記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

今季アルプス開き 木曽駒ヶ岳&宝剣岳 弾丸日帰り

土曜日、急きょ合間を縫って、今季初のアルプス入りをしました。
本当は日曜日に弾丸日帰りで別のお山を計画していて、
突然お祭りの参加の件でドタキャンして落ち込んでいたのだが、
金曜の晩に奥さんが翌日休みだということがわかり、
再び弾丸プランを急造。
行ける時に行っとかないと行けなくなるし、
間違いなく晴れる確信があったので強行発進。


向かったのは中央アルプスの最高峰かつ日本百名山に数えられる、
標高2956mの木曽駒ヶ岳
標高2650mの千畳敷カールまではロープウェイで一気に上がれるので
比較的お手軽にアルプスの雰囲気を楽しめるお山です。
始発ののぞみ⇒ワイドビューしなの⇒愛しの飯田線を経て、
ロープウェイを乗り継いで千畳敷に到着した時点ですでに12:30と遅いスタート。
序盤から超ハイスピードで、まったく休息を挟まず、木曽駒ヶ岳を落とす。
この日は本当に抜けるような青空で、展望もばっちり360度丸見え。
西を望めば、白い煙を上げる御嶽山、北を望めば乗鞍岳に、なんと槍ヶ岳まで見える!
東に転ずれば、緑豊かな伊那谷の対岸に見事に連なる南アルプスの山塊。
甲斐駒、仙丈ケ岳北岳間ノ岳と役者が勢ぞろいし、
そのさらに奥に構えるは真打登場!富士のお山。
お見事!


千畳敷カール


↓100名山・木曽駒ヶ岳(2956m)


↓360℃快晴!ひゃほい!(左から御嶽山乗鞍岳北アルプス


↓アルプスな風景(真ん中の突先が宝剣岳。右手奥が空木岳


大幅に稼いだマージンで、時間的に無理だろうと思っていた宝剣岳にも寄り道。
山頂付近のスリリングなルートに肝を冷やしつつも到達し、
おまけに例の岩の上で、命がけでいつものポーズ。
山頂にいたパーティーにカメラをお願いして、勇気振り絞ってやった時は
歓声が湧きましたが、もうあそこで2度としない!


↓超難所!


↓宝剣岳にて命がけのシェ〜。


行って帰ってわずか2.5時間の山行でしたが、
なにしろお天気が素晴らしくてぎゅっと凝縮された山行になりました。
でも予想以上の猛暑と、ハードペースで最後はふらっふらでした。
ハイペースで回れた結果、帰りは電車ではなく高速バスにも間に合い、
時間とコストも圧縮できて、日帰り弾丸としてはほぼほぼパーフェクトでした!


↓本日のルート


<本日の工程>
5:15出発⇒5:30新大阪6:00⇒(のぞみ)⇒6:47名古屋7:00⇒
ワイドビューしなの)⇒8:57塩尻9:36⇒(中央本線)⇒9:56辰野9:59⇒
飯田線)⇒11:06駒ケ根11:30⇒(バス)⇒12:15しらび平12:20⇒
(駒ケ根ロープウェイ)⇒12:28千畳敷


12:35千畳敷⇒12:45八丁坂⇒13:05乗越浄土⇒13:06宝剣山荘⇒13:15中岳⇒
13:20駒ヶ岳山頂山荘⇒13:30木曽駒ヶ岳13:45⇒13:48駒ヶ岳山頂山荘⇒
13:54中岳⇒14:00宝剣山荘⇒14:15宝剣岳14:30⇒14:40宝剣山荘14:45⇒15:15千畳敷


15:30千畳敷⇒(駒ケ根ロープウェイ)⇒15:37しらび平15:50⇒(バス)⇒
16:35女体入口バス停16:47⇒(高速バス)⇒21:45阪急三番街⇒22:30帰宅