Music Life 『ろっかばいまいべいびい』 by 細野晴臣
引き続いての弾き語り練習は、
敬愛する細野さんの『ろっかばいまいべいびい』。
1973年5月25日に発売されたファースト・ソロ・アルバム、
『HOSONO HOUSE』で1曲目に、ギターの弾き語りで収録されている名曲で
のちに、西岡恭蔵や吉田美奈子にもカバーされた曲。
はっぴぃえんど解散後に結成したキャラメルママの面々と、
埼玉県狭山市にあるアメリカ村の自宅で
ホーム・レコーディングという形行われた録音は、
ゆったりのんびり、自由の空気が充満しています。
ここから細野さんのオリエンタルでワールドワイドな航海がはじまっていくのですな!
さて、この曲、タイトルもそうですが、
メロディー進行がとっても不思議です。
そう感じるのはきっと自分のボキャブラリーが足らないせいかもしれませんが、
こんなコード進行にこんなメロディーを乗っけるなんてと思うくらい、
上も下もよくわからない無重力の中を漂う曲なんです。
そのころから細野さんが傾倒していたヴァン・ダイク・パークスや、
細野さんの原風景的な50'S、60'sのアメリカンポピュラーソングの影響を受けつつ、
細野さん自身が醸し出すどこかオリエンタルでアジアンチックな香りが混ぜ合わさり、
これぞ細野節といえる一曲だと思います。
↓弾き語り練習
↓本家
【ろっかばいまいべいびい】
作詞・作曲:細野晴臣
むかしのメロディくちずさみ
ろっかばいまいべいびい
すてきなドレスに身をつつみ
ろっかばいまいべいびい
泣かないでさ これからは
ダイナ、君といつも一緒だよ
すてきな君、そのくちびる
ろっかばいまいべいびい
おかしな唄 このメロディー
ろっかばいまいべいびい
泣かないでさ これからは
ダイナ、君といつも一緒だよ
晴れた日はとても青い空
花は咲き乱れ
そよ風に鳥はさえずり
夜は青い月を見つめ