぶと
右側からスタッフが道を横断して駆けつけようとして思わずぶつかりかける。
危ない危ない!
どれも速度は出てないので大した怪我とかはなさそうだが
まさかヒルクライムレースでこれほどの落車や接触事故に出くわすとは思わなかった。
15km、1000m近く上ってきて、おそらくみな体力が限界に達したのか、
フラッフラの状態でダンシングしようとして足がもつれてバランスを崩したり、
気が遠のきながら蛇行をして別の選手と接触をしたり、たぶんそういうことなのだろう。
すでにマシンを降りて休憩している人や必死の形相で押し歩いている人などもいて
ヒルクライムレースの過酷な本性がでてきたなという感じ。
そういう混乱したコース上で、ペースを落としたり、ハンドルを切って事故回避したり、
後ろの人たちに声を出したり余計な体力を使っているうちに、
こちらも多少へばってきました。
こりゃいかんと重いギアを諦めて軽いギアでクルクル回す戦法にシフト。
ようやく山を回り込んで北斜面に出ると、遠くにゴール地点が見えてきた!
スタッフはあと2kmと叫んでいるが、あそこまでは正確には3km弱はある。
すでにこの時点で56、7分くらい。さすがに1時間切りは無理か。
でもできるだけそこに近づくために必死で踏んでペースを守る。
ラスト500mくらい、最後少し斜度がきつくなるところから、ギアを上げてスパート。
手元の時計では1時間3分になるかならないか、どうせなら3分切りたいと必死のパッチ
ゴール前で何人かパスをしてようやくゴール!
お疲れさん!
今日は冷静にリラックスしてレースに臨め、楽しめました。


↓ゴール付近はいまだ残雪あり


ゴール後はその場で倒れこむということもなく、すぐに荷物受取へ行く。
ちょうどトラックから荷物をおろしているところで、
テントというテントを探しまくってみるが一向に見当たらない。
途中でkurubiさんに遭遇するが、そちらも見当もつかない様子。
グズグズしていると汗も飛んで、体が冷えてしまう。
言うても標高1200mで、独立峰で風が強い。薄着なのだから寒くなって当然。
どうにかこうにかリュックを発見し、パーカーとネックウォーマー装着。
防寒対策がすんだら、補給補給。
こちらも大行列。並んでバナナ1本とぬるいミルクティーをもらって即消費。
本当は山小屋で山バッジ買って帰りたかったけどまだシーズンOPENしてなかった。
また歩きで上りに来よう。
で、ゴール付近へ行くとすでに下山の集合がかかっている様子。
実業団のスタート時間までに下りないと、
この寒いところで1,2時間は足止めを食らってしまう。
kurubiさんに電話を入れるとリザルトのところに集合しているということでそちらへ。
みな無事集合していたのだが、hideさんだけ見当たらず、どうしたのかなあと思ってたら、
色っぽい声を出しながらhideさん到着。かなりハードな様子でした。
あとでこそっと聞いたらアウター縛りだったというからびっくり&羨ましい!
それからハジメマシテでいっちーさんやヤマトさんともお会いできました。
よろしくお願いします♪
そこからリザルトを確認したり、記念撮影をしたりしてから下山へ。
今回は先導するスタッフもおらず、完全野放し状態。
まだ必死に上っている人たちにエールを送りつつ安全に下ります。
なかなか高度感もあり、時折風に煽られる場面も。
一旦10km地点の駐車場で待機して、皆が無事に降りてきているのを確認し、再度下る。
そこからスタッフに声かけしながら下る。
コーススタッフはおそらく地元の高校生が無理やりに駆りだされて、
半日以上何もないところで大した駄賃もなく拘束されているので大変でしょう。
ぐったりしている人も多かったが、なかにはきちんと礼儀正しく挨拶をしてくれる人もいて
とにかく感謝です。
そうこうしながら料金所まで下ってくると
ちょうど実業団クラスの人たちのスタートが始まるところでした。
間一髪間に合った!


↓10kmポイントの駐車場より


さてさてドライブウェイの入り口でメンバーとはお別れです。
お疲れさまでした!みなさん気をつけて!
さあ、自分は本日の第2ラウンドです。
自分にとってはレースも本番ですが、ロングも手の抜けない本番です。
このところレース向けに短いスティントでの走りはこまめに入れていましたが、
ロングを走るのは実に1ヵ月ぶりのことです。
果たして結構お疲れ気味の状態で、150kmも走れるんかいな?
でもちょうどよいのは、2週間後のフレッシュでも、
おそらくこの辺に到達している頃には同じくらい疲労しているはず。
ということで大津辺りまで、試走を兼ねて帰ることにします。
時刻は13時を少し過ぎたくらい。


会場方面へ他の参加者の列に交じって下っていきます。
途中でみなが左折するところを直進し、西町で右折してR21に入る。
黒血川すぎての上りで、同じく自走組と思われるローディーさんをパス。
この辺はまだ東からの追い風に乗り快適そのもの。
途中で何台かのロ−ディーさんをパスしつつ、45kmペースであっという間に米原
多少疲れていますが、脚は全然問題なさそうです。
米原署前でR8を離れて、JRをまたいでいつものコースへ。
観光客でごった返す彦根に入る。
下山した時点でそこそこお腹が減っていたのだが、
さすがにここまで引っ張ったのでガス欠。
この先湖岸道路で補給ポイントを探すのは難しいので、ここでがっつり昼飯です。
で、キャッスルロードに入り、前回の試走時には無念のランチタイム終了で入れなかった
「麺匠ちゃかぽん」さんへ。
結構高いバイクだと知って、お店の方がわかりやすい場所に停めさせてもらい、
マシンが見えるテーブルに案内してもらいました。優しい〜。
で、お目当ての赤鬼うどん二代目を注文。大盛無料なので当然お願いします。


↓麺匠ちゃかぽん


さて、でっかい丼ばちに入ってやってきました!
薄切りの近江牛の赤い色の華やかさに、錦糸卵の色どりがきれい。
ここにアツアツのお出汁を一気にかけていきます。
ちょうど半生状態になったお肉の柔らかさ!そして上質のお味です。
出汁は少し濃い目で疲れた体に沁み渡ります。ああ、うまし。
さすがにちゃんと食べようとしたら近江牛はお高いけど、
やっぱりどうせなら食べたかったので大満足です。
お店の人もみな気を配っていただいてありがとうございました。


↓赤鬼うどん 二代目(1100円、大盛無料)


↓華麗なる変身〜


さて、時刻は14:30です。まだ130km残っているので観光なしで帰ります。
混雑するキャッスルロードを抜け北上。
長曽根から湖岸道路へと入ります。
ビワ1をされているのか、たくさんのサイクリストが行き交っております。
本番ではこの辺では2時3時ごろ通過予定で真っ暗のはず。
外灯の具合等はどうかとチェックしながら進みます。
滋賀県立大辺りまでは民家もあり外灯もそこそこあるので真っ暗闇ということはなさそう。
コンビニもいくつかあり問題なし。
昼間なので交通量が多いが、夜中にここをバンバン車が走っているのは想像しづらい。
宇曽川を越えると遠く前方に近江八幡の山々が見えてくる。
すぐそこのようでいて標識には20kmとある。
その辺から道は右手は湖、左手は田畑という状態。ちょっと夜中は暗いかもしれない。
あとはひたすら景色の変わらない単調で平坦なルート。
睡魔との厳しい戦いが予想されるがそこはメンバーで会話しながら乗り切りたいところ。
湖岸に出た時点で風は南西からのきつめの向かい風にチェンジ。
ひたすら低姿勢で踏ん張る。伊吹では効果を発揮したCL24だが、
平坦ではやはり高速を維持するのがちょっとツライ。軽過ぎて物足らない感じ。
愛知川・大同川を越えて、山並みにぶつかり道は南下に転進する。
西の湖からふきつける風は一層激しく、この間の舞洲を思い起こすほど。
長命寺を過ぎ、代わり映えのしない道をひたすら進みます。
この頃から背中にハリがちょっと出てくる。
やはりわずかといえど背中に重みを感じ続けているとしんどい。
いつものルートと違って、湖畔の地形をきれいにトレースしながら道は続くのでなかなか長い。
ぐるぐると岬を回りながらびわ湖大橋の東詰にあるサンクスに16時到着。
当日のペースを想定しながら走り、休憩も含めて伊吹山からここまで約3時間です。


↓沖合に多景島


サンクスで冷たいものが食べたいとミルクアイスをほおばりしばし休憩。
入電があったぱしゃ君にかけてみるも不在でした。
そのうち、南湖一周された集団でしょうか、続々とサイクリストが集結してきたので退散。
本来のルートであればこのまま湖岸道路をなぞって16km先の近江大橋をめざすのだが
ここはもう何度も走って知っているし、つまらないので予定変更。
まだ1度も渡ったことのなかった琵琶湖大橋を渡ってみます。
リスタートして橋を渡るが、えげつない左からの横風!
歩道部分は車道よりも高くなってしかも幅が狭く、モーレツに煽られながら必死で渡る。
渡りきって少し裏道を使って、そのうちにR161に入る。
相変わらず交通量が多いので、回して切り抜けていきます。
坂本付近で旧西近江路へエスケープしてダラダラと進む。
大津京まではJRの高架下をなぞる。


琵琶湖大橋


さて、いつも迷う京都への山越えですが、
今日は小関越を回避して逢坂越でいきます。
えっちらおっちら峠を越えて京都側に下る。
途中で府道35号へと入り、そのままひたすら進む。
まだ全然陽も明るいので、いつものルートではなく、ちょっと探検モードで進む。
いつも名神から見えて気になっていた醍醐の上りの入り口を確認して
そこからひたすら裏道で気付いたら長坂峠の入口である平尾台に迷い込む。
そこから六地蔵へ脱出し、外環状で伏見。
伏見辺りから背中の疲労感MAXで方が凝るし首は痛いし。
府道124号で淀をかすめて納所にて桂川CRに入る。
御幸橋には19時前に到達。


↓伏見を抜ける


↓おなじみの御幸橋


そこからはいつものルートで、府道13号をかっ飛ばして枚方
ちょっと向かい風が強かったせいもあり、そこそこパワーを使ってガス欠。
枚方大橋のたもとのサンクスでカップヌードルカレーを食べる。
そこから真っ暗の淀川CRをのほほんと走って、鳥飼大橋から阪神高速守口線高架下で。
ようやく太子橋まで帰ってきたと思ったら、いきなりのどしゃ降り。
かなんなあ。
ボトボトになりながら家路を急ぐが、どうしても十八番の中華が頭にあったので寄る。
おばちゃんにいきなり降ってきて災難やなあと同情される。
で、21時前に帰宅しシャワー浴びて一杯。


↓シメはやっぱり十八番!


みなでワイワイ上って楽し。1人旅もまた楽し。どっちも捨てがたい。