記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

こどものためのクリスマス人形劇、いぬとくまと音楽と

金曜日。
朝早くから出動して家族そろって一路京都へ。
向かったのは、河原町丸太町にある誠光社さん。
一乗寺の人気書店である恵文社の店長を長く務めた堀部さんが
2015年11月に独立して始めた小さな町の書店。
今年の初め、伺って以来です。
あの時は下の娘が生まれる直前で、出産前の最後のお出かけでした。


↓誠光社


この日伺ったのは、このブログでもおなじみとなりつつある
作家のいしいしんじさんが、クリスマス子供イベントとして
人形劇をされるというのを聞きつけてやってきました。
そんなイベントをするスペースあったっけ?と思ったら、
売り場の本棚をうまく収納して、お店のど真ん中にみんな座って。
その手作り感と、子供たちのワイワイと、
たくさんの珍しい本に囲まれて、
何といってもいしいさん&ご子息のひとひ君の
独特な雰囲気が相まって、
なんとも居心地の良い空間に仕上がっています。
始まる前にご挨拶をしたら、
東京駅の子やと覚えていてくれていました。


↓人形劇です


ということで、人形劇。
ギター弾きの犬とシイタケのようなパンを食べているオシャレ好きの犬、
そしてソーダを飲んでいるソーダの熊が、
「しあわせのとり」を探す旅に出るおはなし。
メリー、クリスーマッス!ヤキー、トリタベマッス!
メリー、クリスーマッス!ヤキー、トリタベマッス!
の掛け声が鳴り響くクリスマスの物語。
いしいさんの進行もとっても面白かったし、
くまあやこさんの独特のタッチの絵がとても可愛らしく
あっという間のお時間でした。


↓作・こえ・人形使いいしいしんじ


↓絵・人形デザイン:くまあやこ


↓ひとひ君も相変わらずの存在感!


↓メリー、クリスーマッス! ヤキー、トリタベマッス!


上演後には、ちょうど今回の劇に登場した動物たちが表紙に描かれた
いしいさんの著書『海と山のピアノ』にサインをいただいて記念撮影。
娘のリクエストでうさぎさんのイラスト付きで。
すると、いしいさんが、奥にくまさんもいるよと教えていただき、
装画を手掛けたくまさんにもサインをお願いしちゃいました。
すると、なんだかとっても素敵でオメデタイ象さんのイラスト!
ここまで本格的に描いてくれるなんて感激です。
本当にステキ♪ありがとうございました!


↓記念撮影


↓いしいさんのサイン


↓くまさんにもサインいただきました


劇の後はみんなでお片付けをして、本屋さんの通常営業。
せっかくなのでしばらく本を物色していると、
子供たちがパレードをしながら、
メリー、クリスーマッス! ヤキー、トリタベマッス!
の大合唱。
いつのまにやらうちの娘まで加わって、
いつまでもいつまでも
メリー、クリスーマッス! ヤキー、トリタベマッス!
の声が鳴り響くのでした。