記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

信貴生駒交野縦走

日曜日。
せっかく快晴の予報だったので、いっちょ今年オーラスの大冒険。
とはいえ年の瀬に1泊2日遠征なんて悠長な時間は取れませんので近場で。
今回の舞台は、もっとも身近な山の一つ、生駒山
単品ではあまりに味気ないので、山系全部縦走することにします。
結論から言うと、しょーもない!
距離的には50km近くを歩けたのだが(最初30kmくらいだとばかり思ってたのに)、
感動も充実感も達成感もゼロ。
なにせ道が面白くない。
ドライブウェイの横をダラダラ歩く(六甲山上の最もつまらない区間みたい)、
広大な墓場の間を抜ける、ゴルフ場の間を抜ける、
きれいに整備された○○園地をひたすら歩くといった感じで、
コースの大半は山歩きというには味気なさすぎました。
ただお天気がすこぶる良かったのが慰めで、
大阪平野奈良盆地を遠くまで見渡せたのはよかった。
寝坊でスタートが2時間も遅れたのが最後に響いて、
鬱蒼とした森の中をナイトハイクになってしまったが、
不幸中の幸いで交野山から夜景を見ることができました。
あと、まさかのロストし放題で無駄な時間を食ったのもよくなかった。
正式な山地図などなく、市が出しているハイキング用の地図を使ったのだが
地図に表示されていない分岐がたくさんあり、
そっちかと思ったら市民農園に入り込んだり、ゴルフ場に入ったり、
あやうく途中で下山しかかったり、
とにかく開発が進みすぎてどこにでも道があってどれが正規ルートなんだか。
同じ縦走でも六甲全縦の方が変化に富んでいて面白いと思います。
とりあえず久々に50km近く歩き倒して足バッキバキDEATH。


<山行スケジュール>
8:00出動⇒JR高井田駅09:05⇒09:22葡萄坂分岐⇒09:38どうどう不動尊
09:56雁多尾畑大池⇒10:17高安霊園⇒10:25高安山駅⇒10:38高安山(487m)⇒
10:54信貴山(437m)⇒11:30高安山⇒11:35立石越⇒11:58十三峠⇒
12:15鐘の鳴る丘展望台12:25⇒12:45鳴川峠(なるかわ園地)⇒13:00暗峠
13:30生駒山(642m)13:45⇒14:18ぬかた園地燈籠ゲート⇒14:45阪奈道陸橋⇒
15:00室池(むろいけ園地)⇒15:15ひょうたん橋⇒15:25清滝峠⇒
15:42飯盛霊園入口⇒16:00星田園地ゲート⇒16:14天野川トンネル(R168)⇒
16:33私市カントリークラブ16:45⇒16:55くろんど園地⇒17:30傍示峠⇒
17:54府道7号⇒18:12交野山(341m)18:20⇒18:28白旗池⇒
18:40国見山(284m)⇒18:55国見山登山口⇒19:15JR津田駅⇒20:15帰宅


↓本日のルート


始発で出動の予定が、目覚めたらまさかの7:40。
大急ぎで支度をして8:05発の電車で新今宮へ。
そこから大和路線に乗り換えてJR高井田駅に到着したのが9時。
7時には山行スタートしようと思っていたのに、早くも2時間遅れです。
トイレを済ませたら早速出発。


↓JR高井田駅を出発


まずは山の方面へ進む。
高井田横穴公園の脇をかすめ、ドンツキの信号を右折。
そこから住宅街をてってこ進む。
空は抜けるような青空で、風もなく穏やか。
早くも暑くなってきました。


↓住宅地を抜けていきます


住宅街を抜けてようやく山間部に入りますが、
緩い斜度で舗装道がずっと続きます。
そのまま葡萄坂の道と合流しますが、
そちらは交通量が多いので避けて、右側へ下っていくことにします。


↓葡萄坂分岐を右手へ


雁多尾畑の集落をずんずん進んでいくと、
どうどう不動さんがあり、その奥に小さな小さな滝。
ずっと舗装道路を進んで飽きてきていて、
そこから山へ切れ込めるかと分け入ってみたが、
害獣除けの電流柵がいたるところにあり断念し引き返します。
分岐を左折してさらに進んでいくと、畑大池に到着。
たくさんの釣り人が糸を垂らしております。


↓どうどう不動尊


↓雁多尾畑大池


そこからさらに進みドンツキ左折し少し下る。
右側の斜面に階段があったのでそこを登ると、
高安霊園の敷地内に入る。
馬鹿でかい園内をずんずん進み、正門から出て
しばらくスカイライン手前の道を進む。
朝っぱらからドリフト族が何度も往復しては
キキキ〜とブレーキを鳴らしているので、さっさと通過して、
近鉄ケーブルの高安山駅に到着。
時刻は10:25。


↓高安霊園


近鉄ケーブル 高安山駅


駅の北側の裏手から登山道に入ります。
ようやく未舗装の山道に入りました。
枯葉が敷き詰められた道をずんずん進む。
途中、左手に高安山山頂の目印を発見し、ブッシュに突入。
しばらく進むと全く味気のない山頂に到着。


高安山487m


山頂から縦走路に戻り少し進むと、十三峠方面と信貴山方面の分岐。
時間も遅れているし、このまま縦走を続けてもよかったのだけど、
やっぱり信貴生駒と言っているのだから、本丸の1つは取るべし!
ということで、寄り道を決行して信貴山方面へ。
目印には片道30分とあるがダッシュで時間短縮を狙う。
いったん信貴生駒スカイラインをまたぎ、緩やかに下っていきます。
この道意外とハイカーが多く、どんどんパスしていきます。
途中分岐があるのだが、地図に記載がなくどっちか迷って、
とりあえず登ってる方をチョイス。
そこからひたすら急いで進んでいると、
右手の斜面に怪しい虎ロープがあり、勘が働いてそれをよじ登ると、
コンクリ坂に出てショートカット成功。
かなりの激坂を登りきると、信貴山頂の祠の裏手に出ました。
写真とお参りを済ませたらすぐに引き返します。


信貴山437m


同じコンクリ坂を下っていったのだが、
さっきの虎ロープ場を見逃し下りすぎてしまう。
それでもあれは正規の道じゃなかったし、
あのまま進んだ道の先とつながっているはずだから大丈夫と下っていく。
なにか木の柵が施された分岐があり、
左手に木板が取り付けられた道から老ハイカーが降りてきたので
そっちは高安から来ましたか?と聞くとそうですと答えたので、
ほら、やっぱり正規の道があったとそこを登って行く。
いくつか木板の道が大きな段差に施されていて進んでいったのだが、
どうもおかしい。
進めば進むほど道が消えていき、
しまいにはでっかい窪地をなぞるような斜面にどうにかへばりつく感じ。
さっきの老ハイカーさんがこれほど困難な道を歩いて来れたはずもないし、
絶対におかしいと、いったん木板のところに戻る。
そこはかなりの広場になっているので、
きっと別のところの目印を見逃したんだと、
隅々まで見たのだが、やっぱりない。
これはもうむやみに時間をロスしてはいかんと、
再び激坂を信貴山頂方面に登り返していると、
中腹にわずかな脇道への目印を発見し、そこに突入していくと、
さっきの道に無事戻れました。
これで15分ほどはロスしてしまいましたが、
しかしさっきの老ハイカーは一体?
もしかしてキツネかタヌキに化かされたのかもしれませんな。
そうして縦走路に戻ってきたときにはきっかり1時間経過。
これは後半のナイトハイク必至となってきました。


↓縦走路にカムバック


縦走路は対して面白くありません。
序盤はアップダウンもほとんどないばかりか、
並走するスカイラインの側道をダラダラ歩く感じ。
しかも道自体が右へ左へ何度も蛇行していくので
生駒山に向かって一向に前進しない。
後半に向けて少しでも後れを挽回するために小走りで進みます。


信貴生駒スカイラインと何度も交差する


↓退屈な縦走路


しばらくして見覚えのある場所に出ます。
もう2年以上ぶりでしょうか、
関西ローディーおなじみの十三峠です。
まさか次は歩きでここに来るとは思ってもみませんでした。
縦走路からいったん外れて、TTコースのゴール地点である駐車場へ寄り道。
何人かのローディーさんがTTを終えて休憩をしておりました。
写真を撮ったら休憩なしですぐに縦走路に復帰。


↓十三峠


↓2年以上ぶりの十三峠だ


ひたすら、ずんずん、縦走路を進んでいきます。
この日はお天気が相当良く、
西側には大阪平野がずらーっとはるか遠くまで見渡せなかなかの絶景。
この辺りはまだ眺望があるので気が紛れます。
しばらくして陸橋を渡り、小さな池をぐるっとなぞっていくと
前方に白い展望台が見えます。
鐘の鳴る丘展望台というところで、トップまで登ってみました。
さすがに天気良く眺望抜群でした。
ここで時刻は12:15。
朝飯ヌキで来たので、あんぱん2つとおにぎり1個を流し込んで昼飯。
10分ほどでリスタートします。


↓陸橋を渡る


↓鐘の鳴る丘展望台


↓展望台から生駒山を望む


大阪平野丸見え


↓振り返って


展望台からリスタートすると、
小さなコブのようなアップダウンがいくつも出現し、
さっさと料理していきます。
この日いくつも通過する公園の最初として「なるかわ園地」に入っていきます。
途中で前方からMTBがものすごい勢いでやってきてあやうくぶつかりかけた。
枯葉がスルスルと滑るのを踏ん張りながらずんずん下って鳴川峠到着。


↓鳴川峠


そこから結構まとまった急な階段群ゾーンに突入。
背後からものすごい勢いを感じたので振り返ると
トレッキングポールを使っておっさんが一人猛追してきている。
明らかにターゲットにされているので、
ここでいつもの負けん気を発揮して、ペースアップして登りをこなしていく。
ぴたっと背後に無言でへばりついたままで
キショコ悪いので一気にペースを上げてみるのだが、
向こう地力はあるようでなかなかはがせず、
なるかわ園地の分岐点までバトルは続きました。
おっさんはそのまま府民の森方面へ進み、自分は暗峠へ下り
ようやく解放されます。
おそらく一番登りがしんどい区間
図らずも一番速いペースで抜けることができました。
そこからしばらく下っていくくと、石畳の風情が残る暗峠に到着。
時刻は13時ちょうど。
ちょうど大阪側から若いローディー2人が上がってきていたので
ご苦労様と労をねぎらう。


暗峠


そのままR309をまたいで生駒山を目指します。
細い山道をつたい、しばらくしてスカイラインに出る。
そこから再び長い急坂が続き、ヒーコラ言いながら登ると、
中腹に展望台があり、そこで休憩を兼ねて撮影タイム。
自販機でドリンクを補充し、リスタートします。


↓展望台


↓振り返って


スカイラインをまたいで再び急坂にとりつく。
しばらく登っていくと繁みを抜け、
その先には何本もの電波塔が立っています。
ずんずんと進んでいき、冬季休業中の生駒山上遊園地の敷地に入ります。
子供たちの姿が全くなく、ひっそりと静まり返った遊園地は
さながら廃墟のようです。廃墟好きにはこの感覚はたまりませんなあ。
それはさておき今回の縦走の最高地点は撮っておかなきゃと三角点を探す。
エリアを少し探して、のりものアトラクションの中に最高地点を発見。
本日のチマコッピは642mです。


生駒山上の電波塔


生駒山642mの三角点はアトラクション内にあります


↓とりあえずチマコッピにてシェ〜


賑やかさはないとはいえ、
なぜだか遊園地はそこそこピクニック客がおります。
お弁当を食べている人や、ダベっている若者など。
見晴らしのいいところでしばし休憩をして、
おやつの苺ポッキーをむしゃむしゃ。
自販機は稼働しているものと眠ってるものとがあるので注意。
トイレは自分が見たところは全部鍵が閉まってました。
10分ほどでリスタート。


生駒山上遊園地


↓これから向かう方面を望む


北側の出口から急な階段をトコトコ降りてスカイラインまで。
道をまたいでその先の木道から「ぬかた園地」へ下ります。
きれいに整備された道を下っていき、
「生駒縦走登山道」あるいは「おおさか環状自然道」という標識を見逃さずに
道を選択していく。
園地に入ってしまうともう眺望すらもなくなり、
森林公園の雑木林を行く単調で平坦な道となる。
ずんずん進み、途中から枝道に分け入っていくと、
繁みの間からスカイラインの入り口が見えました。


↓本日快晴ナリ


信貴生駒スカイライン入り口


北側の出口から園地を脱出し、そのままけもの道を進んで行きます。
途中、地図にない分岐があり、
道なりに進んでいくと間違ってゴルフ場に出てしまい分岐まで引き返す。
もう一方の道へ入るとゴルフ場横の雑木林のトンネルを進む。
ずんずん進むとぽっと田畑の広がるところに出る。
そのまま舗装道路を進むとダンプ道となり歩道を行く。
段々と周囲が車の騒音で騒がしくなってきて、
阪奈道路にぶち当たりました。
時刻は14:45。まだ昼過ぎというのに、もう陽が頼りない。


↓葉っぱ踏み踏み


阪奈道路をまたぐ


ここまで頑張ってハイペースで歩いてきたので、
右足とお尻の付け根のところがジンジン痛む。
重い足取りで陸橋を渡るのが面倒臭いが、進むしかない。
目の前にファミマがある。
ここまでアンパンとおにぎり1つで歩いてきて、
しっかり休憩取りたい誘惑に駆られるのだが、
何しろ時間がないのでスルー。
バス停横の怪しい階段から今度は「むろいけ園地」へ入ります。


↓再び山道に入る


急な階段をよいしょと登り、小さな尾根筋にズンズン伝っていきます。
そこから一気に反対側へ激下って左折し、右折し、室池に出ました。
そこでカラカラの喉をペットボトルでうるおし、すぐにリスタート。
池をなぞるように進み、その先枯葉の絨毯を踏みしめて反対側へ。
つり池の脇に架かるひょうたん橋を渡って舗装道路に出ます。
生駒縦走路は本来ここから田原の方へと下っていくのだが、
この山系でやっぱり外せないあのポイントを通過するため、
ルートを変更します。
そのまま交通量の多い舗装道路の脇を歩き、
緑の文化園を通過し、到着したのはこれまたいつぶりか、
懐かしの清滝峠。


↓室池


↓むろいけ園地


↓ひょうたん橋


↓久々の清滝峠は感慨なし


信号を右折し、奈良方面側へ下ります。
その途中で後ろから何台のローディーさんにパスされました。
懐かしいねえ。
その先トンエルの真上で左折します。
BPはすでに延伸されていて、昔は渋滞が起こっていた道も閑古鳥で
あまり心配せずに道端を歩いて行けました。
飯盛霊園に到着し、墓場へ突入。
ここも、登山道の出口がどこか案内板をしっかり確認しつつ進む。
ずんずんと最奥まで進み遊歩道を無事に発見。
墓場を後にして急な木階段をずんずん登り、一気に高度を上げます。
深い茂みの中に突如ゲートがあり、そこから「ほしだ園地」に突入します。


↓BPが延びてる


↓飯盛霊園


↓ここから墓場脱出


↓霊園からここまで登ってきました


↓ほしだ園地に入ります


ここから一気に下っていきます。
少し足元が緩く、相変わらず落ち葉がペラペラと滑る。
分岐を右へ折れて、激坂のコンクリ。
この激下りが足首に多大なるダメージ。
下りきったところが盤滝神社。ここも久々だなあ。
枝道からR168に出て道をまたぐ。


↓枯葉が滑る


↓盤滝


天野川トンネル


そこから私市カントリークラブへの舗装道路を登る。
上からゴルフ帰りの車がひっきりなしに下ってくる。
意外と斜度があり、長く単調で、精神的にも随分しんどくなってきました。
16:30にクラブハウスの建物に到着。
ちょっとばかし休憩させてもらうことにし、
ロビーのソファで手持ちの赤飯と苺ポッキーをコーラで流す。
もう残り少ない水分を自販機で補充し、16:45にはリスタート。
まだ最後の残り陽が弱弱しいが、日没は時間の問題。


↓ゴルフ場を抜けていきます


↓私市カントリークラブで小休止


ゴルフ場の裏手からハイキングコースが伸びておりそちらへ進む。
一度がっつり休憩したせいか、リスタート後の足はずしりと重く、
日暮れの人気のない畦道をトボトボ歩くのはどうも弱気になってしまいます。
しかしロングトレイルありきはこういうところからが本番。
逃げ道はないぞ、ここは逃げ場のない栂海新道だぞ、
歩き通すしかないぞと念じながら、
「くろんど園地」に入っていきます。


生駒山ははるか遠くに


↓くろんど園地に入ります


人気のない砂利道を進んでいくと、
その歩みよりもはるかに速いスピードで陽が落ちていきます。
中央のメイン道理に出た時にはもう薄暗く、人気もなく、
カラス声すら聞こえません。
メイン通りを黙々と歩いていきますが、
このくろんど園地がなかなか敷地が広くて、
鈍いのぼりが延々キャンプ場まで続きます。
暗さで距離の感覚や時間の感覚が薄れ、
ただ疲労で頭は朦朧とし、足も感覚が鈍く、
例のお尻の付け根だけが指すような痛みに襲われ、万事休す。
ただここはアルプスのど真ん中でもなんでもなく、
都市郊外の公園ですから、暗かろうがなんだろうがほとんど心配が要りません。
熊も猿も猪もいないし、次の小屋まで3時間とかそういう状況でもない。
ただ暗さと疲労さえ自分の中で飲み込むできれば進めるはずです。
といっても相当に気分は萎えてるのだが、
これをもっかいイチからやり直しなんてことは絶対にやりたくない。
もうそればかり考えて、意地でも進みます。
と言っているうちに、道は下りとなって進んでいくとゲートが見えました。
17:30、これまたおなじみの傍示峠に到着しました。
これがあと1時間早かったもうちょっとマシだったろうけど、
寝坊したのは自業自得。


↓傍示峠に到着したころには真っ暗


久しぶりの傍示峠ですが、周囲は真っ暗闇でなんのこっちゃ。
当然ローディーさんの姿もありません。
日が落ちて立ち止まっているととにかく冷えてしまうので、
そのまま休憩なしで通過します。
道の反対側の脇道へ入るのだが、
その奥は簡易の駐車場のようなところで先へ進む道らしきものがない。
おかしいなあと地図を確認すると、
ルートが道のところでトグロを巻いたようなおかしな表記であるのに気づく。
そこで舗装道のほうへ戻ると、左手の枝に赤テープを発見。
そこをぐるっと登っていくと、ブッシュの間から鉄塔がニョキッと姿を現す。
そこから背丈の高いブッシュの間を貧弱な階段で激下り。
本当にこっちであってるのか、
電気会社の管理道かなにかに間違って入ってしまったかと不安になるような道を
とりあえず意を決して突き進むと、いきなり田んぼに出ます。
こんな深い林の奥に隠れるようにして田んぼが広がっているとは。
広い場所に出ると道が一体どっちなのか分からなくなる。
とりあえず田んぼのあぜ道を伝って反対側へ進むと標識がありそちらへ。
そこから竹林の間の道をずんずん進み、池のそばを進んでいくと
ゲートを発見!府道9号に出ました。


↓とにかく真っ暗だよ


府道9号に出ました


とりあえずゲートで一服し、水分補給したらすぐさまリスタート。
舗装道路を少し下って、右手の切れ込みから再び山道へ。
一気に斜面を駆け上がっていくと、交野山頂こっちと標識があり、
そこからまずはいったん激下りさせられる。
そこからまた長々と鈍い階段をこなし、これまた標識に従って左折。
お社が見え、鳥居をくぐって先へ進むと、そこから軽く岩場の急斜面となる。
そこをよじ登っていくと、木々がなくなり空が見え、
前方に巨大な岩が鎮座していました。
交野山とうちゃこです。


↓少し下ったところから再び山道突入


↓交野山341mとうちゃこ


ここからは本当は夕焼けを見る予定だったのだが、
寝坊が響いてすっかり夜。
でもそのおかげでなかなかの夜景を見ることができました。
何枚も写真を撮り、自撮りした時に、うっかりスマホを落としてしまい、
カバーの下がちょっとヒビが入ってしまいました。
目立つようなダメージではないのだけど、
暗闇であれこれ操作するのはやっぱり気をつけなきゃな…
とりあえずもうこの夜景を無事に見れたのでスマホをザックに仕舞い、
あとは残る1つのピークを取ってレッツ下山!


↓ナイトハイクは嫌だけど、頑張ったご褒美の絶景


↓とりあえず山頂シェ〜


まずは交野山をササっと下り、トレラン気味に白旗池を横切る。
そこから長いだらだらとした階段を上って国見山にとうちゃこ。
ここもなかなかの眺望だが、
またザックからスマホを出したりなんだり面倒くさいのでスルーして
とにかく下山!
林の中をつっきって、国見山登山口まで残りのパワー全放出でダッシュ
頑張りすぎて第二京阪の高架下でへたり込む。
残っていたドリンクを全部がぶ飲みしたら、とりあえず奥さんに電話。
そこから一気に気が抜けて、津田駅まではさっきのクソ力はどこへやら、
ヘナヘナでJR津田駅に到着。
ということで無事?縦走を完了しました。
駅前のファミマでいろいろ買い込んで、電車でバカ食い。
帰宅は20:15ごろでした。


↓JR津田駅。乙!


あまり感動のない山行だったのでさくっと記録を終えたかったが
何しろ距離が距離なんで、やはり長文になってしまった。
おわり。