記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

途中経過

先月から始まった醤油づくりの途中経過。
最初の1週間くらいはウンともスンともだったのだが、
2週目に入ると、少しずつ変化が。
最初に入れた水分が一度引いていたのが、少しずつ水分が染み出てきて
1日ほど放っておくとペットボトルが膨らんでいる。
ガスが発生して充満しているので、放ったらかしにしてしまうと、
ペットボトルの弱い部分(キャップ)がその内圧に負けて破裂してしまう恐れがあるので、
1日に1回はガス抜きと、新しい空気を入れてやることで発酵を加速させる。
今週に入ると、発酵が活発で、朝晩2回、キャップを緩めてあげないと、
すぐに容器がパンパンに膨らんでしまうくらい。
時々、台所からペットボトルが膨れるポコッという音が鳴る。
それだけ酵母が呼吸をしているということだろう。なんとも不思議。
だんだん中に入っていた大豆や小麦の粒が分解されてふにゃふにゃになってきて
茶色い汁が染み出てきて、なんとなく醤油らしくなってきた。
匂いも、酒と醤油とお酢を混ぜたような香り。
さてどんな醤油ができるやら。