九十九里泳ぎ
アンサンブルズ東京のリハーサルを終え、
(ある人に会う用事があったので)その晩は千葉に宿を取る。
せっかくの遠征で、とんぼ返りではもったいないので、
この機会に抱き合わせで、こちら方面で遊ぶことにします。
いつもは都内で行われているイベントや展覧会だったり、
帰りがてら登れる山を目指すのだが、そればかりでも面白くない。
長女と何がいいかなあと相談して、
ひさしぶりの海水浴に出かけることにしました。
色々と事前に下調べをして、
どうせならと外房の九十九里浜へ向かうことに。
千葉駅から外房線に乗り込み、
駅前のロータリーから出るバスに乗ります。
当日は平日だったからなのか、お盆明けだからか、
他に乗客はおらず。
20分ほどバスに揺られて西之町というところで降りる。
すっごく暑い!!
すぐ先にファミマがあったので、ドリンクなどを買い込んで、
そこから10分ほどまっすぐな道を進みます。
ここは九十九里有料道路の一番北の端に位置する場所で、
長い長い九十九里浜の中でも人気が高い片貝海水浴場。
広~~~~~い!!
果てしなく続く海岸に、果てしなく広がる大海原。
外海のスケールはやっぱりすごい!!
日差しに焼け付く白砂を踏みしめながら、まずは海の家へ。
平日でまばらだからか、おっちゃんお安くしてくれました。
大荷物をロッカーに押し込み、それから水着に着替えて、
いざ!いざ!
水際に必要最小限の荷物とサンダル、メガネなどを置いて、
波打ち際へ。
ひ~んやりと気持ちいい!
それから徐々に海へと入っていきます。
遠浅で腰くらいまでなのだが、
外海でそこそこの波がザバーンザバーンと押し寄せてきます。
浮き輪も何も持ってきてないのだけど、
ただ長女と二人、キャッキャとはしゃぎながら、
押し寄せる波にぶつかってるだけでも全然楽しすぎる!!
10回に一度程度で、大波がやってくるのだけど、
それにモロにぶつかっては岸へ戻され、
また次の波へと立ち向かう。
ただそれだけなんだけど、
長女が満面の笑顔で楽しんでいる様子を見て、
たまには海もいいなあとしみじみ。
帰りの時間があるので、あまりゆっくりはできなかったのだけど、
到着してから約4時間、
小休止以外はずっ~~~と海に入りっぱなしで存分に楽しみました。
海の家に戻り、シャワーと着替えをして、
ちょっと遅めのお昼ごはん。
それから再びバス停まで歩いていって、時間通りのバス。
東金~大綱~千葉~東京と電車を繋ぎ、
新幹線の中ではさすがの爆睡で帰阪しました。
思い返してみれば、長女がまだ3,4歳の時に、
一族全員で南あわじの海水浴場に遊びに行って以来の海だから
彼女にとってはほぼほぼ初めての海水浴。
この夏のとっておきの思い出になったようで本当によかった。
しか~し、このあとが大変。
焼け付く海岸で肌を露出していたらどうなるか。
ガンガンに紫外線を浴びて、真っ黒を通り越して真っ赤っか!!
普段登山で日焼け離れているからと甘く見ていましたが、
海焼けが半端ない!!
特に参ったのは、肩から首にかけての日焼け。
ここは山の時は焼けない箇所なのだが、
半日でガンガンに焼けて痛々しくなってしまって、
そこにどっさりと遠征のあれこれを詰めたザックが食い込んで、
かなり痛い!!
そのせいでかなり熱を持ってしまったり、
ぼろぼろ皮がめくれていったりなかなか大変でした。