記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

初ライド 抜き打ち襲撃練

日曜日。
金・土曜のダメージを引きずりつつ、昼前に起床。
この日は5年10年に一度の寒波が来ると予報でやっていて
それなら六甲の有馬側にでも行って、氷瀑でもと思っていたのだが、
雪は降らなそうだし、
もう昼になってしまったから
朝凍ったものも溶けて期待外れも考えられる。
ん〜ん〜どうしようと思っていたら、
昼過ぎから娘の同級生が遊びに来るということで
巻き込まれる前に退散を余儀なくされる。
この時間から行けるお山は限られてしまうし、
ならばいっそチャリンコでも乗るかと珍しくイソイソ準備。
お久しぶりすぎて、レイアリングが全く分からないし、
装備も不確かで手間取る。
どこに行くという目的もないのだが、寒いし、
復帰一発目に余りしんどいことしたくないので山間部にはいかない。
となれば、とりあえず淀川CRを北上することにする。
ならば、キリよいところでは京都かな。
じゃあ先日の新年会に来れなかったおトメさんでも抜き打ち検査。
彼の家はドア・トゥ・ドアでジャスト50kmなので、
ちょうどいい足慣らしになろう。


13:20に出発し、最初は試運転ということで、いろいろ確認しつつ、
毛馬閘門から淀川CRに入る。
そこそこ風が舞っていて、向かい風5割、横風3割、追い風2割といった具合。
寒いから回して暖を取りたいのと、
果たして本格的だった時期に比べてどれくらい落ちているかを確認するため、
とりあえず全力ペースでいけるところまで行くことにする。
大体35km巡航でひたひたと進む。
ほとんど2年ぶりだったが、
柵の場所も、道の具合も、抜け道の場所も鮮明に覚えていた。
ゲートを抜けるところで足止め喰らう以外は、全然ペースも落ちず、
疲労することもなく、あっという間に枚方を通過。
特に足がタレたり、姿勢を維持するのに肩や腰に来ることもないし、
止まると寒いので休憩なしで先へ進む。
樟葉の高速区間では、いよいよ向かい風がひどくて
低姿勢になり粘りつつもやっぱりちょっとペースが落ちた。
それでも御幸橋までは約70分で来れたのだから、
ほぼほぼ今まで通りのペースだった。
水泳を始めたのがよいのかな?
一応久しぶりの記念に一枚。


↓お久し御幸橋


そこから桂川CRに入る。
ロングの時は大体夜中にこの辺りは通過していたなあ。
道幅が狭く往来があるので少しペースを落として進む。
久我橋のところでCRを外れて、おなじみの御前通で北上。
西大路でJR群をくぐり、
そのままあえて交通量の多い西大路通を進んで、
トラフィックに慣れる練習。
三条で右折して、そのまま三条会商店街へ。
それからごにょごにょ路地を進んで、おトメさん宅着。
二条城あたりまで家からジャスト2時間なら、
全然ええペースじゃないか!


自宅で完全に油断してたおトメさんに
娘からの果たし状のマヨネーズを進呈したら、
三条商店街のカフェでまったりコーヒー。
帰りがけにおみやを購入して30分ほどで帰路に着きます。


↓おトメさん襲撃


↓さらさ御供焼菓子工房


17時に三条商店街を出発し、まずは四条大宮に出る。
そこから大宮通を南下。
京都水族館のところでJRをくぐり東寺。
ちょっと厚い雲が張り出して日差しを遮り始め、寒くなってきた。
日もそろそろ弱弱しく、せめて日没までに枚方くらいまでには届いていたい。
帰りもちょっと急ぎ目のペースで参ります。


↓東寺


大宮通をしばらく南下し、久世橋通にスイッチして御前通に戻ってきました。
いつもなら行きと帰りで違う道を使うのだけど、
試運転だし、だんだん寒さが厳しくて家路を急ぐので、
同じルートで帰ります。
桂川CRに入ると、向かい風がかなりきつく吹いていて、押し戻される感じ。
御幸橋の手前で夕日は天王山の向こう側へと沈んでいきます。


↓夕暮れ


御幸橋からはさらに向かい風がきついのだけれど、
CRをいっそうペースを上げて進む。
幸いまだ明るいうちに、樟葉の高速区間を切り抜けることができました。
関西医大のトイレで一服と思ったら、トイレ閉鎖されていて、
慌てていつものファミマへ移動したらそこも閉店してた…
まあええかと、そのままリスタート。
街道沿いに進み、県道13号へ。
スカイはいつから再び淀川CRに入ると、もう真っ暗です。
まだ試運転なので気分的に交通量の多いR1をブッ飛ばすより、
交通量ゼロのCRでこの日は帰ります。
すさまじく冷たい向かい風がビッシビシ顔を叩き、
必死になって回して暖を取りますが、
あまりの寒さのせいか、左目がぼわっと視力が弱くなるような感じにさえなる。
ボロッボロのシューズカバーは機能せず、つま先が恐ろしく冷たく感覚がない。
ああ、この感覚久々だなあ。
鳥飼大橋の手前で土手に上がると、きれいなお月様。
R1に立っている電光板を見ると、なんとマイナス3度の表示。
マジかっ!!!


↓お月様


鳥飼大橋からは土手の上をひたすら進み、豊里大橋まで。
そこからようやくブリザードの淀川CRから脱出し、
阪神高速の下を伝って19時前に帰宅。
帰路も帰路で京都から2時間かからず。


復帰初日にしてはかなりのバッドコンディションだったけど、
逆にサバイバルな方が燃えるタチなのかもしれないなあ。
もちろん今回はド平坦コースなので、
登坂力はどうかわからないけれど(きっとヤヴァイ)、
ペース的にも極端に低下しているようでもないので、一安心。
本格的に復帰なるかはまだちょっとわからないけど、
少なくともお山に行けない場合のオプションとしてはありだなと。


走行距離:101.25km
TOTAL:101.25km