記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

パン豆 ひなのや at 誠光社

土曜日。
音楽教室の後、家族で京都へ。
わが家がそろって京都へ行くとするともう本屋さんしかありません。
この日は丸太町の誠光社さんへ。
水の豊かな愛媛は西条で、コメがもっと売れる仕組みを考えるために
7年前にUターンして始められた玉井さんのお店「パン豆 ひなのや」さんが、
ポン菓子の実演販売をしにやってくるということなので、
これはちょっくら、娘たちを驚かせてやろうということでやってきました。
彼女らも当然駄菓子は大好きで、ポン菓子もよく食べてますが、
あれがどうやってできているかは知りません。ヒヒヒ。


↓パン豆 ひなのや


ということで、いつもの誠光社さんにとうちゃこ。
まずは堀部さんと奥様にご挨拶。
するとすぐに実演スタートということで、軒先へ。
ご近所の方や、ちびっ子たちもどこからともなく集まってきます。
さっそく、鉄の塊を火にかけつつ、グルグル回して、
一定の温度に上がるまで待ちます。
(原理はポップコーンと同じ)
合図とともに、杭が打たれて、ドッカン!
すごい音が路地に響き渡り、びっくり。
今回のは遠征用の小さいものだそうで、
業務用はこれの3倍の大きさがあって、
音も当然3倍でかいそうですが、それでも十分すぎる爆音!


↓みな興味津々


↓ポ〜ン!!


一気に発射されたポン菓子が袋いっぱいに飛び出してきました。
それらをザルにあげ、お砂糖を溶かした蜜を回しかけて
しゃもじで混ぜながら、切っていきます。
ほどよく固まってきたら完成♪
実演分はふるまいで配られました。ワーイ。
やはり米がいいのか(西条は水どころ)、
コメの風味と香ばしさが際立ってうまし!
上の娘も、下の娘も、どんだけお替りすんねん!というくらい
娘たち大喜びで、一心不乱についばんでおりました。


↓完成♪


食べながら、簡単なポン菓子講座。
もともとはドイツかベルギーが発祥らしく、
第一次世界大戦の際に使用された大砲を改良して
穀物を膨張させてカサ増しして、
戦後の食糧難を乗り切ってきたという説があるそうです。
関西では一般的にポン菓子といいますが、関東ではバクダン、
四国ではパン豆、あるいはパットライス、ポン、ドンなどなど
呼び方に地域性があるらしくて面白いです。


↓ポン菓子講座


娘たちびっくり&大喜びで大成功でしたが、
実は最も喜んでたのは、
全フレーバーを買い占めていた奥さんだったかも。