記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

レトロ印刷JAM de 初スリマッカ!! 

ご本人たちに渡す前に、ネタバレ厳禁のため寝かしていましたが、
このところ入りびたりしているレトロ印刷JAMさんで、
初めてのSURIMACCA体験をしてきました。


SURIMACCA(スリマッカ)というのは
シルクスクリーン印刷をお手軽にできる簡単なキットです。
印刷というと、なかなか素人が手を出すのに
ハードルが高いように思われますが、
これは本当に工作の延長上の感覚で、
色々なものに刷ることができる優れもの。
本当に色々な可能性が広がります。
これ発明した人スッバラシイよ。


↓スリマッカ


で、毎度の工作部隊の出動でございます。
先日の東京⇒大阪のなんちゃってキャノボの激走を、
よりメモリアルなものとして記念品を作りたいなあという
工作欲が案の定芽生えまして、
しゃしゃっと筆を走らせた次第。
ちなみに下のアイコンみたいなのは、今回通過した都府県の標章です。
これをぜひ簡単にTシャツにしたいのだけど、
今まで利用してきたWEBプリントみたいなのはどこも、
ディスプレー上と、仕上がりで色味が違っていたり、
がっかりすることが多く、
それならば自らの手で刷ってみようということでチャレンジです。
どうせなら普段使いできて、かっちょエエ方がいいに決まってますからね♪


↓オリジナル原画


まずは、手書きの原稿を持ち込んで、
それを製版フィルムに焼いてもらいます。
原稿の黒い部分に、細かいメッシュ穴があけられてきました。
ここにインクを通して、、グラフィックを表現するという、
原理としては原始的ではありますが、
わかりやすくて実にお手軽です。


↓版が上がってきました


さて、製版フィルムができましたので、次はキットを準備。
まずはおもちゃのように簡単に組み立てるフレーム。
それからフィルムを挟み込んで固定するためのゴムパッキン。
あとはインクを流すためのスキージーなど、
パーツを集めます。インクは今回はグレー色に合わせてラムネ色をチョイス。


まずは、大きさに合わせてパーツを組み上げます。
次に裏手の溝に、フィルムを挟み込んでいきます。
最初は大雑把な感じでOK。
その上に、二重にゴムパッキンを詰めて、
フィルムがしっかり張りがでるように固定していきます。
インクを上手に乗せるために、フレームの裏に浮きをつけるのも忘れずに。
うむうむ、なかなか簡単。
仕上がった版をTシャツに当てて、
位置をマステでバミったら準備完了!


↓いざ


↓アタリを付けます


Tシャツに版を乗せ、そこに十分なインクを流す。
それをゆっくりとスキージーで上から下へと流していきます。
そして念押しでもう一度スキージーを立てて、
余計なインクを落とすような感覚でなぞれば
あっという間にプリント完成!
細かい、濃淡の表現もばっちり出てるし、
小さなフォントも潰れずに再現できてる!
スゴイ!
細かく版を分ければ多色刷りも可能らしい!
こんなお手軽でいんでしょうか。楽しすぎる。
レトロ印刷さんでやれば、
1日作業代の500円+材料費だけでお財布にも優しいし、
こんなの最高でしょう?


↓いざインクを刷り刷り


↓記念Tシャツ完成!


ついでに、こちらもおなじみとなった缶バッヂづくり。
翌週にお邪魔するカンザス・シティ・バンドの特製バッヂ。
毎度差し入れする一升瓶を入れるサコシュに付けてお渡しします。


↓原画


↓ついでにカンザス・シティ・バンドのバッヂも作る