記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

子連れハイク にっぽんイチのお山へ



夏休み最後の土日で長女と富士山登頂チャレンジに行ってきました。
ずっと天気予報とにらめっこで、直前までは雨の予報で、
このところの豪雨や雷雨にあきらめかけていましたが、
天気の進み具合が早まり、これは今季ラストチャンスとばかりに駆け込み。
1日目は、アプローチだけ。新富士駅からバスで標高2400mの富士宮登山口へ。
6合目の雲海荘で宿泊して、高所順応。
まさか沼津や三島の夜景が見れるとは思いませんでした。
2日目は6時山行スタートで、
標高差1250m、距離4km弱の富士宮ルートへトライ。
びっくりするくらいの快晴で、
風も穏やか、日差しも弱く、絶好のコンディションで、
4時間30分で無事山頂に到達。
最高地点となる標高3777mの剣が峰で記念撮影。
山頂からは、南アルプスの甲斐駒、八ヶ岳
そしてはるか遠く北アルプス穂高連峰や大キレット
槍ヶ岳まで見えました。
富士山は3度目ですが、
過去2回は山頂の火口すらろくに見えない雲の中でしたが、
これほど澄み渡る青空は初めて。改めて素晴らしい眺望でした。
火口を眺めながらお昼を済ませ、同じルートで下山。
しかし、この下山が本当に大苦戦で、
踏み下ろす衝撃で足が疲労し、痛みも出て、娘のペースがガクンと落ち、
最後は痛みに耐えながらの下山で相当苦しそうでした。
その日中に帰阪するためにバスの時間が迫っていて、
ラストはただただど根性で、どうにか2分前にバスに滑り込みました。
最後は彼女の限界を完全に超えてしまっていましたが、
それでもきちんと答えてくれたタフネスには素晴らしすぎました。