記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

レトロ印刷通い

土曜日は、いつものレトロ印刷JAMさんに
朝からへ入り浸り。


長女が音楽教室のレッスン中に、
まずは『TOKYO MIDNIGHT』の写真集づくり。
テーマが美しい絶景ではなく、
街の日常を掠め取った記憶の残滓ということ、
しかも夜の闇の粗さが肝心なので、それを表現するには、
ツルツルで光沢のある印画紙ではなく、
できるだけチープな紙に貼り付けるにしたい。
色々思案した結果、先日観たロバート・フランク展で、
写真を新聞紙に印刷したものを展示していたのをヒントに、
クラフト紙にプリントした写真を張り付けようと思い立つ。
それをリングノートのように束ねて一冊に仕上げようと思うのだが、
リング幅の加減で作品を一冊にまとめ切れない。
ならば、WEB版で3つのテーマに分けたので、
そのテーマごとに1冊にまとめる。
束も表紙も一見全く一緒にして、
リングのカラーだけが違う3つで1セットいう形式の作品に仕上げたら面白いかなと。
とりあえずリングノートの形に本を成型したところまで。


昼前に娘をピックアップして、お昼ご飯を食べたら
再び舞い戻って、今度はスリマッカをやりまっか。
娘に手伝ってもらいつつ、なんと7色刷りに挑戦。
製版フィルムを細かくマステで目張りして、1色ずつ刷り刷り。
なかなか難易度の高いスリマッカに、
スタッフの皆さんも興味津々でした。
娘に手伝ってもらいつつ、どうにかこうにか。
どんな風になったかは、またそれが成就してから公開しますが、
我ながらよく頑張った!
しかし、インク買取7本は出費がでかい!
でも次からはインク持参でできるから、初期投資と思えば。