記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

初めての清滝峠チャレンジ

日曜日。
お天気があまりよくなく当初予定していた遠征は中止。
昼になっても空模様は微妙だけど、
家にこもっていてもつまらないので、
長女と近場のツーリングに出かけます。
四条畷の谷口さんのところにでもお茶しに。
娘も久々の自転車にウキウキ。


自宅を出発し、毛馬閘門をかすめ、
いつもの城北運河沿いを走る。
そのまま鶴見緑地を横目にR163を進む。
裏道を伝って三ツ島からは第2京阪沿いの道。
娘さんも快調!


↓ひさびさのツーリング


だんだん生駒山系が近づいてきて、色々娘に景色を解説。
近くにお父ちゃんが練習してた坂道があるねんと話していたら、
興味を持ち出し、それならダメもとでいっぺんトライしてみるとなり、
中野ランプへやってきました。


関西のローディーにはおなじみ過ぎる清滝峠TT。
ヒルクライムの登竜門であるこのコースは、
距離3.2km、標高差218m、平均勾配6.7%、最高斜度10.3%、
序盤の急坂から終盤の緩勾配のつづら折れにつながる
ビギナーコースです。


これまでも娘はアワ1の際などに、
坂道で粘り強さを発揮して、坂道ねえちゃんと呼ばれてきましたが、
本格的なヒルクライムは初。
小学女子の体力的にもそうだし、
アルミ製キッズバイクの重さ(自分のフィブラ君より重い)や、
ビンディングペダルじゃないという事も考えると、
まず足つきなしではゴールできないだろうけど、
速さとかも含めて無視して、
とりあえずチャレンジで行けるところまで。


↓中野ランプ


身支度を整えて、いざスタート。
序盤からすでに一番軽いギアをチョイスし、くるくる回していきます。
ドンツキまで登って、高架をくぐるわずかの平坦では休憩走り。
そこからの急なスロープは
立ち漕ぎダンシングを見せて、しのぎ切ります。


↓清滝峠TTスタート!


1つ目の信号は無事クリアするも、
本線のところまでのストレートが結構急で、
最初の関門。
たまたま通りすがりの地元の年配の方が沿道から
お嬢ちゃんガンバレ!をいただき、
娘も力が入ります。
2つ目の信号も捕まることなく、通過。
ここも少しだけ斜度が緩むので、
次の急勾配に向けて温存しながら走ります。


↓序盤のきついところ


↓信号はクリアに通過


ここから最も勾配のきついホテル前までの正念場。
路面の轍もうっとおしく、ヨロヨロとペースが落ちますが、
必死の形相で、ペダルをこぎ続ける娘。
後ろから見守りながら、声をかけます。
途中、何人かローディーさんが下ってきて、ガンバレコール。
真っ赤っかな顔をしながらも、その声に反応して、
力強くペダリング
ホテル前を通過し、
ほんのわずかだけ斜度の緩む区間でペースを落とし、
クリーンセンターまでの急坂もどうにかクリア!
ここまで来たら、後は緩い斜面がダラダラ続くだけなので、
足つきなしでのゴールが現実味を帯びてきました。


斜度が一気に緩んだことで、娘もひと段落したようで、
声かけにも言葉を返しながらくるくると進みます。


↓つづら折れ区間まで来た!


あとはゼブラカーブをいくつも抜けて、
ラスト雑木林の先からのストレートをこなして、
交差点で無事ゴール!!
まさか、まさか、足つきなしで登りきってしまうとは!!
恐るべし娘です。
いやあ、根性あるわあ。
残念ながら再婚を付けていないので、
精密なタイムはわかりませんが、時計で測って21分台。
立派立派!!
娘も相当自信になったようで、やったやったと大喜び。
いやあ、ひいき目抜きでスゴイ。
がんばりました!


↓清滝峠


↓交差点でゴール


↓恐るべし!


しばし休憩ののち、再び大阪側へ下りますが、
なかなかの急斜面なので、
時折休憩をはさみつつ慎重に下りました。


↓慎重にダウンヒル


そこからすぐの谷口さんとこ(別記事)で休憩させてもらってから、
再び同じ道をトレースして帰宅。
またひとつ娘が大きく感じるライドでした。


走行距離:38.9km
TOTAL:189.5km


↓走行ルート