呉さんぽ
フレッシュ翌日。
寝たのか、寝なかったのか、よくわからないまま朝を迎える。
身体の火照りと、全身にズシンとのしかかる疲労をひきずって、
ホテルの朝食へ。
ちょうどうめ夫妻がチェックアウトに下りてきたところでした。
この日のざっくりしたスケジュールでは、
昼にみんなで呉冷麺を食べて帰ろうという話になっていて
それまでは自由行動。
自分もチェックアウトを済ませ、
輪行袋に収納したマシンと荷物を置かせてもらって、
自分もぶらぶらと呉さんぽにでかけます。
歩いていると、早朝から元気な野菜さんがチャリンコで登場。
この日も絶好調の野菜節。
自分はまずはお目当ての土産を買いに。
呉には色々グルメなみやげが充実しているのですが
中でも大好きなのが天明堂さんの「鳳梨饅頭(おんらいまんとう)」。
鳳梨とはつまりパイナップルの事で、
そのソフトクッキーのような
柔らかい口当たりがとても美味しいのです。
百貨店や土産屋さんには降ろしておらず、
ここでしか買えないうえに、日曜定休なので、
前回の試走時には買えずじまいでした。
今回はめでたくゲット。
あと知らなかったのだが、「檸檬」というのもあって、
こちらもゲット。めちゃ旨!!
そこからぶらぶらと町歩きするのだが、
何度も呉には訪れていて、鉄くじらも大和ミュージアムも
めぼしい観光スポットは一通り行っている。
灰ヶ峰にも登っているので、どうしたものか。
店もそんなにまだ開いていない時間だし、
どうしたものか。
11時には呉駅前でみんなと合流する予定だから
1時間もないのだけど、とりあえず港へ行ってみる。
すると艦船めぐりの看板が目についた。
所要時間を尋ねるとギリギリ時間も間に合うので、
それに参加することにします。
なんだかんだまた船に乗るワタシ。
時間となって、船に乗り込むと、
ガイドさんが丁寧な解説をしてくれます。
まずは建造中のでっかいオレンジのタンカーを横切る。
でっかいですねええ。
造船所を過ぎると、いよいよ艦船がずらりと停泊するエリアへ。
しまゆき型練習艦の3番艦「せとゆき」と12番艦「しまゆき」、
長良型の6番艦「あぶくま」、
訓練支援艦「くろべ」、
海自最大の艦艇であるいずも型護衛艦の2番艦「かが」、
訓練支援艦「てんりゅう」などを見ることができました。
時折、隊員がこちらに手を振ってくれます。
そしてその先からは潜水艦エリア。
3隻ほど確認できました。
よく見るとしっぽの部分の形状が異なるタイプが
並んでいるのは確認できましたが、
さすがは最高機密の潜水艦なので、謎の部分が多いです。
ということで、45分ほどのクルーズを終えて港へ帰還。
そのまま駅で集合して、タクシーで某所へ向かったのだが
あいにく定休日@@@@
ということで呉で一番人気のこちら「珍来軒」さんへ。
ちょっと出遅れたかと思いましたが、
無事に一巡目でイン。
ちょっとピリ辛が後を追っかけてくるさっぱり冷麺は
暑い暑い日にピッタリでした。
あとは、みんなそろって呉を出発して広島へ。
そこからは各々新幹線で帰阪。
長いようであっという間だった3日間が終わりました。