記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

名づけ 大いに悩む

第2子誕生の来月後半までもうそこまで迫ってきました。
親としてまず第一にしなければならない大仕事の一つ、それが名づけ。
親から子へと送る一番最初の贈り物であると同時に、
子供にとっては一生背負っていく大切なものなので、
こちらも想像力をフル動員し、あらゆる姓名判断をし、
何十という候補を吟味してもうかれこれ2か月以上悩み続けてきました。
せっかくなら長女にも名付け親の一人になってほしいので、
最初の一文字の音を決めてもらい、そこからスタートしたのですが、
そのイニシャルがなかなか漢字が少なくて、
さらに難しいミッションとなりました。
ほぼほぼ名前が固まってきて、A案B案の2択までやってきました。


最近ではDQNネームや、キラキラネームと呼ばれる、
音に対して単に当て字をしたようなものや、
全く読み方が見当つかないようなもの、
親の趣味嗜好を全く押し付けたようなもの、
親のバカさ丸出しのものなどがあります。
でも、これって今に始まったことじゃないのではと思います。
一郎(太郎)・二郎(次郎)・三郎なんて、
単に生まれた順番と性別だけのことで、
極端に言ったらナンバリングされているような感覚。
あるいは昭和に生まれたから昭一、昭二とか、
親のそれぞれ一文字ずつを取ってつけるとか
現代と違って名づけは本当に単純・簡単な作業だったのかもしれません。
あるいは、甲子園で荒木フィーバーが起きたから大輔とか、
漫画の朝倉南ちゃんみたいにということで南とか、
なにかヒーローや好きなキャラクターにかこつけて
名づけるなんて言うのは昔からあることです。
現代ではその趣味嗜好が非常に細分化されたり、
昔に比べて海外文化が深く浸透した結果、
名づけにおいての影響が拡大したということではないでしょうか。
逆に最近では漢字を知らない人間が読みや意味を知らないだけで
DQNだと決めつけているような場合もあるようです。


確かに「え!?」って思うような名前もよくありますし、
ああいう名前はちょっとと思うこともありますが、
要は、親が子供に対してどれだけの想いや愛情をこめて
名づけるかが大事だと思いますし、
人がどう思うかよりも本人がその名前を一生愛してくれることが大事。
結局センスの問題なのかなと。