ご近所めんライフ 「えびす丸」「すなお軒」「蓮と凜」
いつのまにやら西中島南方は大阪屈指のラーメン激戦区となり、
狭いエリアに30ほど軒を連ねる。
他になかなか昼飯を食べさせてくれる店が少ないので、
週2・3はラーメンとなる。
激戦区は実力が試される厳しい競争の場ですが、
同時に半ば聖地化して、ラーメン目当ての人が多く集まってくるという点で、
集客しやすい安住の地でもあります。
そんな安住を求めて、また1軒。
吹田の名店だったらしい「えびす丸」が移転OPENということで早速。
お店の造りのせいでキャパが少ないのか、
はたまたOPEN直後でハンドリングが悪いのか、
あるいはあえて行列を作り出す作戦なのか、結構待たされます。
ここはまあOPEN直後ということでやむなしか。
ラーメンはかなりバリエーションに富んでいて
「醤油」「塩」に加え、「鶏白湯」が3種、加えてつけ麺にまぜ麺はである。
メニューの豊富さは客にとってはありがたいけれど、
そのせいで調理に手間取って、
それが基本サービスの手間の悪さにつながっているのかもしれない。
1回目に食したのは、吹田時代にNO.1だったという濃厚鶏白湯ラーメン。
スープ濃厚ながらもそれほどベタつかず上品なお味。
麺は、鶏白湯の濃さに応じて、太麺と中太麺を使い分けているようで、
こだわりが感じられます。
2種類のチャーシューは美味しかったし、なによりシナチクがおいしく、
やはりラーメンに関してはクオリティは高いと見ました。
別日。これも結構手際の悪さが目立ちます。
限られた昼休みの時間ではなかなかにしんどい。
この日はまぜ麺をチョイス。にんにくありなしが選べて、なしで。
ゴロゴロのチャーシューとネギ、カイワレがトッピングされたまぜめんが到着。
もっとジャンクな味を期待したのだが、こちらも結構控えめ。
もう少しガツンと来てほしいところだったが、にんにくヌキにしたからかな?
セットでついてくるちょい飯を最後に投入してかきこむ。
2軒目は、おなじみのすなお軒。
はじめてここでつけ麺を注文してみました。
豚醤油つけ麺。
意外と言っては失礼ですが、麺が意外とおいしい。
ただつけ出汁が結構しょっぱいかなあ。
続いては、場所が扇町公園に飛びまして、
担担麺専門店「蓮と凜」。
見た目ちょっとイカつそうな店長さんが切り盛りしています。
専門店だけあって、種類も辛さも豊富でしたが、
一発目はやはりデフォルトでということで白胡麻担担麺。
様々な種類のスパイスが、一気に殴り込みをかけてきてなかなかに面白い。
先に来る味わいを追っかけて辛みがやってきて、
最後にふわ〜んとチャイニーズな香りを残して、まさに味の三重奏。
なかなかどうして侮れない一杯でした。
↓白胡麻担担麺