私はカムイさんの味方です!
いやあ、カムイ!
あの非力にもほどがあるマシンで、予選では直接のライバル・マルシャ2台より前、
しかもロータス勢ともほとんど差のないタイムでの意地の19番グリッド。
そして決勝でもマルシャ2台より先行しての17位でゴール。
あまりの戦闘能力のなさに、やれることが限りなく少なく、
しかもたとえそれをこなしたとしてももはや四面楚歌の現状にも悲観せず、
結果で自らの存在価値を示し続けたカムイにはアッパレをあげたい!
前戦のベルギー・スパGPでは、決勝のわずか数日前に欠場を言い渡され、
今回も直前になってお目当てのペイドラが間に合わないからと急きょ出場を言い渡され、
いいように立場を振り回されて怒りというか意地というか、
そういう気迫が伝わってきました。
これだけ頑張っても、次戦以降はペイドラの若手のせいでシート喪失の危機だけど、
せめて今年鈴鹿だけでも走ってほしいし、
本当にもうクズなケータハムみたいなチームはさっさと見切りをつけて
来期以降のシート確保に積極的に動いた方がカムイ君の将来のためだと思う。
それはもちろん、スポーツとして
より戦闘能力のあるチームへの移籍をしたほうがよいという単純な理由もあるけど、
問題はそこだけじゃない。
純粋に速さを競う、マシンの戦闘能力を上げる、
チームを上昇させるといったスポーツのところでの勝負ではなく、
金銭的、あるいは政治的な思惑だけが先行して、
チームを運営するということにしか頭の働かない無能な首脳陣(そもそもF1に参加してる意味があるのか)、
約束事(契約)さえもロクに守れない人間と一緒に限界に挑むなんてことはできないと思います。
くだらない組織のためにせっかくの才能がもったいない。
沈みかかった船にはさっさと見切りをつける、
これもセルフマネージメント、実力のうちです。
あれだけの実力(チームメイトのエリクソンやマルシャ勢との歴然としたドライバーの資質の差)があれば、
きっと自分で道は切り開けるはず。
来年もカムイの走りが見たい!(できればマクラーレンホンダ?さすがに無理か)