記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

四国×酒国2017 with あっちょ

日曜日は、毎年恒例の四国の酒祭り。
今年で早くも5回を数えます。
例年大盛り上がりで会場が大混乱するということで
今年からは午前・午後の二部制になりました。


毎年なぜか違うパートナーと一緒にめぐるのですが
今年は真打登場あっちょと。
15:30からいよいよスタート。
まずは順番に徳島から参りましょう。


西梅田スクエア


1発目は徳島は吉田酒造さんから。
蘭玉の原酒をいただきました。
度数高いけど大丈夫?と言われましたが、無問題なり!
しょっぱなからガツンと景気よく参りましょう!


↓徳島 吉田酒造 蘭玉 原酒


続いては、清酒「瓢太閤」を卸す日新酒類株式会社さん。
四国唯一の酒類総合メーカーだそうです。
ここでは、去年初めていただいてビックリした
焼きいものお酒を。
香りからして甘い蜜たっぷりの焼き芋で、
ジュワ〜ンと優しい甘みが口いっぱいに広がります。
んんん〜うまい!


↓徳島 日新酒類株式会社 なると金時 焼いものお酒


続いては本家松浦酒造さん。
若手杜氏&スタッフが
意欲的に新しいチャレンジを行っている蔵元さんです。
まずはフラッグシップの「鳴門鯛」を。
まさに正統派の酒。
続いて、LED夢酵母という特殊な酵母を使用した「土蜘蛛」。
徳島は実は世界有数のLED先進地域で、
紫外線を出す特別なLEDを利用した酵母育種を使ったお酒です。
ちょっとクセのある香りが特徴的。


↓徳島 本家松浦酒造 鳴門鯛


↓徳島 本家松浦酒造 純米吟醸酒LED「土蜘蛛」


続いては全国的に見ても、
もっとも尖がった(?)パンクな酒造りをしている
三芳菊酒造」さん。
ラベルも年々痛さが増してきてますねえ。
今年は山田錦純米大吟醸をいただきました。
高スペックということで
いつものユニークさが影をひそめてはいたけど、
それでもあのジューシーなトロピカルダンディな味わいは健在。
ほんとここのお酒は変わってる。


↓徳島 三芳菊酒造 山田錦 純米大吟醸


個性派の酒が続いたので、
お次は正統派のお酒をということで、
不動のスタメン組の「南」をぐびぐび。
んんん、やっぱこれっしょ。


↓高知 南酒造場 南 無濾過純米 中取り


そのままお隣のブースにある、
同じクリーンナップの一角を担い続ける
「安芸虎」さんへなだれ込み。
安芸の酒はどれも最高すぎる@@@@
THIS IS 酒!


↓高知 有光酒造 安芸虎


続いては、土佐山田の松尾酒造の「松翁」。
ここではなかなか面白い呑み方を披露されていて、
室戸の海洋深層水仕込みのにごり酒三ツ矢サイダーで割った
「くらっしゅソーダ」をいただきます。
これがなまら旨い!
この日もカンカン照りで暑かったのだけど、
夏にはまさしくぴったりゴクゴクいけちゃう。
こういう変化球も大好物よん♪


↓高知 松尾酒造 松翁 くらっしゅソーダ


↓くらっしゅソーダ


続いては、土佐の酒と言えば忘れちゃならない
酔鯨」さん。
ドライな辛口がキーンと喉を刺激して、
納得の呑みっぷり。


↓高知 酔鯨 なつくじら


さらにさらに、瀧嵐さんにもお邪魔。
ここの清酒もウマイですが、ちょっと嗜好を変えて、
土佐らしく文旦のお酒を。
ちょっと苦みが混じった柑橘の味わいは
大人の青春の味だ!


↓高知 瀧嵐 文旦のお酒


ここでいったんブレイクしましょと、
ステージ前の座席を確保して、アテを購入。
宇和島のジャコ天、今治やきとり、
それからカツオのたたきを塩で!
んん〜昼間っから最高ですな。


↓藁焼き カツオのたたきを塩で


と、しばしベースキャンプでまったり味わっていると、
イベントが始まって、方々から阿波踊りの集団が。
いやあ、暑い季節はやっぱ踊らにゃ〜!
ということで、掛け声につられて列に加わります。
なかなかどうして、メチャしんどい@@@@
酔いの加速度が一気にマシマシ!
でも楽しい♪


阿波踊り


↓ヤットサ〜


↓踊るよ@@


↓同じアホなら踊らにゃソンソン


ハイ!
イベント終わりと同時に後半戦突入です。
リスタート一発目は高知の亀泉。
最高スペックの貴賓をば。
米のうま味を十分に感じつつ、クリアに切れ落ちていく後口。
流石です。


↓高知 亀泉酒造 純米大吟醸 貴賓


続いては、一転して攻めの超辛口。
無手無冠の鬼辛を。
思わず背筋がピンッとなるような辛口。
さすが日本酒度+15は伊達じゃない。


↓高知 無手無冠 超辛口生原酒 鬼辛


っとここで、ちょっと集団でゾロつく
おばさん連中に追いついてしまった。
会を追うごとに女子率が高まっているように感じますが、
お酒注いでもらったら、
後ろの広いスペースに引いてから、
飲んだり雑談すればいいのに
ただでさえ間口が限られたブースの前に陣取ったまま
ベラベラとやるので、回転が悪くなってしまうというのが
そこかしこで見られた。
どの分野でもそうですが、ほんま女はあきません。
これはもうマナーとかそういうんじゃなく、
男女間における決定的な流儀の違いだと思います。
まあ、そんなことはええとして、
無駄に時間を浪費してもしゃーないので、
ここからちょっとワープをして、
コースの真逆から攻め直し。
と、ここで見たことあるお母さんに再会。
東洋一のお母さん。
何故かすでにベロベロで接客されてました。
お母さん!ろれつ廻ってないよ〜


↓名物お母さん発見!


さて、その隣の野武士いただきます。
宇和島のお隣、松野町から遠路はるばる。
四万十川源流のクリアな水を使っているだけあって、
上品ながらも力強い。


↓愛媛 正木正光酒造場 野武士 槽前酒 純米吟醸生原酒


そこからさらにワープ。
一応香川も行っておかねばということで、
小豆島のお酒を。ふわふわ。


↓香川 森國酒造 ふわふわ純米吟醸


ここらで2回目のブレイクで、ベースキャンプへ戻る。
かなり日差しが強く、しっかりと食事も食べずだったので
ここは涼を求めて半田そうめん。
すだちでスッキリと。
で、このあとまたもやええタイミングで、
こんどは愛媛主催のエイサー祭りになだれ込み、
こちらも飛び込みで踊り倒す。
もうヘロヘロ〜@@


↓半田そうめん


↓すだちたっぷり


ラスト10分コールで、再びスイッチを入れまして、
〆には2杯ほど。
愛媛と言えば名峰・石鎚っしょ。
ということで夏吟。
プハァ〜。


↓石鎚 夏吟


オーラスは、内子町の「千代の亀」。
これからの夏にぴったりなフルーティで
爽快さを感じるお酒でフィニッシュ。


↓愛媛 千代の亀 夏生純吟


↓フィニッシュ♪


ということで、駆け足でしたが、
お目当てのお酒は一通りいただくことができました。
ちょっと、こないだの京都ドロップキックのダメージもあり、
自重した面もありましたが、
あっちょと二人でああだこうだと楽しいお酒を昼間から浴びて満足!


その後、マックシェイクを飲みながら我が家へ。
で、恒例のスーファミ大会。
超魔界村でヒーハー。