記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

フォーム改造ちう

いよいよ球春到来です。
ここ数年は4月頭は野球大会に参加が恒例となりました。
ただでさえ、戦力になってないのに、
ぶっつけ本番なんてしたらえらいことなので、
そろそろ集中して打ち込みの練習をはじめます。
ということで、毎度梅田のバッティングセンターへ。
最近はここも女子率が高く、
ヘタすると女子でもきれいなフォームから、
強烈な打球をかましている人もいて、
そんな横でスカスカと空振りするのは恥ずかしいので
なかなかの緊張感で練習できます(苦笑)


↓特打練習


ただやみくもに振っていても当然簡単に当たるわけではなく、
特に視力が弱いので球筋を追うのだけでも結構大変。
あれこれ工夫をしながらフォームをチェックします。
外角の球は高めでも低めでもそれなりに捉えるのだが
インコースはどこに来てもダメ。
いろいろ試行錯誤したのだけど
冷静に考えてみると物理的にどうがんばって腕を畳んでヘッド回しても
バットを短く持って打っても
バットの根元で詰まるしかない…
一体どうやってみんなインコースを打っているのか…
一度外に出て、TVで流れているオープン戦の打者に注目していたら
みなBOXから一定距離はなれたところに立っているのに気付いた!
そうか、フォームうんぬん以前に立ち位置がよくないんだ。
早速試してみたら、あれだけ当たらなかったインコースの球が当たるようになった!
自分はリーチが長いので、少々ホームベースから離れても外角には届くし、
それなのにわざわざ窮屈なスタンスだったのがよくなかった。
うむう、バッティングは奥が深い。


あとは、球をよく見る。ギリギリまで軌道を見極めることが肝要。
集中しているときは、結構真芯で当たることも出てきたが、より確立を増したい。
自分の場合、ホームベースと水平気味に体をセットすると、
どうしても手元のあたりで軌道を見失ってしまいがちで、
肝心のインパクト直前で結局エイヤとやみくもに振ってしまいがち。
できるだけ球の軌道を長く見るために、
元々オープンスタンスなのだけど(西武・中日の和田をお手本としてました)、
もう少し広げてピッチャーと正対する感じにしたら
球をより近くに呼び込めるようになって、
コンスタントに当たるようになって空振りが断然減った。
右足の踏込みを意識して、地面から右足、そしてバットを立てて、
そこに一本の軸を通すような形で待ち受ける。
左足で軽くリズムを取ってタイミングを計るような形にすると
一番安定するようになった。
で、よくよく考えるとそのフォームって誰かに似てる…
誰だと考えた末に思い出したのが、わが燕軍団の苦労人、畠山!
中継で見ていてもあんな姿勢でようホームラン打つわと思っていたのに
まさかあんなユニークなフォームを自分が真似することになるとはびっくりです。


↓畠山のフォームが理想


まあ正直打撃理論なんて言うのは、全く分かりません。
年1回の草野球でそれなりに打てればいいのです。
対戦相手の球もせいぜい100kmだし、
自分も別にでっかいの狙っているわけではないので、
とにかく試合で1本でもヒット!で頑張りやす。
ただやみくもに振るより、考えながら打席に立つ方が
奥が深くて面白いし、なにがしかの成果が生まれる気がします。