記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

酒場探訪記 「奥田酒店」「あずき色のマーカス」

ひさびさに一人で天満パトロール
まずは「奥田」さんへ。
暑さを吹き飛ばすため、
ここは大好きなライムチューハイ。
久々のどて焼と、おでんシューマイ&大根にありつく。
右手奥のE君のとこなので、オーダーが正しく届かず、
なかなか品が届かなかったが、まあご愛嬌。
チューハイお替りして、ダークダックスしていると、
後ろの予約札のかかっているテーブルにどやどやと団体さん。
立ち飲みももはや団体予約なんだなあ。


↓ライムチューハイとどて焼


↓シューマイ・大根


続いて、同じ並びにある「あずき色のマーカス」さんに寄る。
前回、訪れて”マーカス”さんとの酒談義が奥深く面白かったし、
他では見れない、こだわりの渋いラインナップが魅力的だったので。
入店するとまずはガチャガチャのコインをもらえるので早速。
で、当たりだったようで、
姉妹店の福島の常店「ジャックとマチルダ」さんの
1周年記念バッヂをゲット。
このバッヂがないと参加できない酒イベントもあるのだが、
ちょうど仕事が忙しくて周年記念の時に寄れなかったのでラッキー?


さて、酒をオーダーします。鳥取の日置桜を常温でいただく。
強力米を使った生もと造りの25BY。
4年寝かせてツンツンとした角を取っているが、
強力米特有のクセっけのある野生溢れる酒でした。
そこに合わせるのは、酒盗マスカルポーネ
苦み走ったクセのある酒には、
ほのかな甘みのチーズとの相性抜群です。


↓日置桜 25BY (強力)


マーカスさんと色々と酒談義で盛り上がり、
阿波座の島田酒店の話とか、
日本酒ゴーアラウンドの話とか(マーカスは伊根の向井酒造とタッグ)。
で、以前に奥さんからプレゼントされた
三次の「御結」の話になり盛り上がったので
おなじ三次の瑞冠をいただく。
この酒がまたどえらいヘンタイ酒で、
ちょっとスモーキーさも感じられるほど野生溢れる酒。
この山陰と山陽の境目の酒蔵さんはどこもかしこも、
フルーティーさや呑みやすさなんていう今の時流はどこ吹く風で
我が道を行く男気溢れる酒が多くて面白い。


↓瑞冠 純米大吟醸 花火(新千本)


ものの30分程度でしたが、
いやあ、心行くまで酒談義を楽しみました。
マーカスさん、おもろい。また行きます。