記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

アンサンブルズ東京 坂本美雨 with CANTUS ワークショップ

土曜日。
またまた5時起きで準備して6:20の新幹線でいざ東京へ。
翌日が本番なので、1泊2日の遠征で、
しかも奥さんと下の娘も応援に来るので、
ベビーカーやらなんやらものすごい量の荷物を抱えて。
見かねたお義母さんが同行してくれるのが大変ありがたい。
寝ぼけまなこで東京入りして、そのまま渋谷のレッドブルスタジオへ。


前回は1Fの小さなスタジオでしたが、今回は5Fの開放的なスタジオ。
一番乗りで入り、スタッフさんのお手伝いをしているうちに、
皆さん勢ぞろい。


坂本美雨 with CANTUS


まずは前回のおさらいをするのかと思いきや、
いきなり新曲を音合わせ。
「もみじ」は自分がアルト、娘はソプラノ。
「赤とんぼ」は娘と一緒に歌いたかったので自分がアルトからソプラノに移動。
どっちも初耳ではなっかなか難しいぞ!!
大好きな「星めぐりの歌」でスタートして
途中からワークショップの人が入場するということになりこれも練習。
そして即興も追加されたり、
「ふるさと」は前回のワークショップの
自己紹介でラップやボイスパフォーマンスをしている方がいて、
その人たちのボイスをフューチャーしたものにバージョンアップと、
なかなかボリューム満点の内容になってきました。
なかなか大変なんだけど、
CANTUSのリーダーの太田美帆さんがものすごく力強く、
皆さんをリードしてくれるので、こちらも心地よく導かれていきます。


気づけば、いつの間にやら大友さんが様子を見守っているではありませんか!?
東北のウィーンと呼ばれる音楽の都・福島に育って、
声楽が大の苦手なはずの大友さんですが、
一緒にコーラスを口ずさんでおられました。


↓4人の声が合わさると世界がぱあっと晴れます


↓ph拝借


↓ph拝借


自分は音符のお玉じゃくしを見ただけでは音がイメージできないので
コレだけを一気にマスターできるのか不安で、
しかも娘の練習に付き合うために2つのメロディを覚えないといけないので
ボイスメモを取ったり、
パートごとにグループ分けされている間を行ったり来たり結構大変でした。
まあ耳だけはいいので、耳でしっかり覚えられればなんとかなりそう。
自分を信じろ!!
そのあと、曲順やら、フォーメーションやら、
実際の舞台に向けた打ち合わせもあり、あっという間の2時間でした。


↓大友さ〜ん!!


それにしても、この短時間で、はじめましての面々をそろえて、
よくここまでできるなあと感心しきり。
楽器もBGMもなくても、声を集めるだけで、
これだけの音楽が奏でられるんだと改めてそのすごさを体感しました。
娘はエレクトーンを習っていて、それなりに音楽も興味があるんだけど
歌うということに関しては恥ずかしさがあったり、
どうも自分は音痴だと思い込んでいるようで、
それは彼女が単に声を出して歌うことをしていないだけなんだと
自分なんかは感じているんだけど、
彼女に歌うことの楽しさだったり、
声の持つ力や美しさを実際に知ってもらって、
音楽はもちろん、歌うことをもっとしてほしいなと思って、
このワークショップに参加することを決めたので、
その思いが十分に伝わる体験をしてもらたんじゃないかと思います。
何よりも翌日の本番に向けてホテルで特訓だ!!


↓美雨さんと