記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

細野晴臣 港町ツアー at 味園ユニバース

金曜日。
待ちに待った細野晴臣ライブショウ!
仕事終わりにさっそうウラなんばは、味園ビルへ。
花金ということもあって、界隈は呑兵衛たちで大変混雑。
駐車場からぞろぞろ並んで、いざユニバースへ。
いつ来ても、やはりアンダーグラウンドに広がる亜空間に
思わず時めいてしまう。


細野晴臣ショー


味園ユニバース


今回はスタンディングで、
中央のフロアを開放してダンスホールみたい。
あの上等なソファは後方にしつらえられてそちらでも観覧できるが、
せっかくならと、フロアの脇の奥手に陣取る。
そしていよいよライブスタート!


↓大盛り上がり必至


ギターの盟主・高田漣さん、
全身でダイナミックにリズムを刻む伊藤大地さん、
めくるめくメロディを一手に受けるクールな伊賀航さんの
おなじみのメンバーの先導に合わせ、
ポパイよろしくパイプをふかしながらひょこひょこと
ハリー細野が凱旋で一気にボルテージUP!
そこから惜しみなくロック第一世代の本領発揮。
今年で御年69歳とは思えぬエネルギッシュでホットでクールな演奏。
かっちょよすぎる@@@@
『The house of blue light』『ポンポン蒸気』など定番のナンバーから
白雪姫から『ハイホー』などなど。
小粋でロックでブギウギ陽気なサウンドがなんとも心地よく。
素晴らしすぎました。
途中MCで高須クリニックの張り切りすぎるジングルの話とか
鳳慶介のモノマネとか、大爆笑でした。
去年ははじめからご本人がアンコールは疲れるからなしねとお断りされて
本当に帰ってしまったんだけど、
今年はアンコールあり!
『SPORTSMEN』『BODY SNATCHERS』の2曲で〆!


↓今宵はスタンディングです


で、アンコール後に再びアンコールの合唱が始まったのだけど
きっとこれはないなと思って
早めにハケようとステージの後方へ移動すると、
な、な、な、なんと!
ソファーのある関係者席に、神様・松本隆さん!!!
実はライブ中にMCで細野さんも、
どっかにいるんじゃないのとつぶやいていたのだけど
まさかこの人込みで発見できるとは!
しかもみんなまだアンコールの合唱中で
前方のステージに注目が行っていて、
周りに気づいている人がほっとんどいない。
これはチャンスとばかりに近づいて手を差し出すと、
握手をしてくれました!
その直後、アンコールがやっぱり叶わず、
観客が動き出したタイミングで、
ささっと通用ドアからステージ裏へと消えていかれました。
まさに千載一遇、ほんのひと刹那のチャンスでした。


↓えっっ!!!松本隆!!!???


細野さんの音楽と演奏を生で聞けるのですら貴重な体験なのに、
まさかまさか敬愛する松本さんにまで遭遇するなんて
本当に奇跡のような夜でした。