記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

芦屋地獄谷から黒岩

土曜日は楽しいお仕事でバタンQ。
日曜日は数少ない休み。
体調が思わしくなく、熱っぽいし、咳が止まらないし、
重だるい。


昼ごろまではダラダラしていたが、せっかくのお天気だし、
気分的にリフレッシュしたいということで、
急きょ準備をしてお山へ。
絶不調なので、無理をせずに黒岩で
遅めのお昼を食べて帰るだけのつもりで芦屋川へ。


で、いつものように高座の滝へ向かうのだが、
こんな時間でも、茶屋の前は人でごった返して、
その先も軽い渋滞が起こっていて、
その人込みを避けるように地獄谷に下りてしまった。
カンカン照りで暑かったこともあり、
結果的に涼を求めて沢歩きで正解だった。


↓芦屋地獄谷


地獄谷へ降りると
さっきまでのドンチャンが嘘のようにひっそり。
黙々と小さな滝や段差を越えていきます。
前方でカップルがいてパスした以外は、
谷では誰とも会わず、静かな山歩きでよい。
こないだまとまった雨が降ったからか
小便滝は勢いよく流れておりました。


↓沢歩き


↓どんどこ越える


↓直登


↓小便滝


前回は、ここから梅谷の堰堤を越えて、
さらに地獄谷を風吹岩直下まで詰めたが、
今回はフツーにロックガーデンへ。
こちらへ行くのははるか昔ぶりだ。
チムニーを抜けて谷を脱出すると、
ザレザレの岩場が広がる世界へ突入。


↓谷を脱出


具合もそれほどよくなく、あくまで黒岩で飯が目的なので、
あまり無理したくないが、
久々に来たのにスルーするのも何なんでA懸には登る。
この日は本当のエエ天気で、すっきりクリアな青空が広がり、
青々とした緑と白岩のコントラストが美しい。
日差しはまだずいぶん強かったが、
そのかわりに風が心地よく吹き抜けて火照った体を冷やしてくれる。
日暮れ前だからなのか、
ヒッチコックばりにカラスたちが飛びまくってカアカアやっていた。


↓A懸


↓A懸からの眺め


ドリンクを飲みながらしばし景色に見とれて休憩したら
今度はB懸に向かいます。
ザレザレの滑りやすい地面を上ったり下りたりしながら進み、
B懸まで。


↓B懸へ向かいます


↓どんどこ行くよ


↓万物相が見えてきました


↓ええ天気


↓ズシャーっと下る


そこからピラーロックまでなぞる。
造形美だね。造形美。
ここでも少しばかりぼおっと。


↓ピラーロック


↓記念撮影


↓小休止


↓ええ眺め


↓さて出発


そこから中央稜線に入り、ほどなくして風吹岩。
そこはスルーして、そのまま荒地山へ入り、黒岩へ。
若者3人パーティーが遅めのランチを広げていたので
脇で1人、ヌコ相手に小宴。
こどもの日にちなんで、アテは柏餅。
本当は個々でのんびりしたかったけど、
隣のパーティーに遠慮して、15分ほどで切り上げて退散。


↓黒岩


↓柏餅で一杯


↓ヌコ


帰りはそのままキャッスル下へ下り、高座の滝から芦屋川。
限られた時間でしたが、お山に行けてよかった。
GWはこれでおしまいかも。