記憶の残滓 by arkibito

「マジメにアソブ、マジメをアソブ」をモットーに、野山を駆け、コトバを紡ぎ、歌う。

理科の自由研究

遠征の翌日は、休養に当てようと思っていたのだが、

長女の夏休みの宿題をお手伝いすることに。

 

理科の自由研究という課題があって、

娘が顕微鏡で水の生きものを観察したいと言っていたので

アマゾンで顕微鏡を購入していたのだが、

肝心の水をどこから摂取するか。 

大阪都心には池とか田んぼとかはないし、

河川はあるけど、危険だから水面には容易に近づけない。

 

色々考えたり思い出したりすると、

そういえば淀川の右岸には、

生き物を豊かにするためのワンドが造られていたはずで

そこなら比較的安全に水を汲めるかもしれない。

 

ということで、真夏のカンカン照りの中、

長女と自転車で淀川へ。

 

どうせなら、水の流れのある場所と、流れのない場所の

それぞれで水を汲んで比較してみたら面白いかもとなり、

水の汲めそうな場所を探す。

 

陸橋のたもとに、

比較的本流に近いポイントで水が汲める場所を発見し、

そこで水をゲット。

 

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それからワンドを目指すのだが、

これがなかなかたどり着けない。

何しろ、自分の背丈よりも高いようなアシが生えている一帯を

抜けていかねばならないのだが、

いくつかけもの道に突撃してみても、

ホームレスの住処にしか行けなかったり、

途中で道が立ち消えになったりして、迷宮。

何なら前日の山歩きよりもアドベンチャーだったかも。

(野犬注意の看板も怖い…)

そうしてどうにかこうにか、ワンドにたどり着くころには、

汗びっちょり。ヘーヘー。今日は休養のはずだったのだけど…

そうして、どうにか淀みの水をゲット。

 

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持ち帰って、早速比較実験。

ペットボトルを並べてみると、水の色が違います。

早速シャーレに数滴落として、顕微鏡で確認。

そんな精密な製品ではないので、解像度が高くないので、

はっきり何かまではわかりませんが、もにょもにょ動いてる。

水を変えて、やってみると、

明らかにそのもにょもにょの数が違います。

 

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写真で見てもちょっとわかりにくいけど、

どうにか発表にはまとめられそうです。