記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

しかし…

ここまでひどい負け試合はなかなかお目にかかれない。
もう120%勝てる試合を、みすみす手放した。
結果論かもしれないが、それでも失点を最小限に防げる場面、
それも明らかなポイントが幾つもあったのに、
そこで動かなかった小久保は正直、監督の器じゃない。
それは予選の時からそうだったのだが、あの時はまだリーグ戦で
調整という意味合いもあって我慢できた。
しかし、一発勝負、しかも絶対に負けられない韓国戦。
選手の責任ではなく、明らかに試合の流れを読み切れない監督の力のなさ。
それが予選から本線の間にブラッシュアップできなかったということか。
しかし…なぜ9回も則本を続投させたのか。
しっかりボールの軌道をキャッチされた状態で、変化の薄いSFFを狙い撃ち。
それが2者連続。
SFFの落ちない、しかもそれを狙われている則本にそれ以上の武器はない。
なのにそこでも選手交代させず続投。ありえん。
結果、厳しいコースを突かざるを得なくなり、
デッドボールでノーアウト満塁。
そこでようやくピッチャー交代。明らかにワンテンポ遅い。
しかもそこで次に出てきたのが松井。
予選の時点で度胸のなさ、ピンチ×は明るみになっていたはず。
なのに、これ以上ない大ピンチでプレッシャー最骨頂でなぜ松井?
選手を信じるという言い方は聞こえがいいが、
それと本来の監督の仕事は違うはず。
なんのために予選での見極めだったのか。
で、結局ちょっとずつ持ち前の気弱さでストライク入らず、
タダ同然で、1点献上。ボランティアじゃねえんだぞ。
結局1点を挙げただけで何もせずに松井降板。
状況変わらず増井が出てきた時点でまだアウト1つも取れていない…
全く本当に意味が分からん。
結果3つのポイントで正しい選択をしていれば、
少なくとも同点どまりで逆転までは防げたかもしれない。
で、相手打順もここで最強イ・デホまで回す。
その時点で相手は押せ押せムードで、一挙逆転。
嶋の配球も弱腰で意味不明。
7回までの大谷の素晴らしすぎるピッチングを、
全くタダ同然で韓国にプレゼントするという、
近年まれに見るひどい負け試合でした。