フォーミュラE

去年の9月に開幕した電気自動車によるフォーミュラ選手権。
最終戦は、刻々とチャンピオンの行方が変わる手に汗握る展開で
ひさびさに自動車レースで熱くなりました。
ブエミのスピンは致命的だったけど、
レース上でピケJr自身がリスクを冒して電力マネージメントをして
最終的にコース上で一台追い抜きを成功させたのが大きかった。
件のクラッシュゲート事件でF1を追放されてからは泣かず飛ばずでしたが
これで初めてのビッグタイトル獲得、しかも1p差を死守しての栄冠。
すばらしい！おめでとう！
それにしても、ピケJrと戦っていたのが、プロストチームのブエミで、
そのブエミは、1つ前のブルーノ・セナを抜けて入れれば
（あるいはスピンで順位を落とさなければ）
逆転チャンピオンだったわけで、何の因果か、
あの時代の代理戦争みたいで面白かったです。
開幕当初はトラブルも多く、
迫力あるエキゾースト面がなくて迫力がないとか言われていたけれど、
シリーズを追うごとに、マシンも技術も戦略も成熟して、
ちゃんと立派に魅力的なシリーズに成長したなあと思います。
公道レースが基本で、1dayですべてのスケジュールを終える仕組みなので
ぜひ日本の公道でもレースをやってほしい！