記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

Fleche Hiroshima 2019 「俺たち、大海峡またぎ~ズ」 <EXTRA:GO TO ナイスプレイス/14km・30m>&宴

フレッシュ、本編は無事ブログ版も終了しましたが、

実はまだ終わってません!

ので、もうあと少しだけお付き合いを。

 

フレッシュの認定を受けるには、

所定の時間にナイスプレイスというスポットへ出向いて、

認定を受けなければなりません。

それが完了して初めて、フレッシュが完了となります。

 

フレッシュのゴールであるここ安芸灘大橋から、

ナイスプレイスに指定されている

呉市街のホテルクレストまではあと残り14kmです。

時間的にも全然余裕があるので、

ここからウィニングラン…のはずでしたが、

そんな華々しさとははるか遠く、

これまで張りつめていた緊張感やプレッシャーから解放されて、

一気に力が抜けて、全然ペダルを回せません@@@

安芸灘大橋から、R185に入ると交通量が多く、

さっと抜けたいところですが、全然ペース出ない。

仁方の方へとエスケープして、だらだらと進みますが、

日差しがどんどん暑くなり、余計に脱力~~。

再びR185に復帰して、仁万トンネルを歩道で抜けます。

この頃にはもう疲労がすごくて、3人ともほぼ無言。

ただ前進のみを続けるゾンビの如き車列。

広の市街地へ入ると、一気に周りが賑やかになります。

道幅も広くなり、走りやすくなりますが、

ただ茫然と進むのみ。

広大橋を渡り、

その先の休山トンネルを走りやすい歩道でくぐります。

そうしてようやく呉市街へとやってまいりました!

まだ受付時間に早いが、先にナイスプレイスを確認するため

しばらく進んで、ホテルクレストさんを発見。

これで一安心です。 

  

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まだ受付は設置されていませんでしたが、

すでに到着しているほかのチームの方がいて

少しだけお話。

それから我々が本日宿泊するホテルへと移動し、

マシンや荷物をデポ。

ちょうど、わがチームの名物マネージャー?の

うめ奥さんが呉駅に到着するグッドタイミングで、

合流して、そこから駅前のスーパー銭湯へ。

命の洗濯♪

それから昼ご飯も兼ねて早速0次会!

広島と言えばお好み焼きでビールグビグビ。

(しかし実は野菜さんは銭湯の休憩所で寝るというので置き去り笑)

 

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そうこうしている間に、受付の時間となったので、

疲れ切った体に鞭打って、クレストさんへ。

すでにいくつかのチームが認定を受けておりました。

我々もまずはブルべカードとレシートの整理。

ここで1枚でもレシートの取り忘れがあればアウトなので、

ちょっとドキドキしつつ、3人分を無事に確認。ふぃ~。

 

そしてAJ広島のスタッフさんのいる受付へ。

「ども~海峡またぎ~ズ、でーす」というと、

おおおと歓声で迎えていただきました。

フレッシュのエントリーの時から、

何度もやり取りをしているのですが、

その度に、本当に完走できますか?無茶じゃないですか?

このコースは難しすぎませんか?と、心底心配されていて、

よくぞゴールされましたと、ねぎらいの言葉をいただきました。

22hチェックと、ゴールチェックのところは、

写真チェックなのでそれを見せつつ、最後の確認。

ラスト1.5hでとびしま海道をフルコンプしたというと、

これまたとてもびっくりされてしまいましたが、

わかりやすいゴールだったことで、

ラス2h25kmクリア条件も一発OKでした。

いやあ、最後頑張ってよかったよぉ@@

そして無事認定を受け、

おみやに呉名物のメロンパンと、

和歌山の新名物フルジェルをいただきました。

あざーす!!

 

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全チームの認定が終わり、

この後は。ホテル向かいの居酒屋で懇親会。

なぜか予約人数のほぼ倍の人数で、

あたふたしていましたが、

どうにかこうにか宴会スタート。

みなさん、いろんな地点からスタートして、

この呉を目指して24時間走りぬいてきた

偉大なる変態さんです。

それにしても、みな、

激戦を繰り広げてきた直後とは思えぬ元気ぶり。

すごいねえ。

 

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大盛り上がりの宴会ですが、

途中で各チームのプレゼンタイムへ。

やっぱりみな、どんなチームがどんなルートを通ってきたのか

興味津々ですからね。

山口県の見どころを詰め込んだコース、

九州から豊後水道を渡るコース、

四国西予エリアの山間部を縫うドMコース、

関西から一路呉を目指すコース等々、

みなバリエーションに富んだ興味深いコースばかりでした。

さすがにフェリー3回はうち以外はなかったです笑

 

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通常のブルベはゴール後流れ解散で、

長旅をなかなか分かち合うことができないので、

フレッシュの魅力は、

この後夜祭的な感じで行われる宴会にもあるんでしょうね。

ということで、宴もたけなわではございますが

これにてお開き。

 

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さて、わがチームは2次会へ。

呉の夜といえば、中央公園に毎夜開かれる屋台。

そのうちの一軒にもぐりこんで、

呉名物の「がんす」や「鳥皮のみそ煮」などをいただきつつ

千福をば。

〆は牛テールラーメン!!

 

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ということで、呉の夜もしっかりと堪能して

ぼちぼちとホテルまで散歩して帰る。

早速ベッドにもぐりこんだものの、

なぜだか身体がカッカして全然眠れない。

ひどく疲れて、眠気もマックスなのに、全然寝れない!!

今思えば、本当ならこの日最終便で帰阪する予定だったけど、

無理に休みを取って一泊取っておいて本当によかった@@

 

限界まで走って、やりきった疲労が、

嵐のように押し寄せながらも、

その興奮がいつまでもいつまでも冷めず、

辛いけれど充実感につつまれた夜でした。

 

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<EXTRA:GO TO ナイスプレイス/14km・30m>

10:00安芸灘大橋⇒(R185)⇒仁万第1トンネル⇒広⇒

(R185)⇒休山トンネル⇒

11:00呉(ナイスプレイス=ホテルクレシオ呉本通り)