Music Life 『豆の日常』 *オリジナル楽曲*
色々とお忙しい中でも、一応ギターだけは毎日触ってます。
それにメロディーは頭の中で随時降っては湧き降っては湧いているのだが
それをグイッと引っ張り上げて、形にするという、
一番労力のいるところで、時間も取れず体力がない。
まして、それに歌詞をつけてアレンジをしてとすると
本当に相当なエネルギーを要するのだが
そこまでスケジュールがまかなえない今日この頃。
今現在で、7,8曲はデモデモ段階のストックがあるけど、
ぼちぼち仕上げていくしかない。
一日が50hくらいあったらええねんけどなあ。
そんなこんなで久々オリジナル楽曲のアップです。
今回はインストゥルメンタル。
学生時代、映画の製作サークルに入っていて、
そこで今の奥さんとも知り合った訳なのだけど、
映画に合わせてBGMをつけたり、作曲もしていました。
今回の曲は、奥さんが初めて作った『豆の日常』という、
当時飼っていた愛犬マメタロウの写真を
紙芝居チックに流す作品に合わせて曲を作ったものです。
女子らしいほのぼの系の作品に合わせて、
手作り感あふれるシンプルでほっこりとしたメロディに仕上げました。
それを久々にリバイバル。
オリジナルは、キーボードで、オカリナと木琴の音を足しているのですが、
これをギターだけでやってみたらどうだろうと、途中で思い立ち、
別バージョンもこしらえてみました。
ちなみに、こちらのジャケットは、奥さんに書き下ろしてもらいました。
もっと音を重ねてもよかったのだけど、
GONTITIな感じを意識して、DUOで展開してみました。
今の第3期音楽活動の心の師としては、
何度も濱口さんや細野さんの名を挙げていますが
大学時代の第2期音楽活動の時期の心の師の1人は、チチ松村さんでした。
実はうちの親がチチさんとちょっと関係がありまして、
お話をしたことも何度かあります。
チチさんの確かな伴奏と感性も素晴らしいのだけど、
ゴンザレス三上さんのメロディーが本当に素晴らしいんです。
チチさんが三上さんのすごいところは、
ギターソロなのに手数が少なく、音と音の間に絶妙な間を作り出して
1音1音の音の豊かさを最大限に引き出すことができるところと
TVかなにかでおっしゃっていましたが、
ただポロンと弦を一つはじいただけなのに、
ブワ〜っと増幅されて世界に広がるあの様は本当に素晴らしいです。
自分はあくまでギタリストではないですし、
プレイヤーとしては5流を自負していますが、
メロディーに対してはいつでも敏感でいようと心がけています。