記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

夢叶う!憧れのキアプッチに会う!

土曜日。
かつてTVの前で「Allez!Allez!」と
必死で応援していた自転車少年の大きな夢が一つ叶いました。
な、な、なんと、山岳王の名をほしいままにしたイタリアのレジェンド、
クラウディオ・キアプッチさんと一緒に淡路島でライディング!!!
まさかまさかアンビリーバブル@@@
興奮冷めやらぬ!!


キアプッチさんは、80年代後半〜90年代前半にグランツールで大活躍した名選手で、
同時代のライバルとしては太陽王と称されたミゲール・インデュライン
無冠のアルカンシェル、ジャンニ・ブーニョ、
史上2人しかいないトリプル・クラウンを達成したステファン・ロッシュ、
元祖アメリカンのグレッグ・レモンといった
錚々たるスターたちと激闘を繰り広げてきました。
グランツールの総合優勝は残念ながら達成できませんでしたが、
ツール山岳賞2回、ツール総合2位2回、ジロ山岳賞3回、
ミラノ〜サンレモ1991優勝など輝かしい成績を残し、
山岳ステージで何度も繰り出される猛烈なアタックや、
大胆不敵なロングディスタンスの逃げなど、実に印象的で魅力的なスタイルで
ディアブロ(悪魔)」というニックネームで人気を博しました。
日本最高峰のロードレースであるジャパンカップでも3連覇を果たしていることもあって
日本でも大変な人気で、自分もその頃からの大ファンでした。


↓Oh!クラウディオ!


カレラCEOのダビデ・ヴォイファバさんも、
元々は70年代に活躍したロードレーサーで、
現役時代「カニバル(人食い)」と恐れられ、
「カンピオニッシモ(チャンピオンの中のチャンピオン)」である
エディ・メルクスとチームメイト(モルテニ)として活躍し、
マリアローザを10日間着用するなど、現役30勝を誇る名ライダーでした。
引退後は、プロチームを立ち上げ、
自チームで使用するバイクを作るため、
ルチアーノ・バラキとともにCARRERAを設立。
その後、チーム監督として、キアプッチやマルコ・パンターニ
イヴァン・バッソパオロ・ベッティーニなどの名選手を輩出、
500勝以上の勝利を獲得してきた名指導者でもあります。


↓カレラの創設者でもあり現CEOのダビデ・ボイファバさん


CARRERAバイクのオーナー限定のイベントのスペシャルゲストとして
キアプッチさんと、カレラの創設者&CEOのダビデ・ヴォイファバさんが来日。
総勢40人ほど、全てのバイクがカレラというレア集団で
一緒に淡路島の北部をライドし、途中、
下りのスペシャリストとしても名を馳せたキアプッチさんから、
2人一組になってダウンヒル講座。
そのあと、CircoloさんにてBBQパーティー
本当にカレラ冥利に尽きる大満足の1日でした。


↓じきじきにダウンヒル講座


↓山の男は海も似合う


キアプッチさんとは下手な英語ながら色々想いを伝えて、
またせっかく来ていただいたので、
何かお礼をと、手ぬぐいを手製してプレゼントしたこともあり、
とってもフレンドリーにずっと話していただきました。
もしタイムマシーンがあって、こどもの頃の自分に伝えれたら、
卒倒するだろうなあ。
いやあ、ほんと、つくづくフィブラ君が相棒でよかったなと
嬉しさを噛みしめておりまする@@
詳細はまた後日。


↓おみやに手ぬぐいをプレゼント(写真のは自分用の試作ver)


走行距離:55.2km
TOTAL:244.7km